こいのばり子供の日。
大人に縁はない「子供の日」。

ということで、友だちとカラオケへ行ってしまった長女を尻目に自転車で「深大寺植物園」へ行く。
メタボ解消のため・・・・・たまに自転車に乗ったって意味はないと思う。


元・開かずの踏み切り中央線も三鷹以西で高架化が進み、武蔵境の開かずの踏み切りもだいぶ使えるようになってきた。


調布・保谷線人見街道の手前のコンビニで昼食を調達。

この道は広い。歩道と自転車用道路が表示されている。
実はこの道のおかげで、前のウチの家は立ち退いて現在の場所へ転居したのであった。
ちなみに、ごねて得をするのは昔の話。
地価の高いうちに、さっさと判子を押せばよかった・・・・・。失敗。。。


深大寺植物園そして、到着。


バラまだ、バラはちょっと早かったな。

Gibson ES335 ×2写真を見て、「おいおい、何で335が2台並んでいるのかね!?」と職務質問されそうだが・・・・・。
ちょ、ちょっと、(小さい声で)入手してしまいました・・・・・。
「しっかも、似たような色やんか!」
い、いや、コレはウォルナットと言って、ちょっと違うんですが・・・・・。

ちなみに、私、ふつうのサラリーマンでして、子供も二人おりましてそろそろ金がかかりますし、自宅のローンもまだまだ残ってますし、ここ数年ボーナスは下がる一方でして・・・・・
捨て身のカード購入でございます。もちろんローンでござりまする。

ちょっとフルアコに触手を伸ばしていたのですが、やはり335です。
今までメインで使っていた77年製のワインレッドのヤツは、ディマジオのスーパーディストーションがマウントされてますので、最近なぜかオリジナルのピックアップが懐かしく思っておりました。
そこへ、ひょっこり出てきたのがこの335。

さて、このギターですが。
シリアルから推測すると、1968年または1970〜1972年頃のモデルのようです。
ウォルナットというカラーは1960年代にはほとんど見られませんし、ネックが3ピースということからもEarly1970′sだと思われます。しかしながら、ヘッド裏のボリュートがない(これは1960年代の型です)のが疑問だったりもします。
この頃のシリアルはひじょうに曖昧のなので、どなたか詳しい方がいましたら鑑定お願いします。
ボリュームノブ、ポットが交換されています。テールピースとブリッジも新しくなっているようです。
その辺も加味してか、この時代のものとしてはたいへん安価でしたので、思わず手が出てしまいました。
ちなみに、30年前に買った335より全然安かったので。
デジマート当たりで見ると、この頃の状態のいいものは50万近かったりします。仮に1968年製だったりしたら70万とかするようです。

しばらくはヤフオクを見ないように、ぐっと気合を入れる今日この頃。

※2008年5月7日追記

ネット検索から1970年製の可能性が濃厚になってきました。

ペグに「Gibson Deluxe」の刻印(1970年より)
ウォルナットカラー(1970年より)
Fホール内のオレンジラベル(1971年よりクローバー型)
ピックアップ裏のパテントナンバーが黒のシール(1971年より刻印)

ただ、ボリュートがなかったり、シリアル下に「Made in USA」の刻印がなかったり、まだまだよくわからない点が。

※2008年5月10日再追記

仕事もせずに一日中、ネットで検索。
USAのサイトで、1969年製のウォルナットカラーを多数発見。
さらにシリアル(91から始まる6桁)もかなり近いものを発見。
1970年製だと、かなりの確率でオレンジラベルは終わっているようだ。

1ピースから3ピースマホガニーへの移行は1969年らしい。その後にボリュートが付き始めるもようなので、その過渡期のモデルの可能性が。
ということは、1969年製??

Rooster@荻窪昨夜は旧友、小安田憲司氏のバンド “SUN ALLEY” のライブを見に行った。
久々に見た68年製のES345(335仕様)。すっかり塗装も剥げ落ち貫禄充分。維持するためのメンテナンスにだいぶお金もかかっているらしい。
小安田氏自身も貫禄充分。考えてみれば、この道30年のベテランですからね。
25年ぶりに生で聞いた “Don’t touch me, baby”。感慨深いですね。
いつか “Gamblers blues” やらないかな。むふふ。
このバンド、厳密にはベースの江口弘史氏がリーダーらしい。
その江口氏とは飲み屋で数回お会いしただけで、プレイは初めてお目にかかった。

Sun Alley黒いジャズベースをストラップ短めにしてハイポジションに構えるスタイル。
いやぁ〜、ちょっとびっくり。日本人のベーシストもこんなに高いレベルになったんだなあ。というか、ちょっと日本人離れだ。
それもそのはずで、15年くらいアメリカでプレイを続け、あのメイビス・ステイプルズのバンドメンバーとして来日(?)してるくらいだからね。
これほどのオールラウンドプレイヤーでありながら、きちんとしたシャッフルを弾ける人はなかなかいません。
ステージ上から「伊藤さん、たばこ1本ちょうだい」と客にたばこをせがむプレイヤーもなかなかいませんw


Sun Alley 2 山崎美樹さんは日本のブルースドラマーの重鎮。30年以上続く “ローラーコースター” で活躍を続けている。
その昔、小安田氏と組んでいた”Little Boy Blue” で岡地曙裕氏のトラをやってもらったこともある。
当然、ご記憶にはないでしょうが。
相変わらずシャッフルの切れ味は他の追随を許さない。脱帽。
須川光さんも初めてだが、かつて “めんたんぴん” のキーボードプレイヤーとして活躍されていた方。
8割オルガン、2割ピアノ、といった感じ。ジャズ的な要素や、ファンキーなエッセンスもあり、すばらしいです。
1曲、アップテンポ気味の “Many rivers to cross” をいい感じで歌ってくれました。


メンバー各人の力量は文句無し。
バンドのグルーブ感もハイテンション。
まだの方は一度ご覧ください。決して損はいたしません。

バンドブログ(NG’s)もご覧ください。

1
5月

Sam Cooke

   Posted by: Masazumi Ito in Phonograph Blues(レコード,CD,DVD,映像等の項)

Live at the Harlem Square Club, 1963個人的にマイ・ブームになっているのが Sam Cooke のハーレム・スクエア(”Live at the Harlem Square Club, 1963“)でのライブ音源。
何をいまさらと言われるかもしれないが、例の簡単にデジタル化できるレコード・プレイヤーを買ってから、真っ先にこのLPを取り込んでMP3プレイヤーで聴いていたら、すっかりハマってしまっていた。
というか、このレコードは数あるライブ盤の中でも1,2を争うマイ・フェイバリット・ライブであることは間違いなく、久々に聴いてその自信を深めたのであった。
これが発売されたときの衝撃といったら、マジック・サムのアン・アーバーの海賊カセットテープを聴いて以来だったかもしれない。
それまでは、サムの実況盤と言えばコパでの「ショー」しか知らなかったのだが、これはまさに「ライブ!」であった。
特にB面の “Somebody have mercy” 〜 “Bring it on home to me” 〜 “Nothing can change this love” 〜 “Having a party” と、たたみこむ歌いっぷりはサイコー!
これを聴いてサム・クックの認識は大幅に変わってしまった。録音も生々しいが、サム自身が生々しい。
今更ながら、ゴスペルあがりのシンガーであったことを知らしめてくれる。
スタジオ録音では見せないサムのエキサイティングなライブパフォーマンスを捉えたこの音源は、ジャンルを超えた音楽界の財産だ。


Gospel Stars In Concertこの興奮のライブを聴きながら思い出したのが、Specialtyの”Gospe stars in concert”。
これはゴスペル時代のソウル・スターラーズ(Soul Stirrers )在籍時のサムのライブが収録されている。
ハーレムのライブから遡ること8年。1955年の録音だ。
このB面にSam Cooke & The Soul Stirrersが3曲。
こいつも凄い。荒削りながら、サムの強烈な絶唱が聴ける。
3曲目の “Nearer to Thee” はもう頭をかきむしりたくなるような気持ちにさせてくれる。
生で見てたら泡吹いて倒れちゃうだろうな。
で、この曲の後半の方で、絶頂に達しそうなサムのシャウトをかき分けながら出てくるポール・フォスターの図太い歌に、必ずや昇天されることは間違いない。


Ain’t That Good Newsそして、ここまで来たらもう一枚。
Specialtyのグレート・オムニバス盤。 “Ain’t that good news”。
これはスタジオ録音のゴスペル・オムニバスで、もちろんSam Cooke & The Soul Stirrersも収録されている。
しかし、しかしですよ・・・・・。
A面ラストに登場する、チョーズン・ゴスペル・シンガース (“Chosen Gospel Singers”)。
こ、こ、こ、こいつら、なにものだっ!!!
興味のある方は、これを聴いてのた打ち回ってくだされ。

29
4月

原村へ行く。

   Posted by: Masazumi Ito in Everyday I have the Blues (日記の項)

原村世間はゴールデンウイーク。
すごいところは11連休だとか。
ウチのような弱小会社は貧乏暇無しと言ったところだ。

でも今年は、まあまあ暦どおり程度には休めそうだ。
ということで、4/29の「昭和の日」(そうそう天皇誕生日じゃないんだよね)は、八ヶ岳の麓である長野の原村へ行った。

天候にも恵まれドライブ日和である。
早朝の4時台に起床。寝ぼけマナコの娘二人をたたき起こし一家4人プラス義母で6時出発。

ちなみに義父はヨーロッパへ行っている。
貧乏人は国内日帰りの旅だ。

9時前には「原村・八ヶ岳自然文化園」に到着。
かんたんなアスレチックや自然の中の散策を満喫。
次女と走りまくりバテる。

原村2続いて「八ヶ岳中央農業実践大学校」の農場へ。
妻と義母は野菜を買いまくり、娘二人は這いつくばって四葉のクローバー捜しに必死。
四葉のクローバーは大漁だったよう。

そして今回の目的である、「八ヶ岳・小さな絵本美術館」へ。
妻の親友の原画展である。
なかなか独特な絵である。興味ある方はぜひ!
ちなみに私はデビュー作の「おふろ」が好き。

楊州商人さてさて帰りの事故渋滞も何のその、無事に近場のラーメン店で夕食を済ませ帰宅。

ガソリンも暫定税率の絡みで再度値上げの様相。
近所で満タンにしようとしたら、すごい!ガソリンスタンドに入る列で渋滞だ!
消費者も必死だよね。
皆、今週末からのGW本番に備えて買いに来てるのかな。

山口の補選で惨敗したのに暫定税率復活に燃える自民党。たいしたもんだよ。。。。。

久しぶりに平日の休みが取れた。
会社の勤怠的に言うと「4月29日の振替休日」なのだが、この「4月29日」というのは去年の「4月29日」の休日出勤分である。
去年の4月からこの3月までの1年間で取得できずに溜まった休日が34日間。
これって、労基法上まずいんでねぇですかねぇ。。。。。

リコールに引っかかった自家用車をディーラーに持ち込み、昼食は2年前に近所に出来た「ラーメン二郎」へ初めて入る。
一度食べたことがあるという妻から「絶対に大盛にしちゃダメよ」と忠告される。

ラーメン二郎 ひばりヶ丘店いつもは行列が出来ているので、どうかなと思ったら、なんと1席だけ空いていた。ラッキー!
自販機でふつうのラーメンの食券を買う。
おお!噂どおりのボリューム!
となりの人は「野菜増し」とか言ってたが、すごいことになってる。

麺はうどん並みの太さ。
麺、野菜、チャーシューの量は立派!
味は濃い目でスープは制覇できなかったが、こりゃ女子供が食うもんじゃあないわ。


studio PAGEまだ腹もこなれない中、15時から近所のスタジオへ個人練習に入る。
スタジオ・ペイジ」という、ひばりヶ丘唯一の音楽スタジオ。
まだ数回しか利用していないが、10年以上もこの地で営業されているそうだ。
スタジオの環境にたいへん気を使われているオーナーさんなので、いつもきれいである。
1時間600円を支払い、久々の歌の練習。
あんど、ジョージ・ベンソン・モデル(Ibanez GB-10)の試奏。


夕飯はカレー。昼食の影響で、腹がはちきれそうだ。

土曜日に空振ったバレルハウスに行った。
待ち合わせの面子は土曜日同様。
仕事帰りだったので、着いたのはもう21時半頃だった。

入ると皆でテレビの画面に食い入っていた。
“Old Grey Whistle Test” のベストDVDらしい。秀作から駄作まで、酒の肴には似合う。

しかし更に盛り上がったのは、その後に出てきた “FANIA ALL STARS” のDVD。
1974年だったか、ザイールのキンシャサでの有名なやつ
いや〜!やはりすごい!!
セリア・クルース、ラリー・ハーロウ、レイ・バレット etc・・・・・。
うん、このベースはもちろんボビー・バレンティーノ。
ヨーモ・トーロのソロがなくて残念。

ウロ憶えの日本公演をちょっとばかり思い出してしまった。
日本にはウイリー・コローンも来たんだよね。


Fania All Stars in Japan 1976


これは日本公演のパンフレット。うわ、もう32年前なのね。