2009年10月18日の投稿

FenderTwinReverbもうすっかり BLUES オンリーになってしまってからは、エフェクターは全く使わなくなってしまった。
大学2年の時に FENDER Twin Reverb をローンで(当時は、まだ月賦って言ってたかな?)購入してからは、特にである。

軽く歪むのはやはり嬉しいが、やはり 「リバーブ」でしょう!リバーブ!!

私が購入した時の Twin は、ちょうど135Wになったばかりの銀パネルだった。
ライブハウスの搬入、搬出が大変だったなぁ。
当時の自宅が、車の入れない路地の奥だったので、家からの出し入れも苦労した。


あの頃のスタジオには、ジャズコやYAMAHAのJシリーズ(これがまたいいアンプだった)あたりが標準装備だったね。
ジャズコーラス。これも息が長い名作だ。

この頃には、すでに誰もが使わなくなっていた「トレモロ」というのが Twin には付いていたのだよ。
これなくしては、マジック・サムは語れない。
ちなみに、トレモロアームではないよ。

この数年後に、吾妻光良さんと新宿の楽器屋を冷やかしながら歩いていたら、な、な、なんとっ!トレモロ無しの新型Twin Reberb に遭遇してしまうのであった。

フェンダーよ!おまえもかっ!
愕然としたものである。
この時の話は、今でも連載中である当時の PLAYER誌の「ブルースギター講座」に面白おかしく書かれたのであった。

ちなみに、私の Twin Reberb は・・・・・・・。
現在、音楽評論家としても高名な、K出 斉さんに貸したまま某レコーディングスタジオに置かれているそうだ。
10数年ほど前に、片方のスピーカーが吹っ飛びJBLをマウントしたとの話だったが、いまや2発ともJBLになってしまい、誰も持てない重量になってしまったと聞く。
K出さん参加のCDの Special Thanks に私の名前がクレジットされているのは、これが理由である。

さて、すっかりアンプの話になってしまったが、これは伏線である。
実は、この歳になってからエフェクターを買うなんて・・・・・・・。

あれから20数年の歳月を経てNG’sに参加した私であったが、使ったリハスタのアンプを見て目を疑ったね。
マーシャルなんぞ、ボリュームが3つもあってわけがわからん。

そして・・・・・・・なんとっ!リバーブがおまへんっ!!

これでは死んでしまいます。

違うアンプを使えば良いのでしょうが、たまたま隣にあった PEAVEYはトレブルが奇天烈でハウってしようがない。
泣きました・・・・・・・。

そして考えた。
これだけエフェクターが雨後の筍のようにある時代。
リバーブのエフェクターがあったって良いではないかっ!

ありました。

しかも FENDER DELUXE REVERB の「リバーブ」を再現するエフェクターが!


デラリバの音がでるっ前置きが長過ぎたが・・・・・・これだっ!

BOSS FDR-1
おおっ!トレモロも付いていて泣ける。
最近の TWINは、1ボリュームになってしまったが、これはゲインが付いてるので、当時の2ボリュームの TWIN を再現できる。
もう、至れり尽くせりである。

最近使うリハスタは、現行品のTWIN があるのだが、いちおう万が一に備えこいつはバッグの中に忍ばせてある。
たまたま、某ライブで「あそこはデラリバだったよなぁ」と高を括って行ったら、リバーブが壊れていたなんて事件もあったので。

正直なところ、あのスプリングリバーブの音色にいい線ではあるが、やはり少々違う。
ゲインとのバランスで、音が濁ったりすることもある。

でも、リバーブなしに比べたら。
いや、これはこれでかなり良くできたものだと思う。



さて、次は CryBaby を買い戻すかなぁ。。。。。。。

この項、おしまい。