Live Cream Vol.2 / CREAM
ロックのLPはほとんど売りつくしてしまったのだが、これはまだ残っていた。
B面の2曲目はクラプトンのギターソロが延々と続く名作。
よく楽器屋で、店員のお兄ちゃんが弾いてたものだ。
“Hideaway” ではなく “Steppin’ out” が正解。
いくらどっちもフレディ・キングの曲だからって・・・・・・。
「クリームの素晴らしき世界」という邦題で発売されていた、”Wheels Of Fire”。
2枚組みで、1枚がスタジオ録音。もう1枚がフィルモアのライブ録音。
これに名作 “Crossroads”が収録されている。
このLP、銀色のジャケットであるのは言うまでもないが、当時国内盤では1枚ずつバラでも売られていた。
私は2枚組みを購入する前に、ライブ盤のみのこのLPを購入していた。
今ではレアな、金色のジャケットである。
と言っても、当ブログの読者様にとっては全然珍しくない話だったりして・・・・・。
当時2枚組みLPが3,000円、1枚ものが2,000円の時代に、これは1,750円。
う~ん、微妙な・・・・・・・。
見開きジャケットを開けると中は・・・・・・・。
あ~た!「アート・ロック・シリーズ」ですよっ!
邦題の曲名のチープなセンスっ!
中学3年の5月、初めて外タレ(死語?)のチケットを購入した。
結局、来日中止になったのだが、 “TRAFFIC” である。
スティーヴィー・ウインウッドが大の飛行機嫌い、というのが来日中止の真相だ、などと言われていたのだが事実は?
しかし半年後にはエリック・クラプトンが初来日を果たす。
初めて行った武道館。ラストの Layla では思わず泣けてしまった。
この年、クラプトンはヤク中から驚異的な復活を遂げていた。
”461 Ocean Boulevard” はレイドバックしすぎだ、とか賛否両論あったが、いいレコードだと思う。
よくレコードを注文していた清瀬南口のワルツ堂で、発売日前日に無理言って売ってもらったのが懐かしい。
この頃、私は本物の黒人ブルースを初めて聴いている。
クラプトンがコピーしたと言われる ビッグ・ビル・ブルーンジーだ。
クラプトンのルーツの音楽を聴きたい一念であった。
結果は・・・・・・・。
たまたま御茶ノ水の〇ィスクユニオンで見つけたLPは、知っている “Key to the highway”という曲が収録されているというだけの購入理由であった。
Folkwaysのインタビューレコードだった。当時、LP片面20分が常識だったが、これは片面30分はあり、そのほとんどがわけのわからない英語のインタビューが延々と続く・・・・・・・。
失敗だった・・・・・・。
クラプトンの初来日の数日後に、歴史的なイベント「第1回ブルースフェスティバル」が開催された。
私がこれを見逃したのは、ビッグ・ビルのレコードのせいなのか、高校受験を間近にした環境だったためか、今となっては記憶にない。
この項、さらに続く
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