ネットというのはやはり凄いもので、平気で何十年も会っていない友人、知人とバッタリ出くわしたりして、なかなか驚かされる。
昨日、あるコミュニティ、というか mixi なんだけど、その中で「義太夫」なるホントにわかりやすいハンドルネームで書き込んでいる人を発見した。
思わず、
「ぎ、義太夫さんだぁ!私、大学のサークル時代、義太夫さんの1年後輩で随分といじめられました。」と書いたら
「うおおお!凄い人来ちゃったな」と早速コメントが帰ってきた。
「グレート義太夫」氏。たけしさんが命名されたんだろうが、言い得て妙な芸名だ。
プロレスファンの私としては、往年のグレート・アントニオ、グレート・東郷、などを思い出す。義太夫さん、最近は糖尿病でだいぶスマートになられたが、かつての風貌は、やはり「グレート義太夫」だ。
芸名は凄いが本名はすごくかんたん(失礼)な名前で、私としては「S木さん」と言ったほうが馴染んでしまう。
大学のサークルの1年先輩で、元々ギタリストだったらしいが私が入部したときはドラマーだった。右腕をタメを効かせながら振り下ろす、その独特のドラミングは今でも覚えている。私はどうしてもブルースがやりたくて、1年で退部、その後あちこちの大学のサークルに顔を出しながら腕を磨くようになり、すっかり母校に行くことが少なくなってしまったが、あるとき荻窪のスタジオで義太夫さん、MABOさん達とセッションしたのは今でもテープが残っている。その後、水道橋あたりのスタジオでバッタリ会ったのが最後。たぶん25年は軽く過ぎていると思う。
お昼のテレビ番組(たぶん「笑ってる場合ですよ」)で、ビートたけしさんがバンドを引き連れて歌っているのを見て、「あ、妹尾さんがハープ吹いてるよ。え、えぇ〜っ!このドラムはS木さんじゃあねぇかぁ〜?」と驚いた。そのうちS木さんは、あっという間に「グレート義太夫」になっていた。
最初の話に戻るが、mixi のコメントのあとに非公開でメッセージをやり取りさせていただいた。
当時の私の同期の名前を並べて、「みんな元気かなぁ」と。
「ボケちゃう前に一度みんなで会いたいですね」と返信した。
ついでに義太夫さんのホームページのリンク許可をいただいたので、右のリンク集に加えさせていただきました。
このブログの写真はそのホームページから勝手に盗んできたものです。ミュージシャンですね!