浅草東洋館NG’sの大江氏と浅草へ行った。
浅草なんて何年ぶりだろう。

先月、ひょんなことでお邪魔した代々木の立ち飲みや「一利起」のおかあさんの推薦で、浅草東洋館へ「青空たのし」師匠の独演会を見るためにやってきた。
数々のコンサートやライブを見てきたが、この手のステージは初めてだ。
「ハーモニカ漫談」というのも惹かれた要因のひとつだが、普段テレビで見るような今風の「お笑い」ではなく、昔ながらの「昭和芸」をぜひ見たいという思いでやって来た。
東洋館は昔の「浅草フランス座」。いわゆるストリップ劇場である。その幕間のコントで渥美清や萩本欽一、ビートたけしらを輩出した老舗としても有名。

待ち合わせ時間より少々早めに到着したので、近所を散策。外人ツアー客などとすれ違いながらも、定番の浅草寺へ。

ぐるりと一周して再び東洋館前へ。
「一利起」のおかあさんと一ヶ月ぶりのご対面。そして券を渡してもらい、いざ館内へ!


青空たのし師匠見渡すところキャパ数約200席。それが開演の頃には99%満席。すごい!
ほぼ私の親も同然の年齢層の方々で埋めつくされている。
定刻の夜7時。まず第一部は「ハーモニカで綴る昭和歌謡」。
青空たのし師匠の登場。
えっ!?昭和6年生まれの77歳?わ、若い。
更に驚かされたのが、ハモニカ暦3年だと!
ステージの台に置いた24本のハーモニカを情緒豊かに吹き上げる姿は、とてもハモニカ3年生には見えん!
失礼ながら、このお歳でここまで上達されるには並大抵の努力ではないはず。
左足のかかとでリズムをとりながら熱演する姿は十分お若い。

ステージは昭和初期から40年頃までの歌謡曲の変遷を、リクエストに応えながら、コミカルな喋りをはさみながらの演奏で十分満喫させていただいた。
子供の頃によく見た、Wけんじ、てんやわんや、いとしこいし・・・・、うーん昭和の香りを思い出すなぁ。
高峰三枝子が好きだったおふくろの影響で、子供の頃から「なつかしの歌声」のような番組はよく見ていたので、違和感なく入り込めた。
たのし師匠、漫才をやる前には岡晴夫や松山恵子の専属司会を長く務めていたそう。「憧れのハワイ航路」のSP持ってまっせ。


町田陽介、田辺駿之介あっという間の1時間。
さて第二部は若手の講談師、田辺駿之輔さんの創作講談。
たのし師匠の半生をおもしろおかしく語ってくれた。
そうそう、友情出演の司会は町田陽介さん。
この方の喋りもいい感じ。かなりの笑いを取ってました。
よくよく聞くと「ギャグメッセンジャー」にいた方らしい。若い人は知らんよね。
あの頃は、てんぷくトリオ、トリオスカイライン、ナンセンストリオ・・・トリオ漫談全盛期。
あ、大阪にはかしまし娘も。いいギター持ってました。


青空たのし&藤井弘文第三部は「ギターとハーモニカのコラボレーション」と題して、ギタリストの藤井弘文さんという方との競演。
この藤井さんという方、演歌専門のバイショウ系ギタリストだろう、程度にしか想像していなかったのだが、きれいな響きのクラッシックギターにいい気持ちになってしまい、帰宅して調べたらこんなホームページを発見してしまった。
さっそく、この日のステージもブログに。

第三部も凝った進行で楽しませていただいた。
アンコール2発。
1回目はむずかしい「月の砂漠」のソロ。
2回目は岡晴夫の「青春のパラダイス」を歌ってくれた。歌もなかなかなもの。
超満員の拍手喝采を浴びていた。

最初にハーモニカ暦の話を書いたが、このホームページも自作されているとのこと。

たのし師匠、たぶん100歳まで生きると思う。


おみやげ2時間のステージを楽しみ、終演後に「一利起」ご一行約15名で近所の居酒屋へ。
すっかり諸先輩方と飲み食いさせていただき、楽しい一夜が終了。

たまには日本の芸能にいそしむのもいいもの。
久々にトニー谷のレコードでも聞こうかな。


宝蔵寺最後は宝蔵寺前の記念写真で。

あ!バンドのブログも見てくださいね。

この投稿は、2008年3月22日 土曜日に、カテゴリー「Blues after hours (ライブ後記の項), Everyday I have the Blues (日記の項), Sloppy drunk (酒の項)」に投稿されました。
トラックバックURL : http://masazumi-ito.com/archives/273/trackback

コメント(7)

Oe
 1 

今回はいろいろと収穫の多いイベントでしたね。昭和一ケタ産まれの方々のパワーには圧倒されました。パワフルにハーモニカを吹きまくる師匠と女学生に戻ったかのような清らかな歌声のご婦人たち!恥ずかしながら、パワーを頂いちゃいました。飲み会での「一利起」常連さん達との会話も得るものが多かったです。ありがとうございました!

2008年3月23日 18:11
Masazumi Ito
 2 

> Oeさま

2時間びっちり、中だるみすることもなし。さすが、プロの芸人さんに脱帽です。
いろいろ学ばせていただいた一夜でした。

2008年3月23日 18:29
 3 

ブログの書き込みありがとうございました。
青空師匠のステージにも来ていただいてありがとうございました。
「バイショウ系」面白いです〜
先程プローフィールを見させていただきました。
私も拓郎さんを聞いて感動してギターを始めました。
すごくうれしいです。
プロのギタリストになってから今年で30年です。
今年は記念のソロライブをやろうかと思っていますが、実現するかどうか?
ところでブルースがお好きみたいで。
私も大好きなのですが、難しくてなかなかです。
そういえば良く一緒にプレーする、ベースの田口は、関西系のブルースの人達と共演しているみたいです。
上田正樹さんとか、クンチョウバンドとか、石田長生さんとかとプレーしてるみたいです。
一度「一利起」さんに飲みに行きたいです。
またお邪魔します。

2008年3月24日 17:15
Masazumi Ito
 4 

> HIROさま

うわっ!!恐れ多くも出演者の方にコメントいただき恐縮でございます。
私も、若い時はそれなりに毎日が音楽三昧でしたが、いまやオヤジバンドで秘かに活動している今日この頃です。
プロ30年ですかぁ〜。山あり谷ありなんでしょうねぇ〜。
頭が下がります。
これからもガンバッテください!!

ちなみに、「拓郎」氏と言えば、うちのバンドのもう一人のギタリスト、tom Saito氏が熱狂的です。

2008年3月24日 18:28
くどー
 5 

うをっ!
今日はコメント出来ません。。。

2008年3月25日 1:13
Masazumi Ito
 6 

> くどーさま

そうですよね、私もびっくりしてビビっちゃいましたから。

2008年3月25日 8:55
 7 

[...] 2008年3月22日のブログ [...]

2017年10月2日 13:26

コメントを残す

名前 (*)
メール (公開はされません) (*)
WEBサイト
コメント