Guitar_star_1愚痴った後は、やはり濃い内容でキメなきゃね。

かの有名な海賊盤レーベル、”Red Lightnin’”。
その中でも最上のオムニバス盤と思われるのが、この”Guitar Star”。

このLPは本当に良く聴いた。
まさに、当時のブルース・ギター少年必須アイテムであった。

フェントン・ロビンソンのパロス録音(もちろん”Somebody loan me a dime”)や、ジョン・リトルジョンの “Bloody tears” はこのレコードで初めて聴いたかもしれない。
フェントンはなんといっても最高傑作。個人的にはもう1曲の収録曲 “Directly from my heart” も甲乙つけがたいほどの出来と思っている。

Guitar_star_2ジョニリルジョンは当時、アーフリーの”Chicago blues allstars” くらいしか出回っていなかったが、この曲の凄さにはKO負けだ。歌もギターも鬼気迫る名作。
その他、マジック・サムやウェイン・ベネットなどなど、出るわ出るわのコレクターズ・アイテムの山盛り!

タイトルにもなっている、マイティ・ジョー・ヤングの “Guitar star” は60年代終わりの頃の録音。
タイトルも曲も実にかっこいい!

Guitar_star_45’sその後、見つけたシングル盤は、ほんとにマイナーレーベル風情。

そういえば、マイティ・ジョーのもう1曲の収録曲、 “Hard times” もいい曲だ。
“Hard times” という歌詞が、どうしても”はぁ〜っちゃん”にしか聞こえなくて、当時ブレイクダウンの服田洋一郎さん(はっちゃん)を思い浮かべてしまいます。

この投稿は、2008年4月10日 木曜日に、カテゴリー「Phonograph Blues(レコード,CD,DVD,映像等の項)」に投稿されました。
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コメント(2)

乱舞戯
 1 

懐かしいジャケットだなぁ・・・もう何年聴いてないだろう。山ノ下の倉庫にたぶんあるなぁ〜、明日でも取りに行って聴いてみようかな。
そういえば思い出した。マイティ・ジョー・ヤングは私が初めて訪れた96年のシカゴ・ブルース・フェス、ペトリロ・シェルという一番でかいステージでトリだった(と思う)。まだまだ元気だったので感激したなぁ。

それと会場歩いているとジミー・ドーキンスさんが客?で普通におり、「あんたジミー・どーキンスはんちゃうけ?」「おう、わしなぁ前に日本行ったんじゃ!」「うん、わてその時聴いとったんよ」「おおぅ〜!」と堅く握手され写真撮ったのでした。ほかにも尾もろい話いろいろあるじぇ〜

2008年4月10日 22:59
Masazumi Ito
 2 

おうぅ!オーティス・ラッシュを潰してくれたドーキンスさん!
っていうか、”シャフト”を始めたジミージョンソンとバカもののタイロン・センチュリー・スミスが主犯格かね。
あの時、ドーキンスさんは派手なアロハ着て、やたら偉そうだったな。”All four business”とか歌ってたね。あんまり上手いとは思わなかったけど・・・。
33年前の7月20日、日比谷野音。今でも鮮明に覚えてます!!

2008年4月11日 1:49

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