My Instruments のページです。

クラウン・インレイが、まだ2,5弦ペグの上部に位置していたころの335TDCです。
フレットはリフレットされていますが、他はオリジナルのまま。
ボリュームのAカーブが少々劇的過ぎるのが調整しずらいところではあるものの、音は良き時代の335そのままです。
ブリッヂの駒もオリジナルの樹脂製が生きている。
ネックも60年代後半のナローネックになる前、適度に細い感じで手のフィット感がたまりません。
残りの人生考えて(笑)清水の舞台から飛び降りて購入したのだが、一般的な販売価格より30万円以上は安価で入手。
お得ながら貴重な1台です。
購入後、一度P90に載せ替えたと思われるネジ穴を発見。
2023年、ブリッジを1970年代のブラス製に交換。(GOLDのABR-1)

335のチェリー、1970製と思われます。
ある日のヤフオクで1971年335が出品されていた同日に、ほぼ同時刻終了の何年製とも記載のないこのギターを発見。
まあ冗談半分で安値入札(笑)
ところが1971年製はオークション終了間際にあっという間に20万越えで30万突入~!
あれ?こちらは誰も入札なしで落札!!見事に影に隠れて終了した模様(汗)
年代の記載が無いながら、どう見ても70年代初期モデルなのに~
ちなみにシリアルナンバーは905XXXなので1970年製でした。
改造箇所は多々あるようです。
リフィニッシュのチェリーレッド(実はチェリーの335が1台欲しかった。。。)
テールピースも交換済み(実はストップテールピースの335が1台欲しかった)
ピックアップは Gibson 57Classicに、ペグはシャーラー製のクロームタイプに交換されていますが、良く鳴ります。

大学に入った夏休みに購入。以来30年に渡ってのメインギター。
ネックは握りやすいし、弦高もちょうど。まさにフィット感と言ったら最高。
1984年頃、シャーウッドギターワークショップの太田信之さんに依頼して、ペグをグローバーに交換。なぜかピックアップをディマジオのスーパーディストーションに。パワー倍増のハードブルース仕様になる。
2007年秋、再びシャーウッドさんでオーバーホール。フロントピックアップがダメになっていたので、中古品に交換。太田さんに言わせると「サイコーのネック」だそうである。

シリアルナンバーが「9」で始まる6桁。ということは1968年製、もしくは1970〜1972年製である。これが定説。
ただ、いろいろと調べたところ、1969〜70年製の可能性が大と推測される。
1. ウォルナットカラー(1969年途中より)
2. ネックは3ピースのマホガニー(1969年途中までは1ピースネック)
3. ボリュートがない(1969年途中よりボリュートがつく)
4. ペグに「Gibson Deluxe」の刻印(1970年頃より?)
5. ヘッド裏に「Made in USA」の刻印なし(1970年頃から入る)。
6. Fホール内のオレンジラベル(1970年途中よりクローバー型)
7. ピックアップ裏のパテントナンバーが黒のシール(1971年製より刻印)
この時期のシリアルはかなり難しく、その番号と個体の形状で判断するしかない。上記は時系列に並べてみたが、ちょうど2と3の間に位置すると推測される。USAのサイトで1969年製のウォルナットカラーモデルで黒の切替スイッチを発見!これか!?その他、コントロールノブとポッド、テイルピースとブリッジは近年物に交換されている。
★2019年11月 中村サトル氏(ウシャコダ)に売却済。

昭和10年製のアーチトップギターです。
たいへん廉価にて入手、おそらくヘッドのロゴがかすれているからか?(ちゃんとgibsonと判読できますが)
これもハコものギターの第一人者シャーウッドギターワークショップの太田さんに調整してもらいました。
当初、不思議なテスコ製のピックアップがおまけで付いていたのですが、これ昔々のデュアルモンド製の外付けピックアップのコピー品とのこと。このテスコ製もたいへんレアものらしい。
ミニジャック仕様をFホールからコードをボディ内へ通して、ボディサイドに標準のジャックを付けてもらう。
バイパスでミニジャックも使える仕様に。
見た目はオリジナルに程遠く(笑)、しかも改造の感じが50年前みたいな風情。
それが良いのです~!!
ちなみにヘッドのロゴは戦前のスクリプトロゴ、ボディは17インチでアンプ通さずとも良く鳴ります。

GIBSON SG SPECIAL (1973)
下記にあるGIBSON SG SPECIAL(1996)に差額を乗せて入手した、1973年製の改造モデルです。
本来はミニハムバッキング・ピックアップ2基搭載ですが、オリジナルの1基をフロントとセンターに、新たにセイモア・ダンカンのハムバッキング・ピックアップ(着色有り)をリアに搭載の3マイク仕様です。
セレクタースイッチはRhythmポジションがフロントピックアップ単体、センターのポジションはフロントピックアップとセンターピックアップのミックス(また、このポジションではボリュームノブが各ピックアップのバランサーになっている)、Trebleポジションはリア単体になるという面倒くさい代物。
まあ滅多にないですがブルースロック仕様という感じで。
こちらは、上記のSG SPECIAL 1973 を2023年に改造したもの。
ミニハム2発のうちのセンター側を GIBSON 57CLASSICに交換、ハム-ミニハムーハムの並びに変更。
ちょっと分かりにくかった回路も、フロント、センター、リアの各単独出力にして、リア用のボリュームとトーンはダミーにして、フロント側で全て調整できるようにしました。
これ、分かりやすくて良いです(笑)

GIBSON SG SPECIAL (1996)
毎年定期的に行なっている、中学、高校時代の同級生とのセッション。この時だけは、ブルースじゃなくてロックになってしまいます。しかも往年の。。。
マーシャル直結のブリティッシュ・ブルース・ロックね。
で、その為に購入したといっても過言ではない Gibson SG Special。
ヤフオクにて次点落札ということで4万ちょっとの激安値。これなら、万が一売却したときも元が取れるだろうと思い購入。
2000年以降の廉価Gibsonは相当に作りが悪いので、出来ればそれ以前の年代を狙っていたので満足いくギターである。
ちなみに、昔は20万以下のギブソンなんてなかったなぁ。
ちなみにフロントピックアップはセイモア・ダンカン、ペグはグローバーに変更されています。
2014年11月売却

FENDER (USA) Musicmaster (1957)
この年代のヴィンテージ・ギターとなると100万円超えはざらである。
が、超激安値にて入手。
この同等品は日本の楽器店では、まだまだ安く入手できるとは思うが、やはり30万円前後はする。
元はと言えば、ショートスケールの子供向けモデル。
が、作りは当時のストラト同様の1ピースネックであり、この1957年まではVネック。
「ゴールド・アノダイズド・アルミ・ピックガード」が時代とそぐわない感もあるが、正真正銘のオールド・ギターである。
指板の黒ずみも風格を感じさせる。
ちゃちな感じのシングル1発ではあるが、意外と太いサウンドが魅力。
ちなみにケースもオリジナルである。
FENDER (USA) Duo Sonic Ⅱ(1965)
2007年11月に49歳の若さで急死した友人ベーシスト、松井仁氏(ex. LEO & CHAPELS, TOMATOS, etc)の遺品である。
彼とは二十歳頃に知り合い LITTLE BOY BLUEというバンドで何回もライブを演った。
BO GUMBOSも彼がいなかったら誕生しなかっただろうと言われている。
このギターは、彼の奥様から譲り受けたもので、ほぼオリジナルのまま。
かなり年季が入っていて、一旦オーバーホールしたものの、フレットが再度擦り合わせないといけないかもしれない(Dead Pointあり)。
★2024年3月再リペア
フレット交換とポッド洗浄、ちょっと6弦側に傾いていたネックを矯正。
これでしばらくは弾き倒せます!

FENDER (Japan) TN-93SPL (1997~1998)
フェンダーはどうも昔からネックが好きになれず、敬遠気味だった。
ただ、テレキャスかシンラインは欲しかった。ということで最近のシンラインを入手。といっても、もう20年前の作か。
邪道と言われるかもしれないが、3ピックアップ。ハム1基とテキサススペシャル2基搭載。
バリエーションも多数で、けっこうオールマイティ。オマケに軽いのがいいね。もう歳だし。

FENDER (Mexico) Duo-Sonic (1995-1996)
今では “Squier” でしか生産されなくなった Duo-Sonic。1956年から10年ほど製作された後は、Duo-Sonic Ⅱやムスタングに受け継がれるが、一時期メキシコのFender で再生産された時のモデルである。
スチューデント・モデルのショートスケール。かなりテンションは柔らかめで重量も軽い。
取り回しがよいので結構気に入っている。
DUO-SONICは、ある個人的な理由で気になるギターだった。
一部、ステッカーの剥がした跡などが見受けられるが、これはそのうちきれいにするとして、とりあえず音はまあまあ。。
メキシコものも意外に馬鹿にできないようだ。
FRAMUS (West Germany) Caravelle (1968)
335をリペアに出していた1984年頃、シャーウッドギターワークショップに数回通っていたときに吊るしてあったFRAMUSが2本あった。
太田さん曰く「フラマスって知ってる?ドイツのギターでね。日本で使ってる人はあまり見ないね。ブルーコメッツの頃、三原綱木が弾いてたかな」。その2本のうちの1本を安価で譲っていただけることになった。
高級ギターではないが、それなりに渋みがあり、いい感じ。
何回かライブで使ったがハウリングがひどく、音量を上げることがあまり出来ず、最後にはマーク・ファーナーじゃないがFホールにガムテープを張って出陣した。
ちょっとネックが反ってきたのとハイポジションのバインディングが剥がれてきたので、そろそろオーバーホールの時期だろうか。
なんとかもう一度ステージで使いたいギターだ。
ちなみに、トレモロアームがある唯一のマイギターです。

アメリカの廉価メーカー、HARMONY社製ワンカッタウェイのフルアコである。
ボディは薄めの125タイプ。
お世辞にもいい木を使っているとも思えないが、経年劣化が渋く、音も暖かみのあるサウンドである。
この H53 というモデルは、1959年から1967年の間に作成されたもの。
シリアルから作成年を特定できなかったが、DeArmond製(!!)ピックアップを外すと裏面に JUN, 1, 1965 の作成日が。おそらく同年に作成されたモデルであることは間違いないと思われる。
このDeArmond製のピックアップが、シングルのくせに凄いパワー、とくに中低音の鳴りが凄い!
ネックは太め。状態は良く、ネックの反りもなし(というか反ったら調整できないロッド無しタイプ)。
比較的音量の控えめなライブで使用してます!

EPIPHONE (Japan) Riviera (1970′s)
ダブルインレイに黒ピックガード、ハムバッキングとオリジナルとはかなり相違点が。
塗装は一度はがして、うす塗りラッカーで処理してあるため、生鳴りは驚異的。
2007年12月にピックアップを Gibson 57Classic に交換してからは、アンプを通す音も極上に(写真は交換前のもの)。335より丸い感じのサウンド。
いつの日か白のピックアップを付けて、オーティス・ラッシュを気取りたい。

高校生の頃、周りのみんなが持っていたギターは必ずと言っていいほどレスポールかストラトキャスターだった。
と言うか、みんなジミー・ペイジかリッチー・ブラックモアだったが、ちょっと志向が違う私は、335のコピーモデルだった。
そんなセミアコ派の私もソリッドギターに触手を伸ばしたい気持ちもあったが、みんなと同じはイヤ!昔も今もアマノジャク。で入手したのが、このフライングV。
フライングVと言えばヘビメタの代名詞みたいだが、かのアルバート・キング先生もVで有名。おまけに軽いし、ハイポジションの弾きやすさといったら他の追随を許さない。
しかもコリーナ(Limba Wood)だっ!(というか実はコリーナ材はあまり希少な材という訳ではなかったりして・・・)
GIBSONの立体デカールは愛嬌で1950年代仕様(笑)。ただネックも50年代らしい太目のグリップである!
遠くから見れば1959のVと間違うぞ。

フライングVの項でも書いたように、ソリッドギターはちょっと変わったモデルが好きだ。
ファイヤーバードは、SG同様ネックがだんだん下がってくるので弾くにはちょっとコツが必要。立てかけておくこともできないので、良く考えるとずいぶんと不便なデザインだ。
ちょっとネックが反り気味で弦高が高いのがマイナス材料だが、音は良い。ミニハムなので、極力歪みを少なめにすると、ゲイトマウス・ブラウンのようなトリッキーなカラッとしたサウンドが出る。
バンドメンバーの評判も良く、もうちょっと手を加えて弾きやすいようにしたいと思っている。

この頃はまだ「イバニーズ」と呼ばれていたジョージ・ベンソン・モデル。
入手までの経緯はちょっと長いので、こちらのページをご参照ください。
リンクページにあるように、ピックガードがモロモロに。
シャーウッドギターワークショップにて3ヶ月の入院。
ピックガードは新品に交換、ポッドも瀕死の重傷で総取替。
バインディングも貼り直してもらい、ちょっと高価な入院代。しかしながら、コンパクトなフルアコ仕様でネックも弾きやすい。

はっきり言って FENDER ではありません。知人より、タダ同然で奪ったギター。
ヘッドのデカール FENDERのスパロコだが、なぜか22まであるフレット。弦もボディ裏から通すタイプではない。
調べてみると、そのようなタイプもあるようだが、このカラーはちょっと怪しい。ネックの形状も怪しい。ちゃんとFマーク入りのネックのジョイント金具を外して中を確認・・・。
これは FENDER ちゃいまんねん。チューニングが合わないペグは Goto 製に交換。
意外に生の鳴りは良く、スタジオで音出しした時も悪くはなかった。
ネックの形状が怪しいというのは、フェンダーらしからぬ、ということで私の手にはけっこうフィットしている。よし!使えるぞ!!

NG’sのリハ後の居酒屋にて酔っ払った勢いで、ヤフオクで落札したビンテージもの。
まず、異様な軽さにびっくり。なんと2kg。中は空っぽのフルアコ仕様。思いっきりハウりそう。
そして、このギター、リペアしないと使えない。
12フレットで6mmという超ハイ弦高に木製のブリッジは刻みがガタガタで、強いピッキングをすると弦がはじけてズレてしまう。
当分デビューの機会はなさそうだが、デザイン、カラー共にとても気に入っている。しかし、ちと実用性に欠けるかな・・・。
2009年12月売却

昔はいわゆる電気メーカーがエレキギターを作って販売していたようだ。
高度成長期の時代、安い賃金で、安いエレキを作って外国へ輸出していたようで、言わば現在の中国で安価なギターがどんどん生産されている状況に似ている。残念ながら、このギター音が出ない。ということで、これもリペアが必要。
タダより高いものはない、ということか。
2009年7月売却

これは音は出ます。
メーカーもわからない。テスコのようなフォルムだが “Made in Japan” の表記意外は全く手がかりなし。
ネックは相当太い。
別名「大リーグボール養成ギター」。これを毎日2時間、1ヶ月間みっちり弾き続ければ、握力倍増は間違いなし。
音?思いっきりチープな好みのサウンドです。
2009年12月売却
※売却後に Kawai製と判明

日本弦楽器 木曽ギター No.950(?)
詳細は不明だが、長野県の木曽福島にあった「日本弦楽器株式会社」というバイオリンやギターなどを製作していた会社の製品。
1960年代の作と思われるが、全く謎。
薄めのワンカッタウェイ。ネックは相当反っていて、アイロンをかけない限りは修復不能(ロッドなし)。残念ながら、使えそうもない。
ルックスはたいへん気に入っているのだが・・・・・。
2009年8月売却

現在の「ナルダン楽器」は大正琴の老舗メーカーとして有名だが、その昔(戦後から1970年代前半?)はギターも製作していたようだ。
このピックギター、弦高も高く、チューニングもなかなか合わず、限界が見えているのだが、アンティークなフォルムが捨てがたい。
今は亡き、初めて買ったエレキギター(1973年ころ?)。
回りはストラトやレスポール全盛の時代。
ブルース思考の少数派が購入したギターは335のモデル(と言っても、実はアルヴィン・リーに触発された??)。
ギャランは共和商会というメーカーが作っていた。中学高校時代はずいぶんお世話になった。
本物のギブソンを入手してからは、弦高を上げてスライドギターの練習用になったが、全く腕は上がらなかった。
今思えば、いいギターだった・・・・・。
自宅が道路計画に引っかかり、取り壊しになるので不要の家財も置いていっていいよ、と言われショベルカーに潰されたと思われる。
今更ながら、少々後悔気味。
2004年廃棄処分
写真は高校3年のクリスマスコンサートより。

なぜこんなギターを買ったのか・・・・いまだに良くわからない。
1970年代の一時期にあった TRAVIS BEAN というメーカー。
何が凄いって、ネックがアルミなのである。
冬は冷たい。
握る手が冷たい・・・・・。
大学のころ、吉祥寺の三鷹楽器で10万円で購入。ツボにはまると強力だが、やはりちょっと・・・・・。
この写真はイメージ画像。実際は真っ黒のギター。
下の写真は、このギターで唯一のライブの画像。この時の音源は誰にも聞かせられないかもしれない。
購入から数年後、やはりアルミと木が合うわけもなく、指板が剥がれてきたので応急処置で貼り付け、紹介で水道橋のイケベ楽器に委託で出した。
全く売れる気配もないころに、個人で「ギターの交換ができないだろうか?」という人が現れ、その方の IBANEZA GB10 と交換するに至った。
今では一部の方々からプレミアがついているようだが、やはり私にはちょっと厳しいものだった。
う~ん・・・結局、結果オーライ?
最近(2023年)オークションで42万円で落札されているのを発見。
これはその写真を無断掲載。
私の持っていたTB500もブラックだったので、ほぼこれと同じものだと思われます。