2017年3月の投稿

今年で4回目となります”Berry伊藤&DEW DROPPERS”のライブ、今回も満員札止めの大盛況にて終わりました。
ご来場の皆様、そしてお店のスタッフの皆様、ありがとうございました!
このバンド、だいたい半年前くらいからスケジュール調整に入りますが、今回は当バンドの華であるLEOさんが音楽活動休止中の為に前途多難なスタートでありました。
しかも個人的な話では、私自身が夏に入院~手術という大事件が勃発。
どうも手術時に麻酔で気付かないうちに声帯を痛めていたらしく、退院後はどうも声がイマイチな状況。
え~!これで2ステージ唄うのは死んでまうやんけ!
ここで考えたのはLEOさんに替わる唄える人のゲスト出演。

で、そんなこんなで昨年11月の某日、中野の某ブルースバーで呑んでいると、相当に酔っぱらった2名のオジサンと遭遇。
そのうちの一人は、もうかれこれ40年近いお付き合いの吾妻光良さまでありました。
その日のブログはこちら
既に他店でワイン3本呑み干した後の4本目のワインでほぼ酩酊状態でしたが、
「吾妻さん、3月11日って空いてる?」
「おうっ!空いてる空いてる、かんかん還暦!」
「じゃ、DEW DROPPERSにゲストってどうっすか?」
「おうっ!おっけおっけおっけー!」
見た目も実際も大変な酔っ払いでしたので、すぐにスマホのスケジュールに入れてもらい、帰り際にも
「吾妻さん、3月11日になんか予定入ってるかな~?」
「おうっ!ちょっちょっと待ってくれ、見てみる。ん~、デュードロッパーズってのが入ってるな、なんだろ???」
まあ、予定に入ってればOKだろう。っつうことで後日メールを入れたわけです。

「ワイン4本呑んだ翌日の役員会は如何お過ごしだったでしょうか?他人事ながら少々気になりました。
で、スケジュール表を見て『ん?3月11日ルースター?なんだっけ?これは?』
頭の中に『?マーク』が連呼されている可能性もありますので再度確認です。
あなたは、この日は”DEW DROPPERS”のゲストなんですよっ!!!」
以上、原文のまま。
そして返信が
「いやあ、伊藤さんも慧眼ですなぁ。見事にこりゃ何だ?化しておりましてですねぇ・・・・(以下続く)」
以上、原文のまま。
結果的に岡地さんに確認して「あ~そうだったのか~」ということになっていたようです。

で、吾妻さんへの年賀状には「大人はワイン2本まで!」と捨て台詞のように書いて送った次第でありました。
まぁ、この一言も後につながる重要なキーワードになるのですが(笑)

2月の後半にリハ2回行い、年イチですっかり過去のことなど記憶にありませんが、さすが4回目となると何となくバンドらしくなっており意外にあっさりクリア!
記憶にない箇所も、SAXのバリー伊藤さんの古文書から発掘させて頂きました。
唄も意外に歌い切れたので、おお、こりゃ大丈夫かな、などと甘く考えていたのがいけませんでした・・・
どうしても本番はアドレナリンが上がりますので、力量以上に勢いがついて頑張れちゃうのですが、飛ばしすぎもあるので結局息切れ(涙)
ただ、救いの神もいましたので助かりました!

さて、文章が長くても嫌われてしまいますので、毎回お世話になっている「東京ブルースシーンと集合写真を撮らせたら天才!」のFujiyama先生の写真もご覧ください!




リハです。
吾妻さんは当日ぶっつけですので、お店に無理言って16時入りにしてもらいました。
が・・・・・
正味1時間程度で終わってしまい、皆さん心は前呑みへ。
ルースターさん、早く開けてもらったのにゴメンナサイ!



現場監督風情の吾妻先生(笑)

リハが終わったらどこへ呑みに行こうか考えているとしか思えません。



今回はニューオリンズものなので会場練り歩きありですので、吾妻さんにはワイヤレス持参をお願いしました。
以前、Swingin’ Boppers ビルボード初登場の時にワイヤレスをお貸したのですが(2014年11月21日のブログ)、その後に自分で¥11,000の安物中国製ワイヤレスを購入したとかで、お持ちいただきました。
が、さすが中国は広い!中国4,000年の歴史のせいかどうかわかりませんが、弾いた瞬間に音が出ません。
コンマ何秒か遅れて音が出ます。気持ち悪さは最高!(笑)
ちなみにイタリア製のこのギターも怪しい。


Fujiyama先生曰く
「リハはお客さんがいないから取り易くて良いわ!わっはっは!!」
まぁ、ふだんのライブは客席はリハと同じようなものですが(-_-;)

が、この日は開場前には予約で満員札止め!
生きててよかった(笑)




ルースター演奏前の軽食?は、近所の「ぎょうざの満州」であります。
西武線沿線に死ぬほどあるチェーン店です。
唄う前ですので、餃子は少量にて、大人は紹興酒は2本まで!

吾妻氏、岡地氏、小町氏とは、その昔ほんとに良く呑みました。
もう30数年前の話ですが、歳とると昔話に花が咲きます。
伊豆の北川温泉に行った時の懐かしい話とか・・・
一緒に風呂入った話とか(笑)




さあ!オープニングのインストに続き、恒例の「客席徘徊からの登場」です。
そもそもこれは、吾妻さんのビルボード初登場のの時の登場スタイルをパクったもの。
ビルボードでは映えますが、ルースターではちょっと笑いを誘います(^_^;)




“Mr.鳥和可”若山光一郎のピアノ弦ミュート奏法も登場!



左から小町正明、伊藤”Barry”雅之、岡地曙裕。
小町さんの「天の羽衣」風情衣装は、いつものように奥様のタンスからくすねてきたものです(笑)



これは第2部登場シーン。
吾妻選手も客席から登場!
写真はありませんが、入り口のドアから背面T-BONE奏法で登場しました。
これも笑いを誘います(笑)



先ほど書きましたが「大人はワイン2本まで」との言葉にインスパイアされた吾妻光良氏の新曲。
その名も『大人はワイン2本まで』(同じやんけ!笑)

Swingin’ Boppersで演るまえにトライアルで初披露でした。
なかなか茶目っ気の効いた曲です。
今度唄わせてもらおうかなぁ~



よく考えたら、吾妻さんとオフィシャルなライブで共演するのは30数年振りだったりして・・・
年月はあっという間に過ぎ去りますね。

そう!かつては”Chicken Sink”というバンドを吾妻さんとやっていたこともありました。
ライブ数回で沈没したのは、吾妻さん本人の名誉のために墓場まで持って行きたいと思います。



DEW DROPPERS名物、小町正明氏の祭囃子笛吹童子奏法!

いつの間にか、衣装は祭りハッピに変わっております。



負けじと吾妻選手も客席徘徊。
あ、吾妻さん曰く「トルバドール・スタイル」っちゅうんだそうです。

ルースターの階段上って、外まで行っちゃいました。



さあ、大団円の”Down By The Riverside”。
普段はLEOさんが唄いますが、今回は私がチャレンジ。と言いつつ、久々にたくさん唄ったので、もう限界です。
が!会場に「ねずみ男」こと町田謙介氏がご来場!実は彼にはDEW DROPPERSのロゴを作ってもらったのでありました。
バンド名の命名者吾妻さんと共に、この日は当バンド所縁のお方登場、ということで唄ってもらいました!
さすが!物凄い声の塊でした(笑)




そして町田選手も加わって、客席徘徊、じゃねえや「トルバドール・スタイル」。

町田さんも古い友人で、なんか懐かしい夜になっちゃいました~!



さてさて、アンコール頂きました!
今度は客席から山室俊介さんを引っ張り上げましたっ!(笑)
実は山室さんは吾妻さんの高校の先輩であります。
その昔、JUKE JOINT BLUES BANDというバンドにおりまして、え~私がまだ中学生だったかもしれません(笑)
東京ブルース界の黎明期を彩ったお方でございます。
しかもダンディです!!




おお~!山室さんも場外乱闘!じゃなく客席乱入!!



さあ、最後に恒例の集合写真。



飛入り乱入の皆さんも入ってもらって、全員でもう一枚。

あ~!楽しかった!!


当日のセットリスト

吾妻さんのHP