2008年5月29日の投稿

先日の「同窓会」でたまたま同じテーブルになった kyOnさん、小安田憲司さん、LEOさんとアルバート・キング(Albert King)の話になった。

20年近く昔の日比谷野音での、ブルース・カーニバルの時の話。
ボ・ガンボス(Bo Gumbos)のノリノリの音量のでかさに、バックステージでアルバートご本人がクレームをつけに来たらしいのだが、ボ・ガンボスの皆さんはアルバートが来たので「ワーイワーイ!」てなことになってしまったらしい。
で、たぶんそれが腹に据えかねていたのか、最後にアルバートがステージに出るとおもむろにツインリバーブのすべてのノブをフルにしたらしい。
それも、ひとつひとつ回すのではなく、手を広げて、その手の平を一番左のノブに乗せてから一番右のノブまでサーッと滑らせ一瞬のうちにフルテンにするという荒業だったそうだ。そして、おもむろにパイプに火をつけ、「さあ、どうだ!」と言わんばかりだったらしい。小安田氏もそれを目撃しており「最高にかっこいい」ポーズだったとのこと。そう、パイプ咥えて理知的な感じさえ思わせるアルバートのその行動にLEOさんも「へぇ〜意外な」、私もそう思ったが話はまだ続く。

その後、kyOn氏がこのフルテン一発芸を真似したところ、そんな簡単にスムーズに滑らないことが判明した。
その慣れた手つきから、「あれはな・・・・・、ちょくちょくやっとるわ・・・・・」

たまたま、youtube で発見した Albert King VS Albert Collins の5連発映像。
その1発目の映像をご覧ください。

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開始から45秒あたりでアルバート・キングが後ろを気にし始める。音が小さいのだろうか?
55秒あたりで、フルテンならぬアンプのカバー剥がし!!という暴挙に出る。
そして、満足そうに弾きだす。

やっぱり、こういうヤツだったんだ・・・・・。

すると今度はアルバート・コリンズが自分のアンプの方へ行って何やらやっている(良く見えない)。
たぶんボリューム上げてるんだろうな。
それ見てアルバート・キングもご満悦。

ところで、この映像はいったい何物なんでしょう?