先週、ある雑誌を読んでいたら、ジェイムス・コットンの来日の記事が。
おや、いつかな?と思いよく見るとなんと7月ではないですか。
1991年のジャパン・ブルース・カーニバルで1度見ているが、もう73歳の高齢である。
かつての James Cotton Band でのファンキーでエキサイティングなステージは望めないのはもちろんだろう。
まあ、軽く見逃す予定だったのだが、NG’sのくどーちゃんに話をしたら、異様に乗り気モードに入ってしまい、昨夜は初めて「ビルボード東京」へ行ってきた。というか、引っ張られて行った。

billboard_tokyo


いやぁ〜、ステージの後ろは全面ガラスはありませんか!
いわゆるライブハウスしか知らない私は、その場違いな会場に驚愕。おしゃれすぎる・・・・・。
こ、ここで、シカゴブルースでっか?
会場内の写真を取り捲っているオノボリサンのような我々に、お店のウエイトレスの方が「撮りましょうか?」。
ど、どおもありがとうですだ。

at billboard


でも、これだけ至近距離で見れるのはいいね。
同じテーブルになったご年配のいい感じのご夫婦と二言三言会話しながら、いよいよ19時。開演である。

最初はバックバンドの演奏。
ギター、ベース、ドラムの3名に白人のギタリストも加わった4人編成。
まずはスタン・ハンセン似の白人ギタリストが歌う。スライドギターも披露。
フレーズも嫌味のないブルース大好き白人といった感じ。
2曲目はストマン進行で”How blue can you get”。
もう一人の黒人ギタリストが歌う。
「ちびくろサンボ」を大人にしたようなひょうきんなタイプ。胴回りは88cmの私の倍はあると思われる。
ゴールドの135を固めの音で弾く。いまどきの若者には珍しく、三連もちゃんと全部ダウンで弾いてる。
歌は・・・まあ及第点、といったところか。でも、とても好感の持てるステージマナーだった。
で、このスローブルースのソロは・・・何とベース!
しかも2コーラスも弾いた。お、お、面白すぎるっ!
ちなみにこのベースの方は、どう見ても黒いハーリー・レイスだった。
ドラマーもいい感じ。派手さはないがきちんとしてる!周りに気を配りながら、キメを見逃さないマジメな若者。

そして、大御所コットンの登場。
真っ赤なシャツがカッコいい。
最近のコットンの情報をまるで調べていなかった。
正直なところ、全盛期の50%の状態かな・・・。
立って演奏することもできない。
知らなかったのだが、もう歌えないみたいだ。
先ほどの若い黒人ギタリストにすべて歌わせた。
何回かしゃべり声、叫び声が聞こえたが、しわがれてとても歌える声ではなかった。
ハープもちょっと息が上がってしまうところもあった。

とは言っても、端々にみせるフレーズやポーズ、そしてその存在感のでかさ。
バック陣のサポートも含め、とても楽しいライブであった。

帰ってサポートメンバーを調べた。
ギターのハリソン’スラム’アレン(Harrison ‘Slam’ Allen)。
自ら”Slam Allen Band”というのをやっていて、CDも出している中堅どころらしい。コットンともだいぶ前からいっしょにやっているよう。
スタン・ハンセン似のトム ・ホランド(Tom Holland)さん。ちょっと不明です。謎の人。
ベースのノエル・ニール(Noel Neal)はケニー・ニールの兄弟らしい。ドラムのケニー・ニール Jr.(Kenny Neal Jr.)はその名の通り、ケニー・二ールの息子ね。ケニー・ニールについてはこちらが詳しいのでご参照ください。

アンコールも終了、客席もまばらになった頃にドラムのケニー・ジュニア君がうろついてる。
一緒に写真を撮って貰う。

with kenny

kenny with kudo


そして、ステージにはさっきまでジェイムス・コットンが吹きまくっていたハープが。
たくさんハープを持ち替えていたが、ほとんどが「A]。
でっかく「A」って書いてある。

cotton’s harp


東京ミッドタウンが似合わないオジサン2名は、六本木の居酒屋「天狗」に消えていくのであった。

この投稿は、2008年7月12日 土曜日に、カテゴリー「Blues after hours (ライブ後記の項)」に投稿されました。
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コメント(13)

 1 

いやぁ、良かったですね〜
あれだけ間近で観ることができて、迫力が伝わって来ました。
ハープの勉強になりますっ

2008年7月12日 17:08
Masazumi Ito
 2 

ギター&ボーカルのスラム・アレン氏はベーシスト江口弘史さんのお友だちだそうです。

ちゃんと褒めておいたので大丈夫。。。。(-。-;)

2008年7月13日 1:30
乱舞戯
 3 

声帯がつぶれてもう歌えないってのは聞いていた。
で、それでもまだステージに立つのにこだわるのは・・・って考えたけど、伊藤も小安田も解るよね。
もういまさらやめれないんよ。B,B,Kingさんもそうだと思うけど、やめずに生きているかぎり続けることはとても尊いことなんよ。絶対に!!
いくらその日のステージしょぼくても、昔すごくて自分が多少なりともリスペクトしてきたひとなら観れたことを、その場の空気を共有できたことを僥倖と思いませう。
小安田選手もずっと続けてくださいまし。

2008年7月13日 19:58
Masazumi Ito
 4 

> 乱舞戯 さま

そーなんですよ!
やっぱり凄いんですよ!
何でもないように低音を「バウッ!」と吹くだけでも、地響きがするようなサウンドが!
若いメンバーがいくら頑張っても、この1音だけで吹っ飛んでしまうのは驚異でしたね。

はじめて見たくどーちゃんも感動しまくってました。
できれば、もっと元気なときの生のコットンを見せたかったなぁ。

我々も力の続く限り!継続は力なり!!

2008年7月14日 9:26
 5 

ケニー・ジュニア君って、くどーちゃんの3倍くらいの体格ですね。
でかい!!!

2008年7月15日 1:29
Masazumi Ito
 6 

> tom さま

なぜか私は、並んでも甲乙つけがたい体格でした・・・・・。

でもスラム・アレン氏はもっとでかい!
さらに、ジェイムス・コットン氏はもっともっとでかかった!!

2008年7月15日 9:17
 7 

みんなデカかったっ!
ジェイムス・コットンのウェストはどうなってんだ?
ってくらい、
着ぐるみかっ?ってくらい、
あのズボンは浴槽かっ!ってくらい、
プーさんだってだぶだぶだっ!ってくらい、
とにかく、でかい。

あれで、小さなハープを、
あの「一音」をどんなくちびるで吹いているんだ?

ぶふぉーーーっ

さいこーだぜ!コットン!
長生きしてくれっ!

2008年7月16日 1:22
Masazumi Ito
 8 

> くどーさま

コットンの背中に着ぐるみのチャックありませんでした?

2008年7月16日 11:17
 9 

そういえばチャックが付いてました。
「綿」が少しだけはみ出ていました。。。

2008年7月17日 6:58
Masazumi Ito
 10 

ないないっ!

2008年7月17日 9:15
 11 

そう?
コットンだよ。

2008年7月17日 11:03
Masazumi Ito
 12 

つまらんっ!

2008年7月17日 12:13
 13 

JAMES COTTON Cut You Loose!…

1988年リリース バンガードレコードから出たものですが

原版は
1968年コーストレコードと書いてあります。

ここでのジェイムスコットンは、ジャズライクな感じで、い…

2009年2月7日 10:03

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