何回か登場する話だが、西荻窪は若いときに良く飲んだ町である。
中央線沿線には美味い店が多いが、西荻は知り合いのレコード店があったので本当に良く通った。
当時の話題はいつかご披露するとして、昨日は年末に予定していて延期になった飲み会。
登場するは旧友でもあり、私にとってフェイヴァリット・ドラマーである岡地曙裕氏。そして、このブログではすっかり御馴染み、御殿場のキッチンドランカーことSABUちゃんである。
西荻窪といえば、北口すぐにあった「眞砂」が懐かしいが、事前にネット検索すると既に閉店していた。
あのローストビーフは旨かった。
当時、北口の「眞砂」、南口の「おふくろ」、これが双璧だった(個人的感想です)。両方とももうないのね・・・・。
17時、西荻窪で集合。
岡地氏の提案でまず蕎麦屋へ向かう。
北口出て西のほうへ数分歩き、「や乃屋」という店へ。
セットものを2点注文して、3人でつっつく。ボリュームはある。
SABUちゃんは早くも焼酎ロックに突入。怖い・・・。
失敗したのは、蕎麦を「つめたいそば」と言わなかったこと。
飲んで喋っているうちに、すっかり汁を吸ってしまった蕎麦。
箸で取るとブチブチと切れる蕎麦を根気良く食す岡地氏。
汁がなかなか出てこない・・・・。
次に向かうは「風神亭」。ここは昔よく飲みに来た店。
当時、「ロンリコ151」というラム酒が置いてあり、松竹谷清氏が3杯飲んで泥酔したという酒である。
これは75.5度(151÷2)という驚異のアルコール度数。冷凍してトロッとするくらいに(度数が度数なので凍らない)しないととても飲めない。
常温で飲むと確実に火を吐くこと間違い無しである。
残念ながら、もう置いてなかった。
この店の名物は「シャシュリーク」という豚肉の塊。
これをテーブルの上で削いで出してくれる。
ちなみにこちらもご覧ください。
これも良く食べた一品、「風神ワンタン」。
昔はもっとアツアツだったような気がするのだが・・・・。
中にピータンが入っている「西荻豆腐」。
さて、この頃になるとSABUちゃんはすっかり絶好調。
御殿場の自衛隊演習場の速射砲以上のスピードで喋り続ける。
しかも眼はかなり血走っている・・・・。
「ねぇねぇねぇねぇねぇ、ウチの娘が岡地って西田敏行に似てるって言ってたよ〜。体型だけだよねえ、ひゃっひゃっひゃっ!
でねぇ、夏はたいてい4時には台所でプシュっとビール開けるわけね。そうそう、飲みながら料理作んのよぉ。
で、出来た頃はこっちも出来上がって寝ちゃうんだけどさあ!ひゃっひゃっひゃっ!
もち、焼酎ロックよお!だけど夜中に喉渇いちゃって、朝起きると枕元にミネラルウォーターのペットボトルが2,3本あったりするわけね。ひゃっひゃっひゃっ!
それでね、娘が言うのよお、岡地のおじちゃんって西田敏行に似てるってね。」
ああああああああああああああああああああああああああああああああああ、
SABUちゃん、またも輪廻し始めました・・・・。
気づくと、もう1時前。
8時間近くも飲んでいた。
SABUちゃんは、8時間近くマシンガントークの連射攻撃だ。
勝てまへん・・・・。
SABUちゃんは偉大です・・・・・。
御殿場土産にボロニアソーセージをいただいた。
この話は後日アップさせていただきやす。
そして最後に、SABUちゃんの大きな背中を。
まだまだ成長を続ける(身長の話ですよ)SABUちゃんの未来は明るいっ!
右前方の岡地さんが小さく見えます・・・。
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