すっかり世間はお盆休みの様相で、今朝の通勤ラッシュは多少緩和されていて嬉しい。
さて、昨日の続き。
成毛滋論を読んで、なんだかすっかり感化されてしまった中学1年生。
「日本の音楽は聴いちゃいけないんだっ!」
と真剣に思ってしまうところがこれまたスゴイ。
テレビは見なくなるわ、学校の音楽の時間で歌わないわ、もうヒドイもんだ。
だから、私は1973年頃から後の歌謡曲をほとんど知らない。
高校の頃には、そんな意固地な気持ちはなかったが、もうBLUES一色で歌謡曲の類を聞こうとも思わなかった。
山口百恵なんて同年代では大ヒットしたのだろうが、曲も満足に知らない。
中学2年になる頃に、成毛滋の在籍していたフライドエッグの「Good bye」を購入。これが私が買った初めてのロックのLPだ。
高中正義がベース、つのだひろがドラムという凄いバンドだった。
残念ながら、このLPは処分してしまったようでレコード棚を捜しまくったが見つからなかった・・・・。
ちなみに、一緒に音楽を聴き始めたW林君は山内テツのソロLPを買ってベーシストを目指し始めた。
前述の成毛滋の記事にある、CREAM。
日本編集の「パーフェクト クリーム」というLPを次に購入した。
これに、あの “Crossroads” が入っていた。
いやぁ、やられましたねぇ・・・・・・・。完璧なギターソロだった。
寝ても覚めてもエリック・クラプトン一筋になってしまい、ついにエレキギターを購入するのである。
ギャランという国産メーカーの ギブソンES335モデル。
正価¥35,000を値引き後¥28,000にて購入。御茶ノ水の石橋楽器だったかな?
なぜ335モデル?
クリーム解散コンサートでのクラプトンの姿。というより TEN YEARS AFTER のアルヴィン・リーだったかもしれない。
うん、そうだ。 WOODSTOCK のアルヴィン・リーのかっこ良さにやられたんだと思う。
ちなみに、まだ本物のブルースに到達するのはもうちょっと先。
周りは Highway Star や Smoke on the water 一色だったのに、私が好んで聴いたのは、ブルース色の濃いロック。
Johnny Winter And のライブはお気に入りだったなぁ。
Savoy Brown とか、Chicken Shuck とか、Paul Butterfield 、Rory Gallagher・・・・・・・・。
要は、ちょっとアマノジャクだったってことかな?
Traffic、 Mountain、Allman Brothers・・・・・・・わはははは!懐かしい~~!!
ベースのW林くん、そして「金物屋の伸ちゃん」ことW辺くんをドラマーに仕立て、ついにバンド結成したのは中学3年生の頃。
クリームのコピーバンド、その名も “BLUES POWER”。
自慢じゃないが、たぶんアドリブのソロを弾けたのは他には誰もいなかったと思う(かなり稚拙なソロであったのだが)。
当時はスケールなんて誰も知らなくて、その手の教則本すら満足になかった時代だ。
中学の卒業コンサートに出演。
その時の写真と音源があるが・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
出演者の意図に反して、笑いをとってしまった我々・・・・・・・・・・。
写真すら、公開できるものではございません。
ギックリ腰の試練に耐えて一週間。
いやあ~、こんなに辛いものとは知らなかった・・・・・。
何せ、下に落ちているモノが拾えない、靴下が履けない、便座が上げられない、等々、不便なこと不便なこと。。。。。
まあ、寝返りもうてないような重度の腰痛からは脱出でき、本日は「一人スタジオ」である。
いつもの、スタジオ・ペイジさん。
本当は先週日曜に予約していたのだが、当然当日キャンセルであった。
当然、一番軽いギターを持参するのが当たり前。
Harmony のフルアコだ(Rocket)。
そして、先日ヤフオクで1,000円にて落札したソフトケース。
これは、背負えるタイプなんで楽チン

ほらね、ランドセルみたいでしょ。
箱モノは今まで怖くてハードケースにて運んでいたのだが、これは緩衝材がかなり分厚いので安心。

さて、友人から選曲のリクエストがあったので、久々に引っ張り出したのがこれ。
SPENCER WIGGINS – Soul City U.S.A.
かつて、Vivid sound がGOLDWAXを売り出したとき、幻のジェイムス・カーの次に出されたLP。
世界初のLP化であった。
拍手!!
もう、何といっても1曲目の “Take me just as I am” でKOだ!
なんて透明感のある歌声だ。
無駄なシャウトや変な力みは一切なし。
聴いていて思わず惚れ惚れしてしまう一枚。
現在、比較的入手可能なCDは、
こちら。
Spencer Wiggins – The GOLDWAX Years
高校生のころ、このカットアウト盤が輸入盤レコード店に980円でゴロゴロしていた。
いまでこそアナログLPは大暴落の価格であるが、当時1000円以下でレコードを入手することは、ほとんどなかったと思う。
名盤である。
Recorded at The Monterey International Pop Festival / OTIS REDDING , THE JIMI HENDRIX EXPRIENCE
1967年のモンタレーでのライブ。
モンタレーのライブは、まだ家庭にビデオもない時代にNHKが放送した。
あの時の衝撃と言ったら!
なぜ、このエキサイティングなライブ盤が、CDになってないの!?
ひょっとして、なにかとカップリングになっているのかもしれないが、見当たらなかった。。。
ちょっと話は違うが・・・・・・・。
日曜に次女の参観日に行った後のこと、自宅で何気なく立膝をついて立ち上がった瞬間。
おやっ!
こ、腰がっ!
おおっ!のぉーー!!
い、痛ぇーーーーーーーーーっ!!!
おおおおおっっまぁぃががぁぁぁぁぁっ!
ギックリ腰だぁっ!!!!!!!!!
ということで、
この二日間ほど「寝たきり中年」をやっている次第・・・・・・・・・・・・。
日曜の伊藤家は、吉祥寺へ。
車で行けば、30分もかからないのでお手軽だ。
一家4人なら交通費を考えれば、駐車場代もさほどでもない。
昼食は、以前にも利用した「スイーツ」の食べ放題。
とは言っても、パスタやピザなども豊富なので結構重宝する。
たこ焼きなんかもあったりする。
一人では絶対入らないだろうが。
食後は、各自自由行動。
当然、私はレコード探しの旅に。
ウィーピング・ハープ・セノオ / メッシン・アラウンド
懐かしい!1976年製作ということは・・・・・
もう33年前なんですね!
ディレクターが、レイジー・キムなんですよっ!!
レコードの帯も付いてました。
中村とうようさんのコメント入り。
しかし・・・・・・妹尾さんもすばらしいが・・・・・・。
1曲目、 “Bobby Sax Blues”での塩次伸二さんのギターは・・・・・・凄過ぎます。
そして、もう一枚はこれ。
Memphis Sounds Original Collection Vol.1
かつて国内盤で出た(やはり妹尾さんのレコードの頃)このシリーズで、私はドン・ブライアントしか持っていなかった。
Hiサウンドのすばらしいオムニバス。
というか、クワイエット・エレガンス(Quiet Elegance)に尽きる!
あの頃は考えられませんでしたが、今ではこんな単独CDまであるのですね。
A面1曲目の、 “You’ve got my mind messed up”。
これです!これ!
やはり、ジェイムス・カー超えか。
リードボーカルのフランキー・ギアリングは、この数年後にO.V.ライトのオープニングアクトで来日。
素晴らしい歌声を聴かせてくれましたね。
土曜日のNG’ライブ当日、長女の中学の運動会開催とぶつかってしまった。
たいていの行事は参加しているのであるが、今回の上野のライブは今年の2月ころから話が決まっていたので、泣く泣く断念。
去年の運動会が6月第1週の土曜だったから、危ないとは思ったのだが・・・・。
しかしながら、当の本人はもう中学3年生。
ちっとも親に来てほしいなんて思ってはいない。
挙句の果てには「この競技は見なくていい」などと、指定までしてくる始末。
しかしながら・・・・「そっちは見せたくなくても、こっちは見たいのっ!」と、これではまるで子供の喧嘩である。
で、土曜の運動会は雨で火曜に延期となったのである。
そう、昨日の6月9日開催。
月初の繁忙も一息ついてきたタイミングの良さ。
ふふふふふ・・・・・・。会社休んだろ・・・・・・・。休みも去年の分から、たんまり溜まってるし・・・・・・・。
月曜の夜、「明日は会社休んだ」などとは一言も発しない私、である。
曇り空の中での運動会。
カンカン照りじゃないのが助かる。
とは言いつつも、久々に一日中外にいたので、結構日焼けしてしまった。
それにしても、平日の運動会。
お父さんは目立っちゃうだろうなぁ・・・・・・・。
と、思うのは素人の浅はかさ!
意外に盛況(元々、中学の運動会は小学校や幼稚園ほどの賑わいはない)。
しかも、お父さん連中の多いこと。
みんな休んで来たのかなぁ。
不況で休みが取りやすいのかなぁ。
などと思いながらも、自分も同類であることを再認識・・・。
わたし同様に、娘さんの運動会に行けなかった、NG’sのはもにか吹きである「くどー氏」。
やはり火曜に延期と言ってたが・・・・・・。
娘思いのお父さんのことだから、こっそり見に行っていることでしょう。
その、くどー氏が最近絶賛しているのが、 George “Harmonica” Smith。

GEORGE SMITH – Blowin’ The Blues (LP : P-VineSpecial PLP-703)
私が大学1年のときにフィリップ・ウォーカーとやって来た。
初めて生で見た強力なハーピストであった。
日本教育会館のステージ。
第1部はフィリップ・ウォーカー。バックはデニス・ウォーカー、ジョニー・タッカーにプラス、山岸潤史さん吾妻光良さん。
これに第2部はジョージ・スミスが加わる、という構成。
この時のライブはこちら。
このLPは、何と、Calvin Leavy, Otis Rush に続くP-VINEレコードの第3作目であった!
60年代録音のコレクションだが、タイトル曲は当時なかなかのレア・アイテムであったはず。
元々、マディやラッシュのバックをやっていたが、その後ウエストコーストへ活動の場を移したという変り種でもあった。
このLPでも Pete Lewis のギターが聴けたりして、けっこう興味深いのである。
先日、当家の庭先の鉢がやられた。
花泥棒ってやつだな。
隣の義父母宅もやられている。
どうやら、近所でも何軒か被害にあっているようだ。
本日、会社から帰ってくると、妻が鉢を針金で留めていた。
また、やられたらしい。
しかも昼間に。。。。。
どうも薔薇が中心にやられているようだ。
今月最初のブログに載せた写真のうち、もういくつかは無くなってしまった。
しっかし・・・・・私は植物好きではないのだけど、やはり人の家のものを持っていってしまうのは許せん。
盗んでもどうするの?
だって庭先とかに置くんでしょう?
ああ・・・塀の高い家とかは外から見えんかぁ・・・・。
でも、気持ちいいもんじゃないと思うけどねぇ。
そんなに高価なものじゃないけど、やっぱり金額じゃあないよなあ。
かなり気分の悪いもんです。
立派な窃盗。場合によっては不法侵入。
「花泥棒は罪に・・・・なります!」
タイトルにちなんで「花」のジャケットのレコード探したのだが・・・・・これが意外にない。
ソウルものとか女性シンガーものとかが少ないから?
やっと見つけたのは、あまりにも有名なコレ。
PERCY SLEDGE – When a man loves a woman
意外とシンガーとしての評価は高くはないが、このタイトル曲は誰もが知ってる名演。
ちなみに、恥ずかしながら・・・・・・私も歌います・・・・・。
ところで、このジャケの女性ですが、当時のほかのLPのジャケにも登場してます。
さて、なぁ〜んだ!?
長女の誕生日。
これでめでたく、伊藤家の4名は無事に歳を重ねることができた。
千疋屋のフルーツショートケーキ。
さすが千疋屋。
乗っかっているフルーツはすべて甘さが格別。
奪い合う娘たち。
4つとも同じだよ。
本日のBGM
やはり楽しい誕生日はニューオリンズ。
BARBARA GEORGE – I Know (LP)
まだ20歳くらいだったバーバラの可憐さと、バック陣の名演。マストアイテム!
タイトル曲は、もちろん現在も歌い継がれる名曲。
かつての私のレパートリーでもあります。
その昔、京大のBOX(まだ燃える前の)で松井元さんが突然、「I know を録ろう!」と言い出し、半日缶詰になって録音したことが。
へとへとになって最後にやっとOKが出たときはほっとしたなぁ・・・・。あの録音はどこへ・・・・・?
バックを務めてくれたのは仁くん、岡地さん、そしてたしかkyOnさん。
歌詞の聞き取れない部分をLEOさんに教わったことも。
バーバラはレコード会社の移籍等で結局この作品以降は泣かず飛ばず。
現在CD化されているものも(1枚目のジャケをクリック)、オリジナルの選曲。
別テイクはないのだろうか?
2006年に亡くなるまで細々と活動していたという話も、ちょっと悲しい。