というタイトルだが、私はハワイに行ったこともないし、ハワイの音楽も全く詳しくない。

話はさかのぼって、先日の日曜のこと。
昨年10月に書いた、初めて「鳥和可」へ行った時のブログにコメントがきた。
“Kuni Matsui “さんという方で、店主若山氏の幼馴染らしい。
で、現在ハワイ在住とのこと。

2010年10月16日のブログ

月曜にその話題をもって「鳥和可」へ。
おお!懐かしい!そうだ、彼はハワイへ移住したんだよ。
なんて話で盛り上がる。

ブログのコメント中に
「ハワイでOhtaさんにくっついてUkuleleやってます」
というのがあるものの、
二人で「おおたさん」って誰?

調べました。
Herb Ohta またの名を Ohta-San。
ウクレレ会の大重鎮であった!
ああ、自分たちの無恥さ加減に反省・・・。


さすが、ウクレレ界の第一人者だ。

その二日後のこと。
またしても「鳥和可」にてハワイ話で若山氏と盛り上がるところへ、一人の一見の客が。

日本語がちょっと片言っぽい。
が、東洋系の顔つき。

ちょっと話しかけてみる。
「どこの国から?」

「ハワイデス!」

!!!!
なんとまあタイミングのよいこと!

「シリアイニコノミセノコトキイテキマシタ」

思わず若山氏が「知り合いって、まさか・・・・・」

「ソー、マツイサンデス」

!!!!!!!
すげえ~タイミング!!
「お名前は?」

「タイラデス」

「平?平良?沖縄の人?」

「ワハハ、ノーノー、タイラーネ、ヨクイワレマスヨ、ワハハ」

で彼はイギリス人と日本人のルーツを持つ、タイラーというまだ30歳すぎの青年。
日本にも留学していたそうなので、殆どの日本語会話はOKだ。
で、楽器屋さん兼ミュージシャンとのこと。

ハワイのいろんな話を聞き、ムチャクチャ盛り上がる。
タジ・マハールもウイリー・ネルソンンも、今やハワイ在住だそうだ。

帰宅して調べた。
タイラー・ギルマン氏 (Tyler Gilman)
この名前でググれば、かなりヒットします。
日本にも楽器の買い付けや演奏で多々来日しており、神田に定宿があるそう。
次の来日でも会えるかな?

これが彼の勤務するハワイ最大級のミュージックショップ。

PUA PUA

そして Youtube にもあったよ!


なんか、歌がとっても素敵!


なんだ、 BLUESもやってるじゃん!

ちなみに最初に出てきた Matsui さん。
タイラーの話では、彼もハワイではかなりのウクレレ奏者だそうです。
海の向こうから、たまにはこのブログも覗きに来てくださいね!


Mr.wakayama and Mr. Tyler Gilman
最後に若山氏とタイラーの2ショット。


木曜の夜、仕事も何とか終わり事務所を出る間際に、ちとwebを閲覧。
すると・・・中村とうようさんの死亡記事が。
しかも、自殺・・・・・。

いい意味でも、悪い意味でも、たいへん影響を受けた方だ。

中学、高校の多感な時期に、歯に衣を着せぬ音楽評はちょっとした凄みを感じた。

ブルースだけでなく、ジャンプやジャイブがこれだけ日本で定着したのはとうようさんの功績が大きい。
TBSラジオの「11-30ブルース」、一生懸命聞いた。
もちろん、アフリカをはじめとする第3世界の音楽の造詣も深かった。
新宿住友ビルでやってた芸能山城組の「ケチャ祭り」も行ったなぁ。

1974年、ブルースフェスティバルを始めたのもとうようさんの力。
最盛期のファニア・オールスターズも呼んでくれた。

1969年創刊の「ニューミュージック・マガジン」(現「ミュージック・マガジン」誌)。
たぶん読み始めたのは創刊4年目くらいからか。
それまで読んでいた音楽誌と明らかに視点が違っていた。

ブルースをはじめとするブラックミュージックの数少ない情報源であり、「とうようずトーク」という独特のコラムは毎号の楽しみでもあった。
古本屋でバックナンバーを探して歩いたのが懐かしい。

たぶん、業界では敵だらけだったと思う。
当人、そんなことは全く気にするような方ではなかっただろうが。
それだけに、自殺というのがよく判らない。
もう79歳だったし。

今回、とうようさんの私財が武蔵野美大に寄贈されていたことを知った。
たぶん、すごい量と質なんだろうな。
とうようさんのコレクション音源を基にLP化された曲も多いはずだ。

世間では渋谷陽一氏との論争が有名だが、個人的には日暮泰文さんとの「B.B.KING論争」が懐かしい。



レコードコレクターズ創刊号この雑誌、1982年4月発刊なのに、なぜか堂々と「1981」の文字が・・・・。



創刊号のキャブ・キャロウェイ特集創刊の頃はホント濃かった。

残念だ。

合掌。

暑い・・・・。

「熱い」と言った表現のほうが合ってるかも。

まだレコードプレイヤーも購入していない。

こまったよ。。

先週のこと、隣の課の先輩が退社するので、その取引先を私がやることになってしまった。
だからぁ!まだこの部署に来て1年も経ってないっちゅうのに、そんなに仕事をふられてもねぇ!

なにやら、やたらと書類作りが細かい。
ああ、夏休み取れるんだろか・・・・。

で、昨日の土曜も出勤。

某内部監査があるとのことで、久々の土曜出勤である。
が、これは簡単に終わってしまったので、もう「H高屋」にて同僚3人と昼食と呑み会を兼ねる。
いやあ、昼間のビールは旨いね!

じゃんじゃん飲み食いしてラーメンで〆る。
これで4人で1万円。

15時に店を出ると、夏の陽射しの厳しいこと。50メートルも歩くと涼を求めて2軒目に。

いやぁ、今日は呑むために出勤したようなもんだ。

お、そう言えば今日は岡地曙裕氏がJIROKICHIでやるって言ってたな。
夕方になったので、中央線に乗り込む。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・あ、豊田だ。

昼間っから、酔っ払いの乗り越しである。

そして、戻る。

JIROKICHI
開演時間に少々遅れたが間に合った。

こんな面子のライブである。

プロレス仲間の芳江姐さんも来てる。

立ち飲み姿がとてもよく似合う。


ヒロナリむちゃブリセッションオープニングはダーティダズンの”My Feet Can’t Fail Me Now”。
いいねいいね、ニューオリンズはイイネ。

写真、ぶれてしまった。
ひたすら呑み続けて、手の震えは止まっているはずだが。

気づくと、もう24時近い。

ああ、11時間呑み続け・・・・意外にこの歳にして、たいしたもんだと自分を褒めたりして。。。。。

前回のブログで、スティーヴィ・ウインウッドの話題が意外に反響があったもんで、久々に聴いてみるかな、とレコードをターンテーブルに載せてみたら・・・。

あ・・・・・・・・・・・。

壊れたらしい・・・・・・・・・。

最悪である。

かんたんにデジタル化出来ると言う言葉に騙され(?)、3年半ほど前に購入したレコードプレイヤー、かなり寿命は短かった・・・・。

2008年3月14日のブログ

やはり、こういうバッタもんでレコードを聴こうという姿勢がいけなかったのか。
切羽詰まったことに、私はCDを殆ど持っていない。
たぶん、5、60枚ってところか。
必然的に、ターンテーブルのない生活は音楽の乏しい生活に直面する。

ここはひとつ、同じような楽にMP3化できるような安い機種を購入して、その場をしのぐしかなさそうだ。

CDは紫の煙を噴いて粉になってしまう!
と、真剣に周りの者に吹聴していた25年前。
あああ・・・・・・。

まあ、そのCDも、いまや過去の遺物になりつつあるわけだが。

話、変わって・・・。

先日、秋葉原にある「〇きばお~」のWeb サイトでカセットテープをかんたんにデジタル化する機器を見つけ、同僚のHちゃんに教えてあげた。
これです。
何と3,000円だ。

早速これを購入したHちゃんが、「どうもウチのパソコンと相性が悪く、インストール出来ないんだよ」ということで、譲り受けてしまった。
私は”Sound It”というツールでデジタル化しているのだが、これは楽だ。
なにしろカセットテープ入れてUSBでつなぐだけ。


P7030116_R
しかし・・・・。

安っぽい・・・・・。

スクワイヤのギターより、安っぽい・・・・。

同じ轍を踏む予感・・・・・・。


P7030134_Rしまった、本当はスティーヴィー・ウインウッドの話で〆る筈だったのに・・・・。

”TRAFFIC - WHEN THE EAGLE FLIES”
ちょうど、このアルバムが発表されたのは、トラフィック初来日のチケットを購入した頃。

37年前のお話。

先週、久しぶりに仕事も楽勝の金曜。
ここしばらく、毎週金曜は遅くまで残業だったが、定時終了の金曜日。
ましてや、給料日の金曜日。

やはり神田に勤める”北千住のクラプトン”こと、マルちゃんと久々に呑む。

南口ガード下の「おかってや」。
ここは刺身がうまくて安い。
いつも満員だが、ラッキーなことに入れた。

ウナギの肝、旨かったね。
中トロ、270円って信じられる!?

刺身と呑みモノは270円均一なのだ。
たらふくイッてしまいますね。

お、まだギリギリで「鳥和可」に間に合うかな?
二人で向かってみる。

途中の裏道で見たことあるようなフラフラの酔っ払いオジサンに遭遇。
立ちションするところだ。

おおおおっっと!会社の先輩Sさんじゃないっすか!
黙って素通りするのが礼儀っちゅうものでしょうが、酔っ払いに礼儀なし。

思わず声掛けてしまった。
びっくりするSさんをしり目に、逃げるように鳥和可へ。

かなり泥酔気味だったけど、憶えてるかな?
う~ん、一人であんなになるまで呑んでる姿は、普通は見られちゃうと恥ずかしいもんだよな。

鳥和可で1杯飲んで帰宅の途に。
ちょっと遅いが、まだ電車はOK.

が。。。。

山手線止まった。

即座に中央線を選択すれば良かったのだろうが、マルちゃんも一緒だったので何となく山手線で・・・・・。

池袋着、1時。

案の定、西武線の入り口は閉まってる。

冷静に冷静に。
西武線が乗れなかったのは、JRが動いてなかったから。
そう、責任はJRにあり!

山手線の改札へ再び。

やはり同様に考えていた人たちがいた。2、30人が駅員を取り巻く。
しばらくすると駅員に動きが。

こちらへお願いします。

P6250131_Rこんなものが準備されてた。
わざわざこんなモノがあるということは、良くある「話」ということなんだな。
最初から言えよ!
自費でタクシーで帰った人も多数いるはず。

列の前から4人ずつ、普段は職員しか通れないと思われる場所に案内され、ちょうどJRと西武線の間に出てくるとタクシーが大挙待っていた。
なるほど。。。。

JRのトラブルで、西武池袋線&東武東上線に間に合わなかった場合、こういう手があるようです。
焦らず、まず駅員に詰め寄りましょう。

あ、いけね、音楽ネタがない!

マルちゃんと呑みながら、クラプトンが年末に来るねえ、なんて話を。
スティーヴィー・ウインウッドは1度は生で見たいところだが、C万超えはちょっと・・・ねえ・・・・。

石神井警察突然の石神井警察。

いとう!

なにやったんだぁ~っ!!

誤解です
いえいえ、その裏にある免許更新事務所へ。

5月15日に誕生日を迎え、明日こそは明日こそはと思いつつ、ついに期限の6月15日に滑り込み。

午前中に半休を取得して、久々のゴールド免許復活である。
まあ、車に乗る機会もずいぶん減っちゃったけど。。。。


ランチメニューその日のランチは「鳥和可」。

金欠で、しばらく呑みも自粛中だったので、ランチタイムに顔見世。


ピリ辛ごまみそ丼前回は1番のお薦め「きじ丼」を食したので、今回は「ピリ辛ごまみそ丼」。

ごはんのボリュームもなかなか。

神田界隈にお勤めの方。
お薦めですよ。


かぶきふぁみりぃ突如、呑み屋のつまみが・・・・。おいおい、呑んでる場合じゃないだろ?
いえ、この日の夜は以前から楽しみにしていたのだ。
資金も事前に確保済み。
けして「ペテン師」ではありませぬよ。
今回は写真がありませんが、グレート・カブキさんの店へ行ったのである。

岡地さん、芳江姐さん、八潮姐さんと。
うん、いつものメンバーね。


座談会そして・・・・
先ほどまでインターネットテレビなるモノを鑑賞。

福島県郡山から実況生中継!!!

DOMMUNE (ドミューン)

岡地さんに番組のURLは事前に教えてもらっていました。
前半1時間半のトークタイムは岡地曙裕・長見順夫妻に「なまず亭」のジョニー、そして・・・・。
遠藤ミチロウさん!

トリオ
21時間から2時間はライブ配信。

このトリオってあり得ますか!?

TBSが取材に来てたらしいけど(「報道特集」らしい)、歌詞は放送禁止用語の雨アラレ。
おそらくライブ方はほとんどオンエアなしだろうなぁ・・・・。

順ちゃんまで、かなりヤバいステージトークにこちらがハラハラ。


ミチロウさん
遠藤ミチロウさん。

もう「スターリン」の印象しかないんだけど、アコースティックギターになっても過激さは変わらず。

ちょっと・・・・久々にガツン!と凄みのあるミュージシャンに遭遇したって感じ。

歳なんて、関係ないんだね・・・。

Mamlish という戦前専門のブルース・レーベルがありまして、なかなかに濃厚でした。

Mamlish Records Discography


Hard time blues (mamlish 3806)戦前モノ、最近トンと聴かなくなってしまったが、このLPはなかなかのオムニバス。

タイトル曲と「カリフォルニアの砂漠のブルース」を唄うレーン・ハーディンはちょっと不思議な声のブルースマン。ギターも独特。
その他、ピーティー・ウィートストロー、ヘンリー・タウンゼント、チャーリー・ジョーダン等々なかなかに興味ある内容。

大恐慌下のブルースナンバー、多々あるものの、伊藤家ただいま”Hard Times”につき、久々にこんなレコードを聴いてしまった・・・というオチ(涙)

それにしても、凄いジャケだな。。。。