恒例、月に一度の顔合わせ。
そう、「マクさん」こと、BOOGIE☆RAMBLERSのリーダー、マクヴァウティ大和氏が本年初上京したのは昨日のことである。
今回は残念ながらNG’s接待部隊が全滅。
しみじみと二人で人生を語り合うか・・・・という趣である。
最後の頼みの綱である小安田憲司氏も「う〜ん、阿佐ヶ谷で9時過ぎなら大丈夫かなぁ?」という、つれない返事。
新幹線の最終電車、行ってしまうやないけ!
さて、こんな日に限って夕方から忙しくなるというのは、やはり普段の行ないのせいだろうか。
ああああああ、見積依頼が・・・・。
手伝ってもらおうにも、猫背ギタリストのM田氏は「営業」と偽って秋葉原のメイド喫茶へ行ってしまうし・・・・。
ま、それでも何とか6時には仕事を放り出して待ち合わせの東京駅へ向かう律儀な私である。
「いや〜、あけましておめでとうございます。」
チキンジョージでのライブも盛大に終了したらしく、気合充分との面持ちである。
これは・・・・・・・危険か???
12月に飲んだ八重洲の飲み屋の前へ行くと、4人の若いOLさんが同じビルの地下の方へ入っていった。
おおお、こっちの方がおしゃれだな・・・・・。
黙って彼女たちの後ろをついていく中年男性2名。な、情けない。
店内はほどよく会話ができる程度のざわつき。
おお、これは良い。
ブルース談義に花が咲くではないか。
酒、何を飲みますかねぇ?うーーーん、二人でボトルっつうのもねえ・・・・。
えええええと、二人で3杯ずつのんだら・・・・あ、ボトル入れちゃいますか。
酒も進めば気も大きくなるのは毎度のこと。
「9時過ぎなら小安田さん阿佐ヶ谷に戻ってるんですよねぇ・・・・」
「い、行きますかっ!!」
ボトルはちょっと残ったので「マクヴァウティ」の名前でキープしてあります。お忘れなく。
東京駅の券売機で切符を購入するマクさん。
あっという間に、こんな表示が。
先が思いやられる。何が待っているのだろう。
もちろん阿佐ヶ谷といえば、矢野間氏が仕切る BARREL HOUSE だ。
すでに小安田氏は「飯ちゃん」ことカズ飯田氏と飲んでいる。
合流すると、小安田が私の後ろを指差す。
おおおおっ!Pony Boy 野中氏である。
お会いするのは25年ぶりくらいであろうか。
当時、野中氏はJo Jo 沢度氏と HOT SHOTS というバンドをやっていた。
阿佐ヶ谷南口にあった、Cadillac Baby で良く同席して飲んだものだ。
そしてマスター矢野間氏が、「あ、今日はジョニー来るかもしれないぞ。」
ジョニー氏は Cadillac Baby の後、店名が “キロンボ”とか”Gang Star” と代わったころのマスターをやっていた。
小さい店だが、私も良く飲みに行ったり、何回もライブをやらせてもらったりした。
いや〜、ジョニーも25年ぶりかなあ。
阿佐ヶ谷時代は15年近く、そしてその後、郷里の福島で「なまず亭」という店を始めて、これも15年近いという。
地方の、音楽に携わる店主の悩みなども聞きながら旧交を温める。
そうこうしているうちに、矢野間氏の「伊藤!終電だよっ!」の声にも、「あ、もういいもういい、諦めたから」。
こうなるだろうな、とは思っていたが・・・・・・・・やはり・・・・・・。
2時半前にお開き。
あ〜こりゃ、明日の朝は辛そうだな・・・・・・。
心なしか、マクさんの目つきも逝っちゃってますな。
本年こそはジョイントを!!と気勢を上げて、荻窪の「ゆーとぴあ」(スパ)へ旅立つマクさんであった。
今回、7時間以上もお付き合いしたが、まだまだブルース談義が物足りない。
今度は温泉合宿でもしながら、語り明かしましょうか?
次回は2月4日の水曜日。
どこかで、セッションしたいねぇ。