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大祓
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
大祓(おおはらえ)は、6月と12月の晦日(新暦では6月30日と12月31日)に行われる除災行事である。犯した罪や穢れを除き去るための祓えの行事で、6月の大祓を夏越の祓(なごしのはらえ)、12月の大祓を年越の祓(としこしのはらえ)という。6月の大祓は夏越神事、六月祓とも呼んでいる。なお、「夏越」は「名越」とも標記する。輪くぐり祭とも呼ばれる。

さて、突然のWikipedia引用からのスタートである。
突然にこのような言葉が出て来たかというと・・・・・・。

何回かご紹介させていただいているが、かつて LINDY HOP というバンドでご一緒させていただき、なおかつ20数年前の東京B級ブルースシーンのドンであった神東正典氏は、現在「宮司」という家業(?)を継ぎながら四国のブルースシーンで今も健在である。

その彼が率いる「黒神(こくじん)」という凄いネーミングのバンドの2枚目のCDが出た。
一か月ほど前だったか、久々に電話で話した時
「いやぁ、伊藤、聞いてくれよ!〇〇とか△△とか××とかに新譜のサンプルを送ったが、誰も雑誌とかに書いてくれんのや・・・・・」
そして昨日のこと、なにやら見覚えのある字体の郵便物が。
ん?CD在沖?
こんなブログでよければ、宣伝させていただきますよっ!

そう、このCDこそが「大祓 / 黒神」である。
というか、「神東正典 sings the Blues」である。
神東氏が全曲歌い、カバー曲はすべて彼の訳詞、半分は彼のオリジナル。
まさに、神東正典の「犯した罪や穢れを除き去るための祓えの1枚」、である。

阿波踊りのお囃子から始まる「マルディグラ・イン・ニューオーリンズ」。
彼が昔から大好きだったニューオリンズカバーの3連発からスタート。
続くオリジナルの大群も、彼のブラックミュージックへの傾倒具合がばっちり垣間見れる。
ちょうどB級ブルース界ではすれ違いだった黒川桂吾さんは、本当にうまいギタリストだ。
ドラムの的場宏晃さんもこぎみ良いグルーブ感をかもし出している。

そして8曲目の「今夜は特別」。
この曲は、私を含めなつかしい友人たちへのメッセージだな。
そして、今は亡き松井仁さんへ捧げた歌に違いない。

ラストの「お祓いちゃんと」。
これはもう・・・・・日本のスピリチュアルブルースですな。

全体的には、ちょっと一杯飲みながら肩の力を抜いて聞くのがいい。
キメもいろいろ考えているようだが、同好の士なら思わずニタッとさせるようなものばかり。

ディスク・ユニオン、サムズ・レコードなどで取り扱っているよう。
気になった方は、ぜひっ!!
さて、あとは上京ライブを待つだけだな。

おっと、忘れてた。
このジャケット三部作をご披露しないと。
笑えます。


大祓1まずは、ジャケット表面。

小さな「おでん屋」のカウンターで、おねえちゃんを口説くおっさん(神東氏)。
ビールを注いで・・・・・酔わせて・・・・・魂胆は見え見えである。

大祓2そして、中ジャケット

おっさん、ちょっと酔いが回ってしまったようで・・・・・。

すると、一人で飲んでたイケメンのお兄さんと接近するターゲットのおねえちゃん。

大祓3最後に裏ジャケ。

とうとう酔いつぶれて、カウンターにうっ伏すおっさん。

若い二人はいったい何処へ。。。。

そして・・・・・おでん屋のおかみにお祓いされるおっさん。

久々に笑えるジャケットです。
こういうのを我々の世代は「お洒落」というのじゃ!

皆様、ぜひご一聴を。

29
1月

Cadillac Records

   Posted by: Masazumi Ito   in Phonograph Blues(レコード,CD,DVD,映像等の項)

なかなか映画館へ行く機会など、全くと言っていいほどなくなってしまった。
特に最近は、ちょっと見たいと思うものも、しばらく待てばレンタルDVD店でかんたんに借りてくることができるわけで、大画面の迫力を求める必要がなければわざわざ時間を費やして出かける必要もないわけだ。

でも、この辺りはきちんと購入しておいたほうが良いかな、と思っていたのがこれ。
キャデラック・レコード」(Cadillac Record)である。

なんせ、あーた!ビヨンセ主演ですよっ!
って・・・・・・違います・・・・・・。
ビヨンセって誰?という程度の若輩者でございます。

この映画は、BLUES BROTHERS(ブルース・ブラザース)、RAY(レイ)などと同様、いわゆるメジャーブルース映画である。
当ブログを読んでるあなたなら、今さら説明することもないのだが、あのチェス・レコード(Chess Records)の映画化。
チェスといえば、マディ、リトル・ウォルター、ウルフ、サニー・ボーイ・・・・・・・もう次から次へブルースマンの名前が途切れることなく出てくる、まさにブラック・ミュージックの宝庫。
先日来日した、フラミンゴス、ミティ・コリアもチェスで名作を残している。

映画館まで足を運ぶことはなかったが、そろそろDVDが発売されたはずだなぁ。
ちょっと会社帰りに・・・・・・。


mario_wiiおおっ!
あった!あった!!

これは正月に次女が欲しがっていたものの、どの店へ行っても売り切れ御免であった ニュー・スーパーマリオ・ブラザース wii である。

あ、いけね!
こんなの買ってる場合じゃねえや。


cadillac records_1あった、あった。

これね。

キャデラック・レコード


cadillac records_2当然、マディもウルフもこの世にはいない。

ビヨンセはエタ・ジェイムス役なのだそうだ。。。。。

果たして、どれだけ夢を壊さない作品になっているのだろうか?

休みの日にゆっくりと見るとするかな。

まだ見てない方、後ほどお貸ししましょうか?

ウイリー・ミッチェルの訃報に続き、ボビー・チャールズ (Bobby Charles) も・・・・・・・。

昨日のことだそうです・・・・・。


Bobby Charles一般的には、このレコードが有名なのだと思う。

いわゆる、ウッドストック・サウンドとでもいうんでしょうか。


See you later alligatorしかし、やはりCHESS時代のサウンドは捨てがたい。

やっぱり、”See you later alligator” なのだ。

愛聴盤。

Amazon で探したけど出てこない。
再発されてないの???

See you later, Bobby ! っちゅうわけには、もういかないのね・・・・・。

合掌

1月も、やっと10日に初詣である。
毎年恒例の、清瀬日枝神社である。
「恒例」というのは、清瀬に住む私の母のお年玉を目当てにする娘たちのための「恒例」ある。
大人は「お年玉貧乏」で、辛いわなぁ。


末吉ということで、「おみくじ」を引くわけだが、
娘ふたりは仲良く「末吉」。

残念そうに見入る次女の姿。


大吉そして私と言えば・・・・「大吉」。
一昨年に続き

どうも会社状況はかなり悪く・・・・・。
うちの事業所は更に悪く・・・・・。

果たして本当に、おみくじの効果があるのだろうか。


やはり、神頼みだな。

Dixie Hummingbirds / I’ve Got So Much To Shout About

もひとつ、おまけに Five Blind Boys of Alabama。

うん、このくらい強烈なパワーが必要っすね。

メンフィス・サウンドの名プロデューサーであり、ハイ・サウンドの重鎮。
ウイリー・ミッチェルが1月5日に亡くなったそうだ。

60年代後半から70年代の良質なソウル。

Al Green, O.V.Wright, Otis Clay, Don Bryant, Ann Peebles, Syl Johnson ・・・・・・・・・。
ああ・・・・・・・・・・・・・。

合掌。

2010年年賀状正月、あっという間に。。。。。。
今年はカレンダーの関係で、1月4日からの出勤だ。
さすがに通勤電車は、まだガラガラ。

年末は29日から休みが取れたのだが、大掃除と年賀状作りで気づくと除夜の鐘。
除夜の鐘を聞いた後に年賀状を投函しに行くという、ちょっと情けない新年だ。
おまけに、ぎっくり腰のキャリアとしては大掃除は少々体にこたえるのである。


焼肉・・・・・元旦の日、嫁は仕事である。
娘ふたりは、原宿へ行くんだと。

ちょっと寝坊気味のお父さんは、コタツに入ってテレビを。
うん、これが正月だ。
昼食は・・・・・あ、まだ皆さんおせち料理を食べてないなぁ・・・・・。
一人で食べるのもなんだし・・・・・。
情けないことに、カップ焼きそばを食べる。

そして夕飯は!
なぜか焼肉である。


サンシャイン60の福袋を目指せ!翌2日の日は、毎年恒例、「福袋」を求めて一家は池袋へ。
女性軍、男性軍(一人だけだが)、に分かれて「それじゃ1時間後に、この入り口集合ね!」。

しかし、「30分延長してください」というメールを見ながら、もう飽きてしまい歩きつかれてしまったお父さん一人は、本屋で時間を潰すしかなかったのである・・・。


SWEETS実はこの日の昼食も、伊藤家女性陣のご要望による「スイーツ」食べ放題。

おせちはまだまだである。

そして、この日の夜やっとお雑煮とおせち料理にありつけるのであった。


Wiiちなみに、我が家で一番の金持ちである次女は、金の力にモノを言わせ Wii 購入。

いったんお金を立て替えたお父さん、帰宅してから娘から回収するも、ピン札の1000円札を大量にいただくことになる。


Talk to me / Little Willie John意味もなく・・・・・・・・。

本年最初に聴いたレコード。

Talk to me, Talk to me. / Spasms.
– Little Willie John (KING 5108)


Turn on your love light / Bobby BlandTurn on your love light. / You’re the one.
– Bobby Bland. (DUKE 344)

本年も宜しくお願い申し上げます。

あ、クリスマスだ。

今年は、どうもそれっぽくないなぁ・・・・。
イルミネーションを飾る家庭がめっきり減ってません?

先日、会社帰りにふと
「あれ?この家は毎年ライトアップされてたはず・・・」
よく見ると電飾はあるので、私が通る遅い時間は電気代削減で消しているのだろうか?

そうそう、今月は12月なので給与明細に「源泉徴収票」が入っている。
たまたま持ってた去年のと比べてびっくり!
なんと!年収が前年比マイナス87万円ですよ!
給与カットが始まったのが4月からだから、実質9ヶ月でこの額。
1ヶ月あたり10万円ぢゃないかっ!
これに、入試を控えた長女の塾代、冬期講習代等々・・・・。
我ながら、よくやってるよ。

当然、外の付き合いは悪くなります。

しっかし、ひでぇ会社だ。
手取り十数万の管理職なんてゴロゴロいるらしい。
誰か拾ってください・・・・・ギター弾けます。歌えます。ブログ書けます。

だめですね・・・・・。

いや、話題はクリスマスだった。
でも、去年チャールズ・ブラウン(Charles Brown)を出し切ってしまったのでネタがない。
去年のブログ 12月24日編12月25日編

とは言っても、意外とブルースのクリスマスに関わる曲は多かったりするのである。
特にジャンプ系のブルースに多いようだ。
その昔、ROUTE66 というスウェーデンのジャンプ物を出していたレーベルをよく購入したのだが、3枚に1枚くらい(そんなに多くはないか)クリスマス関連の曲が入っていたりした。


Merry Christmas, Babyこれは自慢の一品。

“Merry Christmas, Baby (Hollywood HLP-501)

なんともそそるジャケット。


Merry Christmas, Baby_2後に GUSTO で再発されるも、こちらはオリジナル。
1950年代後半の超レア盤である。

再発盤はジャケットもレーベルもオリジナルそっくりだったけど、レコード番号が違います(HLP-900)。


Hollywood 501Mabel Scott の “Boogie Woogie Santa Claus” が元気いっぱいで、とても素敵。

ちなみに、このクレジットの曲順は1曲目以外は適当に並んでいる。


玄関さて、伊藤家のクリスマスは・・・・・・・・・・。

電飾はもちろんありません。

でも、ちょっとだけクリスマス気分。

とても安かったらしい・・・・・。


I'm Santaそして、昨年同様、次女の枕元にはサンタさんを労う手紙とお菓子が。

えっ!今年もサインですか・・・・・・・。

書いたよ。。。。。。