松井仁さんがバンド活動から遠ざかり、専門分野の研究、そしてそれを学生たちに伝授していくために東京から離れてから、私と彼のやりとりはもっぱら年に一度の年賀状だけとなってしまった。まあ、私もそのちょっと前に音楽から離れてしまったので、しようがないと言えばそれまでなんだが。
実は、奈良に住まいを移した仁と親交が残っていたのは田波さんであった。
そして、この度の仁の訃報を知らせてくれたのも田波さんである。
わたし、当時からお名前だけは伺っていた(仁から、そしてA高校の同級生である吾妻さんから)のだが、松井仁さん亡き後にひょんなことから接点を持つことになった。出会いとは不思議なものだ。
今回の催しは田波さんの一声で始まった。
仁の好きだった「いなたい」音楽をみんなで楽しむ会。
さあ!田波オールスターズの登場だ。
今回は急遽出番となったため、10分ステージ。
しかしながら、メンバーは百戦錬磨の匂いが。
そして、本日の出演者からもゲスト陣が。
今回のイベントの火付け役。
ピアノを弾くかと思ったら、ハンドマイクで “All of me” を歌う。
もちろん曲の後半で、ピアノも叩いておりましたが。
そしてピアノは井上みほさん。
曲も作られます。仁くんとLEOさんとは旧知の仲。
ウェディングも出来る青山のフランス料理店「マノワール・ディノ」の女将(?)でもあったりします。
なぜかベースを弾く井上大地さん。
たぶんこの日ただ一人の20歳代?というか、30歳代もいたかどうか怪しい。40歳代後半が数名。あとは50歳以上の集いでした。
大地さんは若いのに、このいなたいブラックミュージックの洗礼を受けてしまった可愛そうな若者。
ユニークな活動に今後の期待も高まります。
梅津千春さん。
え~すみません。どのような関係なのかちょっと良くわかりません・・・・・。
何気なく弾いておられましたが、なかなかの腕前。
ジャズ畑の方なんでしょうか。
メカ前田さん。
あちこちのライブハウスのラインナップでお名前だけは知っていましたが。
この方もなかなか多才なギタリストです。
田波さんが「今日は吾妻の代わりです」と言ってましたが、かなりの技巧派でした。
ゲストに岡地曙裕さんと湯川治往さんの暑苦しい並びが再び。
楽しそうなお二人ですが、その後ろに松井仁さんの勇姿が。
今回、ステージのバックには仁くんの写真を数点貼らせていただきました。
そして、こちらも急遽ゲストの西川文二さんと乳久保研志さん。
曲がスタンダードなんで、ソロも快調。
熱唱する田波さん!
最後には、1部に登場した爆音娘、いやせっちゃんも登場。
負けじと熱唱!
せっちゃんの勝ち~。
勝利者を称える田波さん。
どこからでもかかってきなさい!と言ったかどうかは不明。
あ、昔よくLEOさんが言ってましたね。。。。。。