2010年8月28日の投稿

先週、真鶴でお盆休みを過ごしている頃、旧友岡地曙裕氏から携帯に不審なメールが。
「27日に高千穂さんの店へ行く企画があるがどう?」

高千穂さん?
岡地の知人か?
オレは「高千穂」って言えば「高千穂明久」しか思い浮かばんわい。

前にも書いたが、子供のころからのプロレスファンである私。
「高千穂明久」とは「ザ・グレート・カブキ」の素顔時代(?)のリングネームである。

で、その呑み会前日に、場所を知らせるメールが

店名は・・・・・「BIG DADDY 酒場 かぶき うぃず ふぁみりぃ」
えっ!!本当に「高千穂さん」とは「高千穂明久さん」だったのだ!!!

kabuki
飯田橋の駅から5分程度の好立地。
うわ~!ホントにカブキさんの店だよ!

今回は岡地さんの友人である、ヨシエちゃんとヤシオちゃんの常連お二人が予約していてくれた。

menu
店に入ると、左のカウンターの中に紛れもないザ・グレート・カブキさんの姿が。
あ、もちろんペイントはしてませんよ。
私も岡地氏もドキドキもの。

メニューも凝ってます。

かぶちゃん煮
これが事前リサーチで美味とされていた煮込み。
ちょっとしたシチュー感覚。
ネギどっさりがたまらない!

ギブアップ焼き
これは「ギブアップ焼き」。
名前の由来は不明。。。。。

とりあえず、4人で音楽系バカ話で大いに盛り上がる。
てきぱきと料理を運ぶのは、カブキさんの娘さんエリちゃん。
とても出来た娘さんだ。

で、酒もだいぶ回って来たころに、カブキさんが我々のテーブルにやって来た。
固まる伊藤&岡地。

ヒールトリオ
じゃぁ~ん!
3人で記念撮影!
もう、もう、涙でちゃうよ!

6人タッグマッチのヒール3人組ってな風情。

37年前の記事を読むカブキさん
実は前夜、グルニエにある段ボールに入ったままの昔のプロレス雑誌を探したのだが、1箱しか見つからず涙・・・・・。
いいのにサインをもらおうかと思って探したのだが・・・。
たまたま、日本プロレス最後のシリーズの頃(1973年)のを3冊チョイスして持参した。

それを、懐かしそうに読むカブキさん。
もちろん、「UNヘビー級チャンピオン・高千穂明久」時代である。


親分、火をどうぞ力道山時代にプロレス入りしたカブキさん。
アメリカでの「カブキ誕生秘話」や、護身用に38口径を持ち歩いていた、とか、ダラスでフリッツ・フォン・エリックに世話になった話、もう貴重な話のオンパレード。

馬場さんのモノマネやら、ちょっと書けない裏話も盛りだくさん。

お、親分、火つけますぜ。。。。。

感動のヘッドロック「トラースキック」は、エリック一家のコーチ役をしていたときに試合中に偶然生まれたそうだ。
コーナーで思わず蹴りあげたキックが相手に見事ヒット。
セコンド役でリングの下にいたケリー・フォン・エリックが思わず
「トラスト・キック!!」と叫んだのだそうだ。
たぶん “thrust kick ! “ では?

写真は感動のヘッドロック!!!

サインもらいました。ミーハーです。サイン貰っちゃいました。
ホント、ミーハーです。

お礼に、持参した雑誌はお店に寄付してきましたので、行った人は読んで懐かしんでね。


カブキさんのサインあんまりカブキさんとの話が楽しく、店内に飾ってある様々な写真やグッズをちゃんと見損なってしまった。。。。

こりゃ、また行かなきゃ。

それにしても、カブキさんと奥様、娘さんの和気あいあいとした本当に「ふぁみりぃ」って感じのお店。
感動です。

紹介してくれた、ヨシエちゃん、ヤシオちゃん、ありがとっ!

また皆で行こうね!!



<おまけ>

あまりに壮絶で、収録したにも関わらずテレビ放映されなかったという、グレート・ムタとの初対決。

ダラス時代の貴重な映像。むかしテレビ東京で放送されていた番組か?
もちろん、マネージャーのゲーリー・ハートもいるぞ。


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