2011年7月の投稿

先日、自らの命を絶った中村とうようさん。
あの膨大なコレクションは一体どうなるんだろう、などと思っていいたのだが、実は武蔵野美術大学にすべて寄贈されていた。

しかも今月初めの7月4日から、大学の美術館で「中村とうようコレクション展」が開催されていたのを知った。

武蔵野美術大学、美術館のホームページ

この開催期間中の自殺というのは一体何だったんだろう?
凡人には、ちょっと理解できないところ。


鷹の台駅
で、昨日行って来た。

西武国分寺線というローカル線の鷹の台駅だ。

実は、嫁の母校であり、何回も行ったことがある。


武蔵野美術大学
でも、徒歩は初めてか?

直射日光の下、約20分間の散歩。

結構きついねえ。。。。。


フラッグ
校内に入ると、このようなものが。


展示室前
美術館の展示室にて開催。

約50点ほどの楽器と、少々のLPが展示されていた。

残念ながら、というか、当然ながら、中での写真撮影はNG。


パンフ
このパンフレット(?)を購入。

これに、展示物はすべて載っている。


親指ピアノ
とうようさんの大好きだった「親指ピアノ」も、もちろん展示。

いろんな種類があるのね。


ロバート・ジョンソン
レコードの展示は、ちと物足りなかったかな。

様々な音楽の一番最後に登場したのが、ロバート・ジョンソン。

原点に戻って「おしまい」。。。。。


玉川上水
帰り道はちょっと遠回りだが、日蔭を求めて玉川上水に沿って歩く。


橋の上から
橋の上から玉川上水をパチリ。


高田馬場「タイム」
さて、これから飯田橋へ向かう。

時間が余っているので高田馬場で下車。

懐かしい中古レコード店「タイム」は、まだ健在。

暑くて喉がカラカラ。

まだ約束の時間には早いが、地下鉄東西線に乗り込む。


かぶき ういず ふぁみりー
そう、ザ・グレート・カブキさんの店、「かぶき ういず ふぁみりー」である。

本日夜の部はプロレス呑み会である。


メニュー
まだ誰も来てないが、我慢しきれずに生ビールを注文。
一気に飲み干す。

「ガッデムポテト」注文。


4等分
その「ガッテムポテト」を4等分する岡地曙裕氏。

「おーい、全然等分じゃないぞー!」
「うるさいっ!ガサツなオレに切らせる方が悪いっ!!」

むむむ、反論の余地なし。


熱い人
熱いよ、暑い!
まさにストロングスタイルの芳江姐さん。

隣席の客に、プロレス道の神髄を熱弁する!

カブキさんも感心されております。

ちなみに、この向かい側では、大阪~東京24時間呑み続け状態の八潮ちゃんが末期症中になっておりました。

さて、今度はブル中野さんの店へ行こうなどという話も出ていますが・・・・・・。

というタイトルだが、私はハワイに行ったこともないし、ハワイの音楽も全く詳しくない。

話はさかのぼって、先日の日曜のこと。
昨年10月に書いた、初めて「鳥和可」へ行った時のブログにコメントがきた。
“Kuni Matsui “さんという方で、店主若山氏の幼馴染らしい。
で、現在ハワイ在住とのこと。

2010年10月16日のブログ

月曜にその話題をもって「鳥和可」へ。
おお!懐かしい!そうだ、彼はハワイへ移住したんだよ。
なんて話で盛り上がる。

ブログのコメント中に
「ハワイでOhtaさんにくっついてUkuleleやってます」
というのがあるものの、
二人で「おおたさん」って誰?

調べました。
Herb Ohta またの名を Ohta-San。
ウクレレ会の大重鎮であった!
ああ、自分たちの無恥さ加減に反省・・・。


さすが、ウクレレ界の第一人者だ。

その二日後のこと。
またしても「鳥和可」にてハワイ話で若山氏と盛り上がるところへ、一人の一見の客が。

日本語がちょっと片言っぽい。
が、東洋系の顔つき。

ちょっと話しかけてみる。
「どこの国から?」

「ハワイデス!」

!!!!
なんとまあタイミングのよいこと!

「シリアイニコノミセノコトキイテキマシタ」

思わず若山氏が「知り合いって、まさか・・・・・」

「ソー、マツイサンデス」

!!!!!!!
すげえ~タイミング!!
「お名前は?」

「タイラデス」

「平?平良?沖縄の人?」

「ワハハ、ノーノー、タイラーネ、ヨクイワレマスヨ、ワハハ」

で彼はイギリス人と日本人のルーツを持つ、タイラーというまだ30歳すぎの青年。
日本にも留学していたそうなので、殆どの日本語会話はOKだ。
で、楽器屋さん兼ミュージシャンとのこと。

ハワイのいろんな話を聞き、ムチャクチャ盛り上がる。
タジ・マハールもウイリー・ネルソンンも、今やハワイ在住だそうだ。

帰宅して調べた。
タイラー・ギルマン氏 (Tyler Gilman)
この名前でググれば、かなりヒットします。
日本にも楽器の買い付けや演奏で多々来日しており、神田に定宿があるそう。
次の来日でも会えるかな?

これが彼の勤務するハワイ最大級のミュージックショップ。

PUA PUA

そして Youtube にもあったよ!


なんか、歌がとっても素敵!


なんだ、 BLUESもやってるじゃん!

ちなみに最初に出てきた Matsui さん。
タイラーの話では、彼もハワイではかなりのウクレレ奏者だそうです。
海の向こうから、たまにはこのブログも覗きに来てくださいね!


Mr.wakayama and Mr. Tyler Gilman
最後に若山氏とタイラーの2ショット。


木曜の夜、仕事も何とか終わり事務所を出る間際に、ちとwebを閲覧。
すると・・・中村とうようさんの死亡記事が。
しかも、自殺・・・・・。

いい意味でも、悪い意味でも、たいへん影響を受けた方だ。

中学、高校の多感な時期に、歯に衣を着せぬ音楽評はちょっとした凄みを感じた。

ブルースだけでなく、ジャンプやジャイブがこれだけ日本で定着したのはとうようさんの功績が大きい。
TBSラジオの「11-30ブルース」、一生懸命聞いた。
もちろん、アフリカをはじめとする第3世界の音楽の造詣も深かった。
新宿住友ビルでやってた芸能山城組の「ケチャ祭り」も行ったなぁ。

1974年、ブルースフェスティバルを始めたのもとうようさんの力。
最盛期のファニア・オールスターズも呼んでくれた。

1969年創刊の「ニューミュージック・マガジン」(現「ミュージック・マガジン」誌)。
たぶん読み始めたのは創刊4年目くらいからか。
それまで読んでいた音楽誌と明らかに視点が違っていた。

ブルースをはじめとするブラックミュージックの数少ない情報源であり、「とうようずトーク」という独特のコラムは毎号の楽しみでもあった。
古本屋でバックナンバーを探して歩いたのが懐かしい。

たぶん、業界では敵だらけだったと思う。
当人、そんなことは全く気にするような方ではなかっただろうが。
それだけに、自殺というのがよく判らない。
もう79歳だったし。

今回、とうようさんの私財が武蔵野美大に寄贈されていたことを知った。
たぶん、すごい量と質なんだろうな。
とうようさんのコレクション音源を基にLP化された曲も多いはずだ。

世間では渋谷陽一氏との論争が有名だが、個人的には日暮泰文さんとの「B.B.KING論争」が懐かしい。



レコードコレクターズ創刊号この雑誌、1982年4月発刊なのに、なぜか堂々と「1981」の文字が・・・・。



創刊号のキャブ・キャロウェイ特集創刊の頃はホント濃かった。

残念だ。

合掌。

暑い・・・・。

「熱い」と言った表現のほうが合ってるかも。

まだレコードプレイヤーも購入していない。

こまったよ。。

先週のこと、隣の課の先輩が退社するので、その取引先を私がやることになってしまった。
だからぁ!まだこの部署に来て1年も経ってないっちゅうのに、そんなに仕事をふられてもねぇ!

なにやら、やたらと書類作りが細かい。
ああ、夏休み取れるんだろか・・・・。

で、昨日の土曜も出勤。

某内部監査があるとのことで、久々の土曜出勤である。
が、これは簡単に終わってしまったので、もう「H高屋」にて同僚3人と昼食と呑み会を兼ねる。
いやあ、昼間のビールは旨いね!

じゃんじゃん飲み食いしてラーメンで〆る。
これで4人で1万円。

15時に店を出ると、夏の陽射しの厳しいこと。50メートルも歩くと涼を求めて2軒目に。

いやぁ、今日は呑むために出勤したようなもんだ。

お、そう言えば今日は岡地曙裕氏がJIROKICHIでやるって言ってたな。
夕方になったので、中央線に乗り込む。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・あ、豊田だ。

昼間っから、酔っ払いの乗り越しである。

そして、戻る。

JIROKICHI
開演時間に少々遅れたが間に合った。

こんな面子のライブである。

プロレス仲間の芳江姐さんも来てる。

立ち飲み姿がとてもよく似合う。


ヒロナリむちゃブリセッションオープニングはダーティダズンの”My Feet Can’t Fail Me Now”。
いいねいいね、ニューオリンズはイイネ。

写真、ぶれてしまった。
ひたすら呑み続けて、手の震えは止まっているはずだが。

気づくと、もう24時近い。

ああ、11時間呑み続け・・・・意外にこの歳にして、たいしたもんだと自分を褒めたりして。。。。。

前回のブログで、スティーヴィ・ウインウッドの話題が意外に反響があったもんで、久々に聴いてみるかな、とレコードをターンテーブルに載せてみたら・・・。

あ・・・・・・・・・・・。

壊れたらしい・・・・・・・・・。

最悪である。

かんたんにデジタル化出来ると言う言葉に騙され(?)、3年半ほど前に購入したレコードプレイヤー、かなり寿命は短かった・・・・。

2008年3月14日のブログ

やはり、こういうバッタもんでレコードを聴こうという姿勢がいけなかったのか。
切羽詰まったことに、私はCDを殆ど持っていない。
たぶん、5、60枚ってところか。
必然的に、ターンテーブルのない生活は音楽の乏しい生活に直面する。

ここはひとつ、同じような楽にMP3化できるような安い機種を購入して、その場をしのぐしかなさそうだ。

CDは紫の煙を噴いて粉になってしまう!
と、真剣に周りの者に吹聴していた25年前。
あああ・・・・・・。

まあ、そのCDも、いまや過去の遺物になりつつあるわけだが。

話、変わって・・・。

先日、秋葉原にある「〇きばお~」のWeb サイトでカセットテープをかんたんにデジタル化する機器を見つけ、同僚のHちゃんに教えてあげた。
これです。
何と3,000円だ。

早速これを購入したHちゃんが、「どうもウチのパソコンと相性が悪く、インストール出来ないんだよ」ということで、譲り受けてしまった。
私は”Sound It”というツールでデジタル化しているのだが、これは楽だ。
なにしろカセットテープ入れてUSBでつなぐだけ。


P7030116_R
しかし・・・・。

安っぽい・・・・・。

スクワイヤのギターより、安っぽい・・・・。

同じ轍を踏む予感・・・・・・。


P7030134_Rしまった、本当はスティーヴィー・ウインウッドの話で〆る筈だったのに・・・・。

”TRAFFIC - WHEN THE EAGLE FLIES”
ちょうど、このアルバムが発表されたのは、トラフィック初来日のチケットを購入した頃。

37年前のお話。