8月1日。
NG’sのドラマー、吉田選手会長が誕生日を迎えた。
おめでたい。
端数のない年齢。
うん0歳である。
人生のひと区切り。
あとは坂道を転げ落ちるだけ。
もう明るい未来は見えない・・・・・・・。

あんまり書くと殴られそうなので、このあたりでやめておく。

先週はtom saito氏と、時の人いそごん氏、両名の誕生日を銀座で祝った。
吉田氏は下町の男である。
銀座なんて・・・・。
北千住の場末あたりで十分・・・・・・・・・・あ、パンチが飛んできたっ。

以前、くどーちゃんから「北千住に怪しいバーがあるんですよ、行きましょうよ」と言われており、ここでお茶を濁すことにした。おっと!キックがっ!


Cosmic Soul夜の8時過ぎ、北千住の居酒屋「天狗」で合流。
斉藤氏は浅草で飲んでるらしく、のちほど合流となる。
ここで、かるくビールとつまみで腹ごしらえを。
そして向かうは、北千住の怪しいバー “Cosmic Soul” 。


怪しいセッションお店の奥にはたくさんの楽器が。
楽器というか、不思議な物体がたくさん、といった感じ。
たいへん気さくなマスターで、置いてあったカホーンジャンベを叩き始めてくれた。
そして、我々にもさわらせてくれた。
さすがドラマーの吉田さん、あっという間にいい音の出し方をマスターする。

そして、その横でくどうちゃん・・・・・音、聞こえないよ・・・・・。
「て、手が痛い・・・・・」。
向こうのほうでは、いつ登場したのであろう斉藤氏が勝手にギターを。


ハングドラム突然出てきた、謎の円盤UFOのような楽器。
ハングドラムというスイスで作られた楽器らしい。
この穴のような凹みの部分が音程になっており、スティールドラムを優しくしたような音である。

音階はオーダーで決まるようで、このハングドラムは「F」が基調だった。


馬頭琴 with ホーミーそして、モンゴルの馬頭琴。
2本の弦(馬の尻尾)で単調な音を奏でながら、マスターが披露してくれたのは「ホーミー」。
初めての体験だった。
喉を絞めながら低いダミ声で読経のようにうなる。
すると、「あれ?何の音だ?」倍音が聞こえる。
馬頭琴の高いほうの弦かと思ったが違う・・・・・・声だ!!
そう、マスターの発声は2つの音を奏でていたのだ。
摩訶不思議である。しかも倍音のほうは、ちがう旋律を奏でている。
呆然とした4人は、すっかりマスターの独演に聞き惚れてしまったいた。


いい歳のおじさんたちは、すっかり音楽の奥の深さにいまさらながら感銘を受けたのでありました。
時間はまもなく24時。私と斉藤氏は、そろそろ終電がやばいので、マスターにお礼を言いながらお店をあとにした。


北千住の怪しい店とは、とても不思議な空間のバーでもあり、とても楽しい空間でもあった。

話し変わって・・・・
終電後も北千住に残った、吉田、工藤両名は、この店を出たあと、呼び込みのお兄さんに誘われるがまま、怪しい〇ャ〇〇〇へ入っていったという噂も。。。。。




8/4追記
tom saito 氏より、新たに写真をいただきましたので追加アップします。


ito play 馬琴等馬琴等に挑戦する、の図。

ちょっと妖気が漂っております。


楽器チェンジ!選手交代。
くどうちゃん(gtr)、ito(harp) 。
くどう選手、お尻に火がつきました。負けるな、がんばれっ!

2015年5月21日 追記
その後、店主のシマカワコウヂさんは長崎へ引越し、地元の町興しをされてるそうです。
お店自体は引き継がれてまだあるようですが、あれっきりなので現状は不明・・・・

この投稿は、2008年8月3日 日曜日に、カテゴリー「Everyday I have the Blues (日記の項), Sloppy drunk (酒の項), THE NG's (NG'sの項)」に投稿されました。
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コメント(12)

 1 

いや〜、「ホーミー」というのは、初めての体験だったんですけど、ほんとにびっくりしました。
カルチャー・ショックというか・・・・・
マスターの演奏を聴いていると、なんか、別世界へ行ってしまいそうでした(^^;

>怪しい〇ャ〇〇〇へ入っていった
キャバクラ?
ジャズバー?
どっちよ〜〜(^^;

2008年8月4日 1:45
Masazumi Ito
 2 

> tom さま

ホーミー、すごかったですねぇ。
とても人間の技とは思えません。

で、「〇ャ〇〇〇」ですが・・・・。
私の口からはとてもとても・・・・・・。

2008年8月4日 8:55
Masazumi Ito
 3 

追記

ジャズバーには、呼び込みのお兄さんはいないと思います。

2008年8月4日 10:33
マクヴァウティ
 4 

私も先日知人と話をしていたのですが、誰もが演奏している楽器をやると競争率が激しいので、誰も演奏した事のない楽器を会得するとすぐにプロになれるという結論に達しました。

このパーティ、まさにうってつけのようですね

5日よろしくお願い致します。

2008年8月4日 12:32
Masazumi Ito
 5 

> マクヴァウティ さま

> 誰も演奏した事のない楽器を会得するとすぐにプロになれる

たしかに・・・・・でも・・・・・それだけ需要がないということで、食っていけないプロにしかなれないような。
でも、ホーミーというのは、会得すらできない気がします。

明日はTバック着用で上京されたし。

2008年8月4日 12:45
ぢの
 6 

ホーミー! 若いころ 一生懸命練習しました!

でも、ちょっと失敗すると、息が苦しく、

鳳啓介 (えっ ぽてちん) となりました。

2008年8月4日 20:43
 7 

そういえば、私が飲んでいたラム酒。
いいかんじでした。
口当たりよく、翌日すっきりしてました。
なんていう名前のラムだったんだろう・・・
気になってます☆

2008年8月4日 20:50
 8 

>呼び込みのお兄さんはいないと思います
あらまぁ、お兄さんに釣られちゃったんだw

2008年8月4日 21:16
 9 

あっさり、釣られちゃいましたw

2008年8月4日 22:43
Masazumi Ito
 10 

> ぢの さま

え!出来るんですか!?

確かに鳳啓介です。
店のマスターは、いかりや長介と言ってましたが。

2008年8月5日 0:12
Masazumi Ito
 11 

> くどー さま

旨いラムでしたね。

名前・・・・覚えてません。
わけのわからない楽器群に圧倒されて、それどころではありませんでした。

>翌日すっきり

それは、なにか他にすっきりする店へ行ったのでは・・・・・。

2008年8月5日 0:14
Masazumi Ito
 12 

> tom さま

ジャズバーでないことだけは、お解かりのようですね。

2008年8月5日 0:15

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