今年も秋はあっという間に通り過ぎ、朝晩はだいぶ冷え込む今日この頃です。
さぁ、11月です。
今年もあとわずか!

今年はライブが残り3本となりました。

フライヤーの写真をクリックすると拡大しますので、宜しくお願い申し上げます~!!!




2025年11月7日(金曜)
荻窪ルースター

https://www.ogikubo-rooster.com/

“THE NG’s 18th Anniversary Show”
open 18:30 / start 19:00
M.C.2,500円 +オーダー

1st (19:00) Swamp Band
2nd (19:45) Tokyo Antique 5
3rd (20:45) THE NG’s




2025年11月13日(木曜)
下北沢ラウン(lown)

https://lown.jp/

“Monthly Live Vol.9″
open 19:00 / start 19:30
M.C.2,500円/予約、3,000円/当日 +オーダー
石川二三夫(hrm)
伊藤正純(gtr,vcl)
guest:Mad Blues Band
石川嘉信 (gtr) 茂木弘(vcl&drm) 土屋徹 (gtr) 鵜沢章 (bas) fumio (hrm)
lown Tel:090-7018-0660(吉田)




2025年12月17日(水曜)
下北沢ラウン(lown)

https://lown.jp/

“Monthly Live Vol.9″
open 19:00 / start 19:30
M.C.3,000円/予約、3,500円/当日 +オーダー
石川二三夫(hrm)
伊藤正純(gtr,vcl)
guest:WCカラス
lown Tel:090-7018-0660(吉田)


先月末(9/28)にリペアで入院していた 1968年製の Framus Carevelle。
10/25に無事退院でございます。
さ~あ、どうかなぁ~




いかにもビザールって感じですね(笑)
安っぽい、と言ってはいけません!
まぁ、たしかに40年以上前に買ったときは、29,800円でしたが(汗)
でも、先日ネットで調べたら、同じ年代・同じ色のモデルが軽く20万円超えで出てましたね(海外のサイトでした)。

なぜこだわるか?って?
いやぁ、中身空洞のフルアコ仕様、軽いからですっ!
おそらく3kg以下です。
歳相応ってやつですね。

ちなみに、335をMONOのケースで運ぶと腰痛になります。。。



ヘッドのロゴは、ほぼ消えかかってます。
上の写真にあるように、ピックガードには辛うじて Framus って読めますね。

ネックジョイントは16フレット。
エピフォン・カジノやギブソン・ES330と同じですが、あちらは22フレット、こちらは21フレット仕様。

あ、それから、私が持っているギターで唯一の「アーム」付!
そんなもん使うんかい?
と言われそうですが、アイク・ターナー聴いてると使いたくなっちゃうじゃあないですかぁ~!



シングルコイル2発!
ハウリング防止のためにポッディング(蝋付け)してガッチリ固定してもらいました。
昔、遊びでピックアップに向かって叫ぶと微かにアンプから声が出てきて、芸の一つとして使ってましたが(笑)、あればしっかり固定されていないダメなピックアップなんだそうです(汗)

ということで、ポッティングによりハウリングはだいぶ軽減されているはずだ、とのことです。
(まだスタジオで音出ししていないのですが)




Fホールです。
むかし初めてこのギターをライブで使用したとき(1984年頃の吉祥寺・曼荼羅でした!)強烈なハウリングが発覚してFホールにガムテープを貼りました(笑)
そう、グランド・ファンク・レイルロードのマーク・ファーナー仕様です!
いやいや、あちらはネックがアルミだったか。

結局、その日を最後にライブで使うことは無くなりました。

数年前、わりと音量の小さい友人たちとのスタジオセッションに持っていきましたが、それでもハウるのでトーンを調整したり、音を更に絞ったり、立ってる位置を変えたり、もう大変だったので、またお蔵入り(涙)




実は、ただのFホールではないっ!
上の写真、一見普通のFホールですが、埋めちゃってます!

しかも中には吸音材も!!
このギター、左のFホールだけなので(右側は穴が開いてないのねぇ~)ここを塞げば中は密室(笑)

逆に言えば、このギターはこの左のFホールとリアピックアップ下にある配線用の穴があるだけ。
中の配線、ポッドなどを引っ張り出すのに相当苦労されたもよう。
(フロントピックアップはボディの上に乗っかっているだけなので、ここの穴は無し)



写真はありませんが、このギターボルトオンの4点留めのタイプ。

実はお蔵入りになっていたもう一つの原因は、ネックの反り(逆反り!)というか、ちょっとねじれ?なので弦高が高くなって弾き辛い。
それも調整して貰いました。
ジョイント部分に木材かまして調整してもらったようです。




ここまで来たら怖いもの無しだぁ~っ!!

ということで、大枚つっこんでリフレット!
安物のギターに何してんだよぉ~、と言われるかもしれませんが、既に市場価格は20万円であります!!
これからの老後人選、軽いギターは必須!

いちおう、SGとかフライングVとか、軽いのありますが、やっぱハコものでしょう(強がり)。

ただ、リフレットのおかげで無茶苦茶弾きやすくなって大満足なのです。




ゼロフレット仕様です。
これって、なんの得があるんだろ???
ちなみにナットも金属製なので、ここで弦が切れたりしないか?

あと、実はこのネック、すごく細いのです。
カマボコ板みたいな強面のネックも嫌だが、あんまり細いネックも実は弾き辛かったりします。
たいして指が長くない私が言うのもなんですが、2弦一緒に押さえちゃったり、1,6弦はビブラートでネックから落ちちゃったり。
まぁ、太くて指がつるよりマシかしら(笑)




数日後、NG’sのリハがあったので持参。
大音量のNG’sサウンドの中、見事ハウリング無し!!!
さすが、凄腕リペアマンの豊嶋氏!!!

ビックリです。
あれほどハウリングにびくびくしてたのに。

これから出番増えそうな予感(笑)


FRAMUSのCaravelleというギター、ご存知の方は少ないと思われます。
古い話で恐縮ですが、40年以上前に当時田無にあったシャーウッド・ギター・ワークショップというリペア工房へ遊びに行ったときの話。
壁に吊るしてあった2本のCaravelleのうちの1本を「収入印紙面倒だからねぇ」ということで、なんと29,800円の安価で譲って貰いました。
この工房の太田信之さんは知る人ぞ知る業界の名伯楽。
メーカーで手に負えない修理品が次から次へと運び込まれるほどの腕前。
残念ながら、約9年前に鬼籍に入られてしまいましたが(涙)
2016年6月9日のブログ

さて、このFRAMUSですがかなり強力にハウるし(初めてLIVEで使った時、焦ってFホールにガムテープ貼った❗笑)、
ネックもだいぶ波打ってきたので殆ど登場する機会もなのですが・・・・
しかしながら思いっきり軽い高齢者仕様なので、意を決して日曜に東久留米のT-styleさんへ持ち込み。
結果ピックアップのボッディングとリフレットという診断結果。
う~む、FRAMUSが2台以上買えるなぁ(当時価格ね)

話は戻り、今は無きシャーウッド・ギターワークショップ。
夕焼け楽団のケニー井上さん、ボブズフィッシュマーケットの敦賀隆さんも遠方からわざわざリペアに出しにきてたそう❗
「こっちは客なのに焼肉奢らされた」とか(笑)まぁ、私も行くときは必ず冷えた缶ビールを持って行きましたが(笑)

さてだいぶ引っ張りましたが(笑)本題です。来月のマンスリーデュオのゲストは、焼肉を奢らされたケニー井上さんで~す‼️
お得な御予約がお勧めです。私かお店まで是非‼️




ネックは逆反り&波打ち(涙)
弦高が高く、ネックジョイントに何かかます必要あるかも~
ちなみにフレットは擦り合わせも出来ないくらい。
おかしいなぁ、そんなに弾いてないのに(40年も経って、今更言うか!笑)



フロントP.U.はボディに乗ってるだけ。
1つしかないFホールとリアP.U.下の小さな穴から作業するしかないのは相当ハード。
P.U.のポッディングとFホールをスポンジで塞ぎハウリ防止の予定。



10
8月

2025年8月、9月のライブ

   Posted by: Masazumi Ito in Live Schedule

2025年8月20日(水) @下北沢 ラウン
【DUO】石川二三夫&伊藤正純 [Manthly Live Vol.6]
19:00 Open
19:30 Start
M.C. ¥2,500(予約) / ¥3,000(当日)+Order
ゲスト:敦賀隆(ex.ボブズ・フィッシュ・マーケット



2025年9月11日(木) @下北沢 ラウン
【DUO】石川二三夫&伊藤正純 [Manthly Live Vol.7]
19:00 Open
19:30 Start
M.C. ¥2,500(予約) / ¥3,000(当日)+Order
ゲスト:小町正明(Bass), 吉原アリンスあやこ(Drm)



何卒何卒、宜しくお願い申し上げます!!!








石川二三夫とのデュオライブ@下北沢ラウンも早5回目!
今回のゲストは、ウシャコダの「狂乱打楽器系鍵盤弾き」の若山光一郎だぁ~っ!!

思えば、この3人によるライブって、実は10年前の7月に行っているのです!!

2015.07.31.”TORIWAKA Blues Night”

10年なんてあっという間、あの時は全員50歳代だったのに・・・

しかしキーボードがいると楽だねえ(笑)
ましてや若山氏だから、ベース&ドラム兼任みたいなもの。
またお願いしますね~

当日のセットリストは下記から。
2025年7月9日@lown




第1部は、いつものデュオから。




座ってやると楽だけど、立ってた方が見栄えはするかな?



唄います!



咥えます!!



第2部、光ちゃん登場!!



やっぱ、良いねぇ~



二三夫ちゃんも前進、前進!



そろそろ大団円か!!



おおーっと力業!!



歌舞伎じゃないけど、見栄も切る(笑)



お疲れ様~
私のTシャツは「若山光一郎還暦記念Tシャツ」by 久原大河画伯。
世界に3着くらいしか無いらしい!!



最後は、ギタリスト若山光一郎を真ん中に集合写真(笑)

昨夜、最近お気に入りの AiGoz (アイゴーズ)のライブを楽しんだ。
最近では一番観に行っているバンドに間違いない。
ブルースじゃない。
ソウルでもR&Bでもない。

ロックだっ!!!

でもね、良いのですよ。
メンツは
春日”ハチ”博文さん、カルメン・マキ&OZのレジェンドギタリスト。
私が中高生の頃の日本のロック3大ギタリストは、竹田和夫、森園勝敏、そしてハチさんだったなぁ。
ちなみに初めて見たのは1975年5月、高校1年の時に武道館、グランドファンクのオープニングアクトで。
7月は後楽園球場のワールドロックフェスティバルだったなぁ。
ベースは子供バンドのたぶん最後のベーシスト、勝誠二さん。
ドラムは無茶苦茶いろんなところで叩いている丹菊正和さん。
あ、ドラマーじゃないか。
SPICY BEAT PERCUSSION というらしい。
この3人、各個人が超スーパープレイヤーなので、いわゆるインタープレイが格好いい。
次に何が出てくるか分からない楽しみがあると同時に、やっぱり昔のロックを感じるところが良い。
そして全員歌がうまい!
勝手に「魅惑のコーラスグループ」と私は呼んでる(笑)

と、今日の本題は、そこではない。
たまたまアイゴーズが演奏した曲について。
「ディープパープルを演ります!!」と言って始まった曲は
Wring That Neck (我々の世代は”Hard Road”だったね。いつからかタイトルが替わってる) というインストだ。
まぁ、正直言ってパープルは好きでもなかったし、一生懸命聞いてもいない。
だけど、中高生の頃周りの皆はバカみたいに聞いてたので、自然と記憶にある。
でもね、この曲はパクリなのよ。
たぶん高校の時に買った日本キングから出ていたオムニバス3種のうちの1枚。
凄いサブタイトルは「ブルース・その源流のさすらい人」、誰が考えたのかね、恥ずかしいわ。
あの時代に、南部の思いっきりマイナーなレーベルのシングル盤集めて作った3種。
渋すぎ!
その第3週「Stretchin’ Out」、しかもLPのタイトルにもなったその曲は、Don Sugarcane Harrisの名インストだ!
この人、珍しくバイオリニストなのです。
そして、Don & DeweyのDonの方です。
Don & Deweyと言えば、スペシャルティ・レーベルのR&Bデュオで、 “I’m Leaving It Up to You” とか”Justine”, “Koko Joe”とかで有名。
Stretchin’ outは1959年に録音され、実際にシングルで発売されたのは1962年らしい。
Donのかっこいいエレクトリック・バイオリンにデューイの華麗なオルガン。
めっちゃ気に入ったのだけど、実はこの時パープルの盗作物は知らなかった。
普通は逆なんだろうけどね。
このドンさんですが、その後フランク・ザッパのマザーズ・オブ・インヴェンションに参加したり、けっこうな枚数のソロアルバムも残してるみたいだ。

で、問題のその曲は1968年にディープパープルに見事パクられます。
元曲がかっこいいからねえ、でもここまでそっくりだとバレるって分からないかねぇ??

ちなみに、さらにそれを It’s Beautiful Day がパクるのであります!!!
まあ、この2バンドは遺恨があるらしく、その前にはイッツ・ア・ビューティフル・デイのデビューアルバムに入っている”Bombay Calling”をパープルが盗んで”Child in Time”としてレコーディングしたのだ。
これは、その後にジョン・ロードがはっきりとパクったと語ってる。
その報復が Wring That Neck (Hard Road)だったんでしょうか?
でもね、Beautiful Dayがパクって付けた名前がなんと “Don & Dewey”!!!
「この曲のオリジナルはドン&デューイの曲なんだぜぃ!!」
と言わんばかりの曲名!
It’s A Beautiful Day の勝ち!
Deep Purpleの負け!

でもどっちにしても地味な黒人ブルースマンには印税が入ってこないのね(涙)















Fumio & Ito Monthly BLUES Duo Vol.3@lown
【Monthly BLUES Duo Live Vol.3】
IN 16:30
OPEN 19:00 / START 19:30
M.C. 予約:¥2,500 / 当日:¥3,000 + オーダー
伊藤正純 (vcl, gtr)
石川二三夫(hrm)
ゲスト:山崎美樹 (drm “from ローラーコースター”)   
神東正典 (bass,vcl “from 黒神” @徳島)
下北沢 lown (ラウン)
東京都世田谷区北沢2丁目34−8 北沢KMビル 3階
https://lown.jp/




Fumio & Ito Monthly BLUES Duo Vol.4@lown
【Monthly BLUES Duo Live Vol.4】
IN 16:30
OPEN 19:00 / START 19:30
M.C. 予約:¥2,500 / 当日:¥3,000 + オーダー
伊藤正純 (vcl, gtr)
石川二三夫(hrm)
下北沢 lown (ラウン)
東京都世田谷区北沢2丁目34−8 北沢KMビル 3階
https://lown.jp/


皆さま、宜しくお願い申し上げます!!!!!