前日のジェイムス・コットンに続き、小安田憲司さんのライブを見に行ってまいりました。
財布の中身がたいへんな状態になっております。
前日一緒だったNG’sのくどうちゃんと、この日はギターのtom斉藤さんも加え、阿佐ヶ谷駅で合流。
阿佐ヶ谷のMIXというお店、初めて伺ったが、とてもきれいな感じの良いお店。
駅から徒歩1分、そして、こんなところにライブハウスがあるのっ?てなくらい好立地。
たぶん、音量には気をつかうんだろうな。
店に入ると、気さくそうなママさんと、ベースの江口弘史さんが。
江口さん、ベースのメンテ中。
「どーも2弦と3弦の7フレットがビビるんだよな・・・」
日本の梅雨をなめちゃいけません。
前夜のジェイムス・コットンのライブの話をすると
「あのギター(スラム・アレン)ね、友だちなんすよ。どうだった?いいよ、悪口言っても、黙っとくからさ」
バッチリ褒めておきました。
この日のライブは小安田さんの歌とギターをメインに、江口さんのベース、木村さとしさんのギター、小田智昭さんのドラムだ。
夕方、小安田さんにメールを送ったら、訳のわからん日本語が返ってきたので、もう酔っ払ってるのかと思ったら
「ママと江口クンにルックスが悪いといじめられ落ち込んでいる」との返事が。
江口さんからも「伊藤さんも、言ってやってくださいよ〜」。
えー猫背は一生直らないでしょうが、服のセンスは・・・・・・
皆さん、ライブ写真を見てご判断ください。
20時、第1部のスタート。
やはり少々ボリュームを気にしてるよう。
あら、Dark end of the street なんてやってるのね。。。
NG’sのレパートリーから外そうかな・・・・・。
1部も終了すると横からツンツンつっつく女性が。
あ、しもた・・・。
前日コットンのライブに行ってしまったので、JIROKICHIでのステージを見るのすっぽかしてしまったAKEMIさまであった。
「あたいのライブより、じいさんのライブのほうがいいって言うのねっ!」
「たじたじ・・・・・」
後ろで心配そうに様子を伺う小安田氏。
その横で、この日入手した iPhone を楽しそうに見せる tom斉藤氏
その iPhone を借りていじってみるものの、なんだかさっぱりわからないAKEMI女史
そうこうしているうちに第2部のスタート。
だいぶ体が暖まってきたのか、熱演の後半戦である。
非難を浴びたTシャツのことも忘れ、歌いまくる。弾きまくる。
皆様、一度ライブをご覧になることをお奨めします。
そして、今回もカメラマンに徹したくどうちゃん。
人の帽子を勝手に被るのはやめなさいっ!
先週、ある雑誌を読んでいたら、ジェイムス・コットンの来日の記事が。
おや、いつかな?と思いよく見るとなんと7月ではないですか。
1991年のジャパン・ブルース・カーニバルで1度見ているが、もう73歳の高齢である。
かつての James Cotton Band でのファンキーでエキサイティングなステージは望めないのはもちろんだろう。
まあ、軽く見逃す予定だったのだが、NG’sのくどーちゃんに話をしたら、異様に乗り気モードに入ってしまい、昨夜は初めて「ビルボード東京」へ行ってきた。というか、引っ張られて行った。
いやぁ〜、ステージの後ろは全面ガラスはありませんか!
いわゆるライブハウスしか知らない私は、その場違いな会場に驚愕。おしゃれすぎる・・・・・。
こ、ここで、シカゴブルースでっか?
会場内の写真を取り捲っているオノボリサンのような我々に、お店のウエイトレスの方が「撮りましょうか?」。
ど、どおもありがとうですだ。
でも、これだけ至近距離で見れるのはいいね。
同じテーブルになったご年配のいい感じのご夫婦と二言三言会話しながら、いよいよ19時。開演である。
最初はバックバンドの演奏。
ギター、ベース、ドラムの3名に白人のギタリストも加わった4人編成。
まずはスタン・ハンセン似の白人ギタリストが歌う。スライドギターも披露。
フレーズも嫌味のないブルース大好き白人といった感じ。
2曲目はストマン進行で”How blue can you get”。
もう一人の黒人ギタリストが歌う。
「ちびくろサンボ」を大人にしたようなひょうきんなタイプ。胴回りは88cmの私の倍はあると思われる。
ゴールドの135を固めの音で弾く。いまどきの若者には珍しく、三連もちゃんと全部ダウンで弾いてる。
歌は・・・まあ及第点、といったところか。でも、とても好感の持てるステージマナーだった。
で、このスローブルースのソロは・・・何とベース!
しかも2コーラスも弾いた。お、お、面白すぎるっ!
ちなみにこのベースの方は、どう見ても黒いハーリー・レイスだった。
ドラマーもいい感じ。派手さはないがきちんとしてる!周りに気を配りながら、キメを見逃さないマジメな若者。
そして、大御所コットンの登場。
真っ赤なシャツがカッコいい。
最近のコットンの情報をまるで調べていなかった。
正直なところ、全盛期の50%の状態かな・・・。
立って演奏することもできない。
知らなかったのだが、もう歌えないみたいだ。
先ほどの若い黒人ギタリストにすべて歌わせた。
何回かしゃべり声、叫び声が聞こえたが、しわがれてとても歌える声ではなかった。
ハープもちょっと息が上がってしまうところもあった。
とは言っても、端々にみせるフレーズやポーズ、そしてその存在感のでかさ。
バック陣のサポートも含め、とても楽しいライブであった。
帰ってサポートメンバーを調べた。
ギターのハリソン’スラム’アレン(Harrison ‘Slam’ Allen)。
自ら”Slam Allen Band”というのをやっていて、CDも出している中堅どころらしい。コットンともだいぶ前からいっしょにやっているよう。
スタン・ハンセン似のトム ・ホランド(Tom Holland)さん。ちょっと不明です。謎の人。
ベースのノエル・ニール(Noel Neal)はケニー・ニールの兄弟らしい。ドラムのケニー・ニール Jr.(Kenny Neal Jr.)はその名の通り、ケニー・二ールの息子ね。ケニー・ニールについてはこちらが詳しいのでご参照ください。
アンコールも終了、客席もまばらになった頃にドラムのケニー・ジュニア君がうろついてる。
一緒に写真を撮って貰う。
そして、ステージにはさっきまでジェイムス・コットンが吹きまくっていたハープが。
たくさんハープを持ち替えていたが、ほとんどが「A]。
でっかく「A」って書いてある。
東京ミッドタウンが似合わないオジサン2名は、六本木の居酒屋「天狗」に消えていくのであった。
この半年間、1回のライブしか出来なかったのに、ここに来てライブ2連発!
水曜のディズニーランドライブに続き、中2日で飯田橋の”Space With”さんに登場。
こちらは3月に一度演奏させていただいたので気持ちが楽。
今回もいろいろとお世話になりました。
今回のライブは既にNG’sのバンドブログにアップしたので、詳細はそちらもぜひご覧下され。
リハ終了後に、近所の居酒屋で「15分1本勝負」の生大ジョッキ&焼き鳥大作戦を敢行したのだが、塩がきつすぎて口の中がしょっぱい。
お客さんが来る前に酒を飲もうなんてことをするから、罰があたったのだろうか・・・。
反省するも、更にお店でもう一杯。懲りない。
今回はかつて会社の組合で一緒に苦労した仲間、英ちゃんとMくんが来てくれた。
あんまりお相手できずごめんね。
それから、うちの部署の若手3名が来てくれた。
彼らのおかげで、今の部署を再構築することになった。感謝すべき若手3名である。
だけど今日のこと教えてなかったのに・・・・バンド名も知らないはずだが・・・ネットで検索したか?????
高校時代の友人、すみれさん&むらこさん(共に仮名)も来てくれた。
すみれさん、ほぼ皆勤賞。いつもありがとぉ〜。
むらこさん、差し入れありがとぉ〜。
ディズニーでTボーン式背面奏法は敗退したので、今回は客席乱入奏法でお茶を濁す。
ちなみにこの店は狭いラセン階段なので、ちょっと地上まで出て行くのには勇気がいる。が、いつか路上奏法に挑戦したいものである。
ちなみに、今回のライブの膨大な写真はこちらからどうぞ。
初めてアンコールがかかるっ!
というか、強制したフシがあるが・・・・・。
恥ずかしながら・・・Bring it on home to meを・・・歌詞カード見ながら・・・ださいっ!
もうちょっと腹が出れば、このポーズでBBキングっぽくなるかな。
最後は異様な盛り上がり。
盛り上がったのはステージ上だけ、という噂も。
今後は、お客さんも一体になれるよう日々精進いたす所存でござる。
ステージ終わって客席を見ると、おおおぉ〜、このブログにも数回登場している「さぶろう(仮名。女性)」がいるではないか!
御殿場からわざわざありがとうっ!というか、最後に来て1曲しか聴いていないのにチャージ取られた!とのこと。なりゆき上、ビールとピザをおごる・・・・・。
そして最後の記念撮影(ドラムの吉田さん撮影)ではど真ん中で一番偉そうに写っている。
さすが、さぶちゃん・・・・・。
その前も、弾丸トークですっかりNG’sのメンバーともお友だちになってるし。
さすが、さぶちゃん・・・・・。
今度は最初っから見てね。
エレファントカシマシなんて見に行ってないで。。。あ、言っちゃった。
昨夜は旧友、小安田憲司氏のバンド “SUN ALLEY” のライブを見に行った。
久々に見た68年製のES345(335仕様)。すっかり塗装も剥げ落ち貫禄充分。維持するためのメンテナンスにだいぶお金もかかっているらしい。
小安田氏自身も貫禄充分。考えてみれば、この道30年のベテランですからね。
25年ぶりに生で聞いた “Don’t touch me, baby”。感慨深いですね。
いつか “Gamblers blues” やらないかな。むふふ。
このバンド、厳密にはベースの江口弘史氏がリーダーらしい。
その江口氏とは飲み屋で数回お会いしただけで、プレイは初めてお目にかかった。
黒いジャズベースをストラップ短めにしてハイポジションに構えるスタイル。
いやぁ〜、ちょっとびっくり。日本人のベーシストもこんなに高いレベルになったんだなあ。というか、ちょっと日本人離れだ。
それもそのはずで、15年くらいアメリカでプレイを続け、あのメイビス・ステイプルズのバンドメンバーとして来日(?)してるくらいだからね。
これほどのオールラウンドプレイヤーでありながら、きちんとしたシャッフルを弾ける人はなかなかいません。
ステージ上から「伊藤さん、たばこ1本ちょうだい」と客にたばこをせがむプレイヤーもなかなかいませんw
山崎美樹さんは日本のブルースドラマーの重鎮。30年以上続く “ローラーコースター” で活躍を続けている。
その昔、小安田氏と組んでいた”Little Boy Blue” で岡地曙裕氏のトラをやってもらったこともある。
当然、ご記憶にはないでしょうが。
相変わらずシャッフルの切れ味は他の追随を許さない。脱帽。
須川光さんも初めてだが、かつて “めんたんぴん” のキーボードプレイヤーとして活躍されていた方。
8割オルガン、2割ピアノ、といった感じ。ジャズ的な要素や、ファンキーなエッセンスもあり、すばらしいです。
1曲、アップテンポ気味の “Many rivers to cross” をいい感じで歌ってくれました。
メンバー各人の力量は文句無し。
バンドのグルーブ感もハイテンション。
まだの方は一度ご覧ください。決して損はいたしません。
バンドブログ(NG’s)もご覧ください。
NG’sの大江氏と浅草へ行った。
浅草なんて何年ぶりだろう。
先月、ひょんなことでお邪魔した代々木の立ち飲みや「一利起」のおかあさんの推薦で、浅草東洋館へ「青空たのし」師匠の独演会を見るためにやってきた。
数々のコンサートやライブを見てきたが、この手のステージは初めてだ。
「ハーモニカ漫談」というのも惹かれた要因のひとつだが、普段テレビで見るような今風の「お笑い」ではなく、昔ながらの「昭和芸」をぜひ見たいという思いでやって来た。
東洋館は昔の「浅草フランス座」。いわゆるストリップ劇場である。その幕間のコントで渥美清や萩本欽一、ビートたけしらを輩出した老舗としても有名。
待ち合わせ時間より少々早めに到着したので、近所を散策。外人ツアー客などとすれ違いながらも、定番の浅草寺へ。
ぐるりと一周して再び東洋館前へ。
「一利起」のおかあさんと一ヶ月ぶりのご対面。そして券を渡してもらい、いざ館内へ!
見渡すところキャパ数約200席。それが開演の頃には99%満席。すごい!
ほぼ私の親も同然の年齢層の方々で埋めつくされている。
定刻の夜7時。まず第一部は「ハーモニカで綴る昭和歌謡」。
青空たのし師匠の登場。
えっ!?昭和6年生まれの77歳?わ、若い。
更に驚かされたのが、ハモニカ暦3年だと!
ステージの台に置いた24本のハーモニカを情緒豊かに吹き上げる姿は、とてもハモニカ3年生には見えん!
失礼ながら、このお歳でここまで上達されるには並大抵の努力ではないはず。
左足のかかとでリズムをとりながら熱演する姿は十分お若い。
ステージは昭和初期から40年頃までの歌謡曲の変遷を、リクエストに応えながら、コミカルな喋りをはさみながらの演奏で十分満喫させていただいた。
子供の頃によく見た、Wけんじ、てんやわんや、いとしこいし・・・・、うーん昭和の香りを思い出すなぁ。
高峰三枝子が好きだったおふくろの影響で、子供の頃から「なつかしの歌声」のような番組はよく見ていたので、違和感なく入り込めた。
たのし師匠、漫才をやる前には岡晴夫や松山恵子の専属司会を長く務めていたそう。「憧れのハワイ航路」のSP持ってまっせ。
あっという間の1時間。
さて第二部は若手の講談師、田辺駿之輔さんの創作講談。
たのし師匠の半生をおもしろおかしく語ってくれた。
そうそう、友情出演の司会は町田陽介さん。
この方の喋りもいい感じ。かなりの笑いを取ってました。
よくよく聞くと「ギャグメッセンジャー」にいた方らしい。若い人は知らんよね。
あの頃は、てんぷくトリオ、トリオスカイライン、ナンセンストリオ・・・トリオ漫談全盛期。
あ、大阪にはかしまし娘も。いいギター持ってました。
第三部は「ギターとハーモニカのコラボレーション」と題して、ギタリストの藤井弘文さんという方との競演。
この藤井さんという方、演歌専門のバイショウ系ギタリストだろう、程度にしか想像していなかったのだが、きれいな響きのクラッシックギターにいい気持ちになってしまい、帰宅して調べたらこんなホームページを発見してしまった。
さっそく、この日のステージもブログに。
第三部も凝った進行で楽しませていただいた。
アンコール2発。
1回目はむずかしい「月の砂漠」のソロ。
2回目は岡晴夫の「青春のパラダイス」を歌ってくれた。歌もなかなかなもの。
超満員の拍手喝采を浴びていた。
最初にハーモニカ暦の話を書いたが、このホームページも自作されているとのこと。
たのし師匠、たぶん100歳まで生きると思う。
2時間のステージを楽しみ、終演後に「一利起」ご一行約15名で近所の居酒屋へ。
すっかり諸先輩方と飲み食いさせていただき、楽しい一夜が終了。
たまには日本の芸能にいそしむのもいいもの。
久々にトニー谷のレコードでも聞こうかな。
最後は宝蔵寺前の記念写真で。
あ!バンドのブログも見てくださいね。
昨日は、我が NG’s の本年初ライブだった。
おかげ様で客席はすべて埋まり、椅子を追加したほど。皆々様、誠にありがとうございました。
ライブの模様はNG’sのブログに書いたので、そちらをご参照ください。
スモークですよ、スモーク!
写真て本当に音が出ないからすばらしい・・・・・。
次回はゴールデンウイーク前に一発!
まだ、会場未定ですが。
でも、この飯田橋 “Space With” で6月28日に再演決定!
対バンも同様。
次回もヨロシクです。
そして、最後に膝まづいてみました。。。。。