世間では10連休なんて人も多々いるらしい、このゴールデンウイークである。
私といえば、3月の下旬くらいから、風邪をひいたり治ったりの連続。
先週からもずっと体調不良である。長年の不養生が祟っているのであろうか?
熱っぽさに加え、なんだか背中が痛い。
これは発熱の痛さじゃないな・・・・。
で、でも、行かなきゃ。
昨夜はE-CHANG BROTHERS のライブ。
ここで顔を出さねば、孫の代まで言われ続けるであろう。
とりあえずは昨夏のブログでも読まれると良いかと思われます。
今回のハコは渋谷の”テラプレーン”。
ウチの娘たちはたまに渋谷へ行くようだが、ブルースマンのお父さんとしては、あまり似合わない街であることは間違いない。
”御殿場のキッチンドランカー”ことサブちゃんと18時に渋谷駅で待ち合わせる。
来ない・・・・。
ムカムカムカ。
メールする。
返信ない。
ムカムカムカ。
電話する。
出た。
「あっはははははは!新宿で呑んでてね、いまお勘定するとこ。あははは、あと20分ね。先に行くんだったら、私の席もとっといてね~!あはははははは!!」
ムカムカムカムカムカムカ。
拳をポケットに隠しながら合流、
店へと向かう。
T波さんも、T垣氏も、D肥くんも・・・・まあ、同窓会みたいなもんである。
いろんな事故がありつつも楽しいステージ。
しっかし、よく1バンドでブッキングしたもんだ。
なかなかの勇気ある決断と見た。
短めのステージで3部構成、というお年寄りにも優しいステージ進行である。
最初に謝っておかないと。
上阪さん、ぎりぎり入っておりません。
1月のブライトブラウンでも写真が少ない、とクダをまかれましたが(ウソウソ)。
が、ピアニストの性は悲しく、たいてい端っこのステージライトが当たらぬ場所、というのはよくある話です。
ましてや、7人編成ですから・・・・。
この方のアップ写真は、最低1枚は入れておかないと後日何を言われるかわかりません。
ちょっとピンボケですみません。
“E-CHANG” とは、まさにこの方のこと。
左手の柔らかい手首で奏でるフレッド・ビロウも真っ青なシャッフルを叩きつつ、右手で旗を振るという30年以上にわたるこの芸当。
30年以上もやってるのに、なぜ左手で旗を持っちゃったんですかっ!!
ジャズのライブハウスではありません。
第2部の出だしは、中川”野獣”清さんのベースソロでスタート。
もう、このバンドのゲストとしては定番。”奇才”志賀博さん。
無茶苦茶凄いボーカリストなのだが、なぜか笑い声が絶えない。
この日は、強引に田辺育代さんを抱き込み”Amazing Grace”を披露。
ちなみにこのセット、
「S賀と一緒のステージに上がったという風評被害にあわないように」
きっちり客席からステージを見るYさんの姿あり。
素晴らしい危機管理能力!
この珍しい2ショット。
天才同士、何を話しているんだろうか?
けっこう長い間話してた。
日本語なんだろうか?
噛み合っているんだろうか?
これは天井裏の配線工事にきた職人さんではありません。
お客さんのドリンクのグラスを借りてお得意のスライド奏法を披露したが、意外に呑みモノがたくさん残っていて、テレキャスは相当酒浸り。
小出さん、ちょっと悲しい目でした。
負けず嫌いです。
さすがに机の上に乗る足腰はないと見て、背面奏法に活路を見出すところはさすが。
しかし、Tボーン・ウォーカーというより、アントニオ・ロッカのアルゼンチン・バックブリーカーにしか見えなかったのは私だけ?
が、最初から噛み合わないと分かっていて、目は合わせない。
ステージ後の小宴会。
旨い刺身でした。
吾妻さん、「旨い」という顔ですね。
吾妻夫人のRえさん、ポップコーンをたらふく食べてました。
シャッター速度が遅くて顔がちょっと壊れちゃってますね。
帰りの電車でパーシー・メイフィールドの話をしてたからじゃありません。
念のため。
帰り際、やはり観戦に来ていた岡地曙裕さんと店の外へ出た瞬間
岡地「おいっ!伊藤っ!気がつかないか!?」
伊藤「へっ?」
岡地「ここは昔のブラックホークだぞ!」
おお!このテラプレーンという店(2年ほど前にここへ移転してきたもよう)、あの伝説のロック喫茶「ブラックホーク」のあった場所であった。
30年以上前に、ほんの数回しか来たことが無いのですっかり気づかなかった。
「道頓堀劇場」と「ムルギー(カレー店)」で気づくべきだったぁ。
30.APR.2011 AT TERRAPLANE (SHIBUYA)
E-CHANG BROTHERS
吾妻光良(gtr)、小出 斉(gtr)、小安田憲司(gtr)、山本裕二郎(hrp)
上阪宏哉(key)、 中川 清(bs)、池間克明(dr)
追記:
ブラックホークはもうちょい先の場所だったみたいです。。。。