新宿で吾妻さんとお別れした後、そのまま帰ろうかと思っていたのだが、20時から三鷹のバイユーゲイトというお店で岡地さんが出ると言ってたなぁ。
あれ?そういえば、牧さんも行っちゃったしなぁ。
そうこう思っていると、湯川さんが
「伊藤さんも行きましょうよ!」。
酔っぱらいは弱い。
酒の方向に弱い。
中央線で向かう先の三鷹。
まあ、確実に自宅へ近付いているのでいいか。
この日のライブは、JOJOサワド氏 & Pony Boy 野中氏のコンビによる
「Snooks Tribute / スヌークス・イーグリン追悼ライブ」
である。
スヌークスはニューオリンズの「人間ジュークボックス」と呼ばれる私も大好きなミュージシャンだ。
サワド氏と野中氏は、その昔 “HOT SHOTS” というバンドを組まれており長年にわたるコンビである。この日の、野中氏の選曲の良さはセンスを感じさせるものであった。
ゲストに岡地さん、牧さん(前日に頼まれたと言ってたなぁ)、湯川さん、ヒロナリさん(JIROKICHIの店員から、ニューオリンズへ飛んで行ったという凄いギタリストでした)が、入れ替わり立ち替わりでバックをつけるステージ。
やはり、ニューオリンズものは最高!
リズムをとって、知ってる歌ならみんなでコーラス。
この日、特筆すべきは、牧さんのエレキ・ベース on 昼夜2ステージ。
ギルドのセミアコ・ベースの入手経路は何とも羨ましい話であったが、ふだんはフレットレスの箱ベースを弾いている人からすれば、なかなかに大変な一日であったと思われる。
ただ、見ているほうからすれば、あまりに貴重な牧さんのお姿に感銘である。
あまり、くどくどと書くと殴られそうなので、このあたりで。
新宿のタワーレコードにて、吾妻光良 & The Swinging Boppers のインストア・ライブである。
ちょうど開始時間の15時ころに到着。
さすがである、なかなかの人の波。
当然、ビッグバンド編成のバッパーズフル編成が、タワーレコードJ-POP売場の一角で見られるというわけではなく、この日のメンバーは、吾妻さん・牧さん・岡地さん・康蔵さん・近さん、そして、レーベル社長というか、ディレクターというか、ジャーマネというか、湯川さんがパーカッションで参加。
吾妻さん御本人は、これを「バッパーズまがい」とおっしゃってましたな。
実はこの日は、バッパーズ初のDVD発売記念のインストア・ライブ。
1月に発売された鴬谷のライブCDの映像版である。
やはりバッパーズはライブ・バンドだ!
ちなみに、この日の話ではAmazonの J-POP DVDランキングの26位だとか。
EXILEより上位というこの事実・・・・。
発売直後の瞬間最大風速ということを差し引いてもスゴイ!
ライブ終了後のサイン会も約1時間。
一人ひとりに丁寧にサインするのは、やはり人柄か。
そして、新宿の街にアルコールを求めてさまよう男たち。
途中の楽器店に入り、
「伊藤くらいレスポールの似合わない男もいないよなぁ!」
余計なお世話だ。
その後、某〇ィスクユニオンのジャズ館の前にて「洋書セール」を発見。
段ボールに入った本を眺めていると
吾「おっ! “Ain’t misbehavin” っていう本があるぞ」
伊「こ、これは!”Story of Fats Waller” と書いてありますよっ!」
吾「な!なに!!い、いくらだ!さ、315円!?買いだぁーーっ!!」
さらに
吾「おやおや、ビッグ・ビル(ブルーンジー)の自伝が!」
伊「これは630円ですよ!2冊買っても千円札でお釣りがきますね!安い!!」
吾「う・・・・うん・・・・い、いや待て・・・・やはりここは・・・・・・・・」
結局、前者のみを購入した吾妻さん。
相変わらず、ケ・・・・いや、慎重な買い物をされる方である。
さて、吾妻さんご要望の外で飲める店。新宿の裏道のまさに路上である。
左から、吾妻さん、アルトサックスの康蔵さん、三宿でモガンボというバーをやっているトガちゃん、そして、源泉計算を必死に行っている湯川さん。
ちなみに、このときの話題は「プログレ・バンドの定義は!?」。
暗くなる頃にお開き。皆さん、お疲れ様でした。