2008年12月25日の投稿

昨日のクリスマスイブ、自宅に帰るともう24時。
あ〜あ、と呟きながら家の扉を開けると、まだ皆さん起きてらっしゃる。

小学4年生の次女、
「おとうさ〜ん、サンタさんいた?」
「う〜ん、今年はあんまり見ないなぁ」

変な会話だが、これは2年くらい前にサンタのかっこしたピザ屋の配達を多数見て、
「おいおい、今日はサンタさんたくさんいたぞ〜!」
と言ったことを覚えているためだ。

「今年は不景気だからね〜(子供にはわからないか)」
などと言いながら、
「早く寝ないと、サンタさん来ないぞ!」
と脅すと、ピューッと布団に入りに去った。

さてさて、ここからだ。
「うちの小学4年生はサンタなんて信じてるのかねぇ?」
などと妻と話しながら、プレゼントを出してきて包装したり、クリスマスカードを印刷してみたり。

なんだかんだで、もう3時だ。

子供の枕元にプレゼントを置くために、こっそり部屋に入ると、何やらメモとボールペンとキャンディが置いてある。
「サンタさんへ、私はいつもサンタさんのくれるプレゼントを楽しみにしています。
私の友だちで、サンタさんはいないという人がいるけど、私はぜったいにいると思います。
ここに、サインや返事などなんでもいいから書いてください。」
うわっ!
ど、どうしよっ!
字なんて書いたらバレルよ。
え〜いっ!
「Merry christmas !」
これでOK。。。。。

キャンディは会社用のカバンに隠し、プレゼントを置く。

まぁ、かわいいもんですね。
ちょっと泣けます。
ちなみに、長女は中学になるまでサンタの存在を信じていたフシがある。

こんな、せちがらい世の中、いい話だと思いません?

サンタさんへ


さて、話は変わって昨日に続きチャールズ・ブラウン。
1944年が最初の録音だから、意外と古い人だったんだ。


Charles Brown 1その昔、ROUTE66 というスウェーデンのレーベルから出ていた初期の傑作集。

当時、このレーベルはジャンプブルースの宝庫で、買いまくった。

甘いバラードやブルースはナット・キング・コールと双璧だ。

キング・コールのギタリストがオスカー・ムーアなら、チャールズのバックギタリストはジョニー・ムーアだ。

Charle Brown 2これは、ROUTE66 の2枚目。

パターンの似ている曲が多いのが、ちと難点か。

Charles Brown 3Alladin 時代の録音は1950年代。

この頃のジャケットって、なんて素敵なんでしょう!

(ちなみに原盤なんて手が出ません。これはフランスのPathe というレーベルからのリイシュー)

Charles Brown 4そして1960年頃に移籍した KING でクリスマス男の面目躍如!

Merry Chirstmas Baby の再録や、Please Come Home For Christmas がヒット。

このレコードは、いちおうオリジナル。


その後、不遇な時代を過ごすも、晩年は再び脚光を浴び、youtube でも数曲その姿を見ることができる。

地味ながらも、とても偉大なブルースマン。
必ずクリスマスの頃、その偉大さを再認識させられる人だ。
来年の今頃、また聴くんだろうなぁ。

まあ・・・・・個人的には、ジョニー・ムーアが好きだったりして・・・。




ちなみに、いつもは目覚めが悪い次女。

今朝は大騒ぎでした。