Gibson ES335 ×2写真を見て、「おいおい、何で335が2台並んでいるのかね!?」と職務質問されそうだが・・・・・。
ちょ、ちょっと、(小さい声で)入手してしまいました・・・・・。
「しっかも、似たような色やんか!」
い、いや、コレはウォルナットと言って、ちょっと違うんですが・・・・・。

ちなみに、私、ふつうのサラリーマンでして、子供も二人おりましてそろそろ金がかかりますし、自宅のローンもまだまだ残ってますし、ここ数年ボーナスは下がる一方でして・・・・・
捨て身のカード購入でございます。もちろんローンでござりまする。

ちょっとフルアコに触手を伸ばしていたのですが、やはり335です。
今までメインで使っていた77年製のワインレッドのヤツは、ディマジオのスーパーディストーションがマウントされてますので、最近なぜかオリジナルのピックアップが懐かしく思っておりました。
そこへ、ひょっこり出てきたのがこの335。

さて、このギターですが。
シリアルから推測すると、1968年または1970〜1972年頃のモデルのようです。
ウォルナットというカラーは1960年代にはほとんど見られませんし、ネックが3ピースということからもEarly1970′sだと思われます。しかしながら、ヘッド裏のボリュートがない(これは1960年代の型です)のが疑問だったりもします。
この頃のシリアルはひじょうに曖昧のなので、どなたか詳しい方がいましたら鑑定お願いします。
ボリュームノブ、ポットが交換されています。テールピースとブリッジも新しくなっているようです。
その辺も加味してか、この時代のものとしてはたいへん安価でしたので、思わず手が出てしまいました。
ちなみに、30年前に買った335より全然安かったので。
デジマート当たりで見ると、この頃の状態のいいものは50万近かったりします。仮に1968年製だったりしたら70万とかするようです。

しばらくはヤフオクを見ないように、ぐっと気合を入れる今日この頃。

※2008年5月7日追記

ネット検索から1970年製の可能性が濃厚になってきました。

ペグに「Gibson Deluxe」の刻印(1970年より)
ウォルナットカラー(1970年より)
Fホール内のオレンジラベル(1971年よりクローバー型)
ピックアップ裏のパテントナンバーが黒のシール(1971年より刻印)

ただ、ボリュートがなかったり、シリアル下に「Made in USA」の刻印がなかったり、まだまだよくわからない点が。

※2008年5月10日再追記

仕事もせずに一日中、ネットで検索。
USAのサイトで、1969年製のウォルナットカラーを多数発見。
さらにシリアル(91から始まる6桁)もかなり近いものを発見。
1970年製だと、かなりの確率でオレンジラベルは終わっているようだ。

1ピースから3ピースマホガニーへの移行は1969年らしい。その後にボリュートが付き始めるもようなので、その過渡期のモデルの可能性が。
ということは、1969年製??

この投稿は、2008年5月4日 日曜日に、カテゴリー「Guitar in my hands (楽器・バンドの項)」に投稿されました。
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コメント(7)

koyasuda
 1 

これも気づかなかったなあ。2本もいらないでしょう?またはジョージベンソンモデルは要らないのでしょう。ギターって意外に場所とるし。いつでもお引き受け致します。

2008年5月6日 12:27
Masazumi Ito
 2 

> koyasudaさま

>2本もいらないでしょう?
んなことありません。
腕の劣る者は本数で勝負です!
というか、破産寸前ですが。

2008年5月6日 23:53
乱舞戯
 3 

どっちがどっち?ベースなら多少は判るけどギターはわからんなぁ〜。ピックアップの色が違うくらいしかわからん。
まぁ、後先考えず、考えるのはどこに隠そうかを第一に考え思わず買ってしまう気持ちはすごく分かりますが。

2008年5月8日 22:27
くどー
 4 

>2本もいらないでしょう?

ふふふ・・・
フフフフフ・・・

>ちょっと違うんですが・・・・・。

ようく解ります。
ちょっとの違いが大切なんです。
ちょっとの違いでも、欲しくなるんです。

・・・私は「引退」しましがね。

2008年5月8日 23:00
Masazumi Ito
 5 

> 乱舞戯さま

そうそう!そーなんですよぉ〜。
このギターで「乱舞戯東京公演」のバックをいかがですか?
なに?いらん?

> くどーさま

・・・・・裏切り者ぉー!

2008年5月9日 0:40
石田正純
 6 

私も同じ335を10年ほど前に買いました。

シリアル930772

ウォルナットです1969製ということですが?

詳しい情報ください。

名前も偶然一緒ですね。

2008年7月12日 23:37
Masazumi Ito
 7 

> 石田 さま

すごいですね、同じ名前なんて。
あんまりある名前じゃないんで。。。。

で、本題ですが。
本文にもありますが、
ボリュートの有無、ペグの「Gibson Deluxe」の刻印、ウォルナットカラーの始まり、Fホール内のオレンジラベル、ピックアップ裏のパテントナンバーが黒のシールか刻印か、シリアル下の「Made in USA」の刻印の有無、ネックが1ピースか3ピースか・・・・・この辺りが判断材料なのですが、正直言って文献では多少の誤差があります。
基本的には1970年製といったほうが間違いないと思っていたのですが、USAのサイトで69年製のウォルナットが意外に多く発見できたので、おやっ?と思ったしだいです。
致命的なのは、ポットが交換されているので真実味のある手がかりがないということです(オリジナルはポッドに刻印があります)。
あと、見にくいのですが、69年製でピックアップの切り替えスイッチが「黒」のモデルを見つけました。ただ、当方のスイッチがオリジナルであるかどうかは何とも言えません。

この頃のシリアルは全く信憑性がなく参ってしまいますね。
ちなみに、私のギターのシリアルは914735です。

2008年7月14日 20:03

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