2008年10月8日の投稿

先日はピストル・ピート (Pistol Pete)の素晴らしい芸の話を書いたが、やはり見ていない人にはその凄さが伝わらないに違いない。

三日三晩考えた挙句に、
そうだ!せっかくのブログじゃないかっ!
皆さんに見せる手立てはあるではないかっ!

と、はたと気づいたのであった。

大丈夫ですか?
と、言われる前に行っておこう。

別に酔っているわけではありません。
シラフです。

え?そのほうが怖い?


歯です
まずは、ジミヘン・フリークは必須の「歯弾き奏法」である。

この技で前歯が欠けてしまったという人は、意外に多い。


背中です
次に掲げるは、ブルース会の王道である「背面奏法」。

T-ボーン・ウォーカーから伝わる、最古の芸である。

ギターを背面に抱えた瞬間に、左手をフレットから離してしまうと悲惨な結末が訪れる。

フレットはもう見えないのである。

一本足です
ピート氏考案と思われる、「一本足奏法」。

一本足打法と比べ、あまり格好がよくない。

意外にもバランス感覚を保つのが難しく、50歳以上のギタリストにはあまりお勧めできない。

ちなみに、ピート氏はこの奏法を2回ほど披露したが、どちらの時も同じフレーズしか弾けなかった。


おしりです
ケツ弾き奏法」である。

おしりに弦をこすり付けて音を出す。

終演後、ギターがピカピカになっていれば成功である。

ディストーションのかかっていないギターでは、大幅にしょぼい音しか出ない恐れがあるので注意が必要だ。


タオルです
「タオル奏法」。

真意はわからないが、この奏法の前にフィンガーイーズをフレットに吹き付けておけば、とても滑らかな指さばきにつながること受けあいである。

かなり笑われることを事前に覚悟する決断が必要でもある。


イッキです
「イッキ飲み奏法」・・・・・・・・・・。

もう、ここまで来るとコメントのしようがない。
が、とりあえず、ぐいっ!と一気に行く勇気が必要。

ジミヘンがまだ生きていても、絶対にやらないとは思うが、これを牛乳やコーラで代用すると、さらに受ける可能性を秘めている。
まだまだ、成長する芸と見た。

当日、ピートはちょっと残してしまい、少々かっこ悪かった。
肺活量も必要である。

あと、開演前に余分な水分を摂らないこと。


資源ごみは決められた日に
ピートは飲み終えたペットボトルを、地道に隅のほうへきちんと置いた。

見習わなければいけない。

ちなみに、ラベルは剥がして、中をゆすぎ、ふたはプラスティックごみに出すこと。
ペットボトルはもちろん資源ごみの日に出さなければいけない。