去年の暮れにシャーウッド・ギター・ワークショップの太田さんに預けていたIBANEZのGB-10こと”ジョージ・ベンソン・モデル”。
やっと出来上がった。暇なときにお願いしますと言ってあったのだが随分時間がかかったので聞いてみると、ずいぶんと苦労されたらしい。
最初は劣化したピックガードを付け替えて、その裏に配線されているのが原因で音が出なくなったと思われるリアピックアップの修理だったのだが、予想以上に病は大きかったもよう。
さすがの太田さんも少々苦虫をつぶしたような口調で「いやぁ、今回は参りましたよ」。
モロモロになってしまったピックガード。素材がセルロイドらしく、これの腐敗による影響がアッセンブリー全体に及ぼされていたらしい。
当然、ポッド関係から、配線まで全交換。
どうもピックアップに近い箇所から緑青がふく度合いが高いと思ってはいたが、極端な話セルロイドの腐敗が毒ガスを吐き出し、周りに悪影響を与えていたということか。
はがれ気味だったバインディングも直してもらい、きれいになっていた。
「こいつはアイバニーズに出して、見せてやりたかったね」と言われるとおり、ブリッジの溝切りも不完全だったらしく、これも手直し。
なんだかんだで、予想以上の修理代に少々涙が。
でも太田さん曰く「いやぁ、この倍もらってもいいくらいだよ」。
たしかにハコもののギターの修理はたいへん。レスポールなんか裏蓋外せば楽勝だけど、セミアコ、フルアコはそうもいかない。
太田さん、大手術ご苦労様でした。
次回は20数年前に太田さんから購入したフラマス(Framus)のオーバーホールをお願いしようと思ったが、しばらくは資金が溜まるまでお預け。
ギターは弾かなきゃ駄目なんですね。
いい勉強になりました。

「楽 SOUL」なる本が発売されるという話は何かの情報で聞いていたのだが、先日NG’sのバンドブログで、バンマスのBooker Otaさんがこの本を紹介されていたので、思わずポチリとやってしまった。
私はコレクターと言われるほどのコレクションはないのだが、中途半端に聞きかじっているせいか、ついついCDよりLP,しかも背伸びしてレーベルにこだわってみたり、シングル盤を買ってみたりと(もちろん回転数が高いほうが音のドライブ感は抜群だよね)、まあ秘かに楽しんでいるわけだ。
で、ソウルということになると、ブルースよりも格段に知識が劣る。星の数ほどある、マイナーレーベルの数々。とうてい追いつけない。
それでも、聴いて凄いと思うレコードはなるべく入手してきたつもりだが・・・。
やっぱり30年前の James Carr がスタート地点かな。
Sound Offというソウルのミニコミ誌を発行し続けてきた佐野勝明さんによるこの著書。
膨大な量のレコードの数々に圧倒されっぱなし。さて、読み終えるまでに何日かかるのでしょう。
20年ほど音楽と無縁だったので、LPと比較しつつ紹介するCD評も私にとっては便利であった。
そしてサザン・ソウル、ディープ・ソウル中心なのが、思わずにんまりしてしまう。
昨日の土曜(4/12)、久々のNG’sのリハーサルだった。というか、私とベースの大江氏は先月のリハをさぼって、浅草に青空たのし師匠のライブを見に行ってますので・・・。
ということは、3月1日のライブから1ヶ月以上のブランクがあったということ・・・・・。
ギターは帰宅してから夜中に弾いたりしているものの、問題は歌。
カラオケでも行けばまだいいのだろうが、仕事も忙しいのにカラオケどころじゃありません。
案の定、すっかり喉は閉まっている状況で、最後に「お、出てきたかな」と思ったら、あっという間に潰れた。
やはり、2週間に一度はスタジオ入りしないとね。
リハ終了後は、反省しつつもグイグイ呑み、すっかりよい気持ちになって帰り、そして翌日リハのサウンドを聞き、再びうなだれ猛省する。
この繰り返し。
う〜ん、「猿」並みになっている・・・・・。
レオン・ラッセルが5月に来日するそうだ。
若い頃から、らつ腕のスタジオ・ミュージシャンとして名を馳せ、カーペンターズなどにも楽曲を提供、シェルター・ピープルというレーベルを立ち上げ自らもヒット曲を出したのだが、そのシェルターを離れてからは鳴かず飛ばずになってしまったようだ。
「バングラデシュのコンサート」やジョー・コッカーの「マッドドッグス&イングリシュメン」などで、いかにも大物らしい振る舞いを見せていたのだが、近年のステージを見ると違った意味で大物(ヘビー級)になってしまい、ちょっと悲しい。
まあ、私もだいぶ重くなってきたので人のことは言えないが。
そういえば、昔のステージを見ても、ちょっと腹がぽっこり出ていたりして、将来の姿を予感させるものはあったのだが。
でも、70年代中ごろまでのレオンはかっこ良かった。
その昔、NHKの「ヤング・ミュージックショー」で放映されたスタジオライブは、多くのミュージシャンに囲まれリラックスした演奏で見ていてとても楽しいものだった(ファリー・ルイスも出ていた!)。
このビデオ(VHS)は昨年手に入れた。
で、やはりこの頃のライブも見たいと思っていたら1972年のDVDも見つけて購入した。
大人数のステージはやはり豪華であり、飽きることがない。
よくよくクレジットを見ると、アナハイムのシュガーボウルというところのライブらしい。
どうも聞き覚えがあるな、と思っていたら、そうだよ!フレディ・キングのライブ映像も同じ場所だよ!
そう言えば、フレディもあの頃はシェルターの一員だった。
昼間がフレディで、夜が親分のレオンのステージだったということなのか。

ちなみにこのジャケットは私の自家製。
VHSをデジタル化したのだが、正規版のDVDには1970年の数曲がボーナストラックで入っているらしい。
と言っても、すでに廃盤のもよう・・・・・。
この頃のフレディの映像は、ヨーロッパのライブやダラスのライブなどがまだ入手できるはず。
面白いところでは、グランド・ファンク・レイルロードのMSGでのステージになぜかゲスト出演しているものがある。
念のため、競演ではない。この時の映像も Goin’ Down 含めて3曲ほどある。
それにしても、ステージでのフレディ・キングはホントにかっこよい。
汗びっしょりで、キメのポーズが最高。いかつい巨体に、かわいい目。
若くしてこの世を去ったのが惜しまれる。
だけど、T-Bone Walker や Albert Collins などなど右肩にストラップをかけるブルースマンがけっこういるが、やはり日米の体格差だろうか。
私がやると残念ながらすぐに滑り落ちてしまう。。。。。
そしてそして、やはり極めつけはこれでしょう!!!!!

おや、いつの間にか、すっかりフレディ・キングの話になってしまった。
昨夜(と言うか一昨日か)、遅くに帰宅してから、先日借りてきたDVDを見た。
「スウィングガールズ」という数年前の映画だ。夜中に見始めたので、寝たのが3時前。本日は強力に眠い一日だった。
うちの長女が中学に入ってなぜか「吹奏楽部」に入部した。
小学校のときはバレエ(踊るほうね)と漫画を描くのに熱中していたのに、なぜ?
間違っても、父親の音楽の血筋とは関係ないようだ。ただの気まぐれっぽい。
最初は、選択肢の中に「テニス部」もあったようだが、あんなきついクラブを選ばず良かったと思う。
私は、中学に入ってバスケット部に入ったが、真夏の蒸し風呂のような体育館での練習の辛さにさっさと諦めて辞めてしまった。そして、ギターを弾きレコードを聴く毎日に没頭していた。
妻はかなり粘り強いタイプだが、根性のなさそうなところは私譲りっぽいので体育会に入らないで良かったなと一安心している。
で、クラリネットを吹いている。なぜクラリネットかもわからない。これも、特に意味はなさそう。
最初の頃、「フォークソング部」に入るならギター教えてやるぞ、と言ったのだが、「え〜ギター重いからやだぁ」。
たぶん、軽いからクラリネットなんだな。。。。。
どんな曲をやってるのかと思ったら、ベニー・グッドマンのメドレーだったりして、ちょっと嬉しかったりする。
それで、ベニー・グッドマンのDVDを買って見せてやったところ、全く興味がないようで、漫画雑誌を読みながら「あ〜はいはい、この曲やってますよ」くらいの反応である。
とても、ジャズに志が傾くなんてことはなさそうである。
たぶん、この「スウィング・ガールズ」見ても駄目なんだろうな。
まあ、彼女は彼女で好きな道にはまってくれれば良いでしょう。
そんな彼女が、ベニー・グッドマンのDVDで目が釘付けになった瞬間。
それは、なんと最後のところのジーン・クルーパーのドラミングであった。
「ねぇ、おとうさん、これ早回ししてるの?」
たしかにマッハの早さだ。
[youtube:http://www.youtube.com/watch?v=j9J5Zt2Obko&feature=related]
ジーン・クルーパー、久々に見たなぁ。
そういえば、こんな「八の字まゆ毛」のドラマー、どっかにいたよな・・・・・。
あ・・・・岡地曙裕・・・・・・・。
愚痴った後は、やはり濃い内容でキメなきゃね。
かの有名な海賊盤レーベル、”Red Lightnin'”。
その中でも最上のオムニバス盤と思われるのが、この”Guitar Star”。
このLPは本当に良く聴いた。
まさに、当時のブルース・ギター少年必須アイテムであった。
フェントン・ロビンソンのパロス録音(もちろん”Somebody loan me a dime”)や、ジョン・リトルジョンの “Bloody tears” はこのレコードで初めて聴いたかもしれない。
フェントンはなんといっても最高傑作。個人的にはもう1曲の収録曲 “Directly from my heart” も甲乙つけがたいほどの出来と思っている。
ジョニリルジョンは当時、アーフリーの”Chicago blues allstars” くらいしか出回っていなかったが、この曲の凄さにはKO負けだ。歌もギターも鬼気迫る名作。
その他、マジック・サムやウェイン・ベネットなどなど、出るわ出るわのコレクターズ・アイテムの山盛り!
タイトルにもなっている、マイティ・ジョー・ヤングの “Guitar star” は60年代終わりの頃の録音。
タイトルも曲も実にかっこいい!
その後、見つけたシングル盤は、ほんとにマイナーレーベル風情。
そういえば、マイティ・ジョーのもう1曲の収録曲、 “Hard times” もいい曲だ。
“Hard times” という歌詞が、どうしても”はぁ〜っちゃん”にしか聞こえなくて、当時ブレイクダウンの服田洋一郎さん(はっちゃん)を思い浮かべてしまいます。