「未公開」と聞くと、なんだかワクワクしてしまう。
未公開音源、未公開映像、未公開画像・・・・。
個人的に「無修正画像」という言葉にもトキメイテしまいますが・・・・。
ここ10~20年くらいのブルースファンには信じられない話だろうが、かのロバート・ジョンソン(Robert Johnson) の未発表テイクを探すのは本当にワクワクした。
もう30年位前の話だけど。
今でいう、コンプリート盤が出るもっともっと前の話。
当時は “King Of The Delta Blues Singers” というCBS Columbia から発売されていた2枚のLPしかなかった(2枚目は同タイトルの”Volume 2″)。
ディスコグラフィによれば別テイクの存在があり、海賊盤にちょろちょろと入っていたりするわけだ。
ただ、当時ブルースのレコードを扱ってる店の数なんて知れてるわけで、ましてやそんなマニアックなレコードを入れてる店なんて殆どなかった。
或る時、高円寺のアミナダブ という店にROOTSという確かオーストリアのレーベルが大量(と言っても知れた数)入ったので飛んで行って入手したのが、この”Delta Blues”。
なんと、A面すべてがロバート・ジョンソンの別テイクなのだ!
これは聴いたねえ。何度も何度も。
ところが、このLPのB面に収録されている、サン・ハウス(Son House) や、スキップ・ジェイムス(Skip James)は、再発見後の60年代の録音。
ん~?なぜ?
なかなかにバランスの悪いレコードだ。
ROOTSっていうレーベルは、なかなかに濃いレコードが出されていて、トミー・ジョンソン(Tommy Johnson)とイシュマン・ブレイシー(Ishman Bracy)の有名なカップリングやトミー・マクレナン(Tommy McClennan)の単独もお宝だった。
なんと言っても、”Cream Of The Crop” というオムニバスに入っていた、ブッカ・ホワイト(Bukka White)の国会図書館への録音2曲(”Sic ‘em dogs on”, “Po’ boy”)はミシシッピ熱に拍車をかけたもんだ。
で・・・・・・・。
本題は、年末なんで今年下半期のブログ未発表写真などをばら撒こうかと思ったのだが、前説ですっかり力が入ってしまい、本題は明日から。
前説のほうが、内容的には濃いような気がしてますが。。。。。。
コメントを残す