さてさて、久々の正真正銘、音楽ネタだよぉ~。
本日(あ、もう昨日だけど)、祝日と言うことで嫁と次女とで某ショッピングモールへ。
車で約1時間弱。
ここは数年前に自動車メーカーの広大なテストコースであった場所の一部である。
ちなみ私は、このすぐ近くに数年間マイカー通勤していた懐かしい場所でもある。
その開店前に、まずはこちら。
旧勤務地のすぐそばにある某B明堂の工場。
敷地内に売店(結構おしゃれな)があってね、ここに極上のB級品が出回るのよ。
そうそう、「カステラ1番、電話は2番~♪」。
祝日のこの日なんて、午前中に行かなきゃ売り切れ御免とのことで、
話は戻って、モールの中にある楽器屋で1弦のバラを数本と、クレイトンのピックを購入。
そして・・・・・おっ!
なんと”SUN RECORDS” のストラップじゃありませんか!!
3種類あるうちの中で、こいつを購入。
さて、どのギターに使うかな。
SUN RECORDS と言えば、普通の人はエルビス・プレスリーだろうが、このブログを読んでる人は違うよね!
そう、初期の SUN はブルースの宝庫。
ジュニア・パーカーのオリジナル”Mystery Train”、やらハウリン・ウルフやら、ルーファース・トーマス、リトル・ミルトン・・・・・・・。
この30数年前に購入した「706BLUES」。
”706”っていうのは、SUN の住所ね。
前述のジュニア・パーカーの名作も入ってるし、当時このレコードでしか聴けなかったルーファース・トーマスの佳曲2曲(I’m so worried, I’ll be a good day)も良く聴いた。
で、何と言ってもパット・ヘア(Pat Hare)にぶっ飛んだ。
1954年の珍しく本人が歌う2曲が収録。
元々バックギタリストのイメージだが、意外と歌もいい(相当いなたいけどね)。
何にぶっ飛んだかと言われりゃあ、やはりギターでしょ。
まだ、ファズ(ディスト―ションじゃないよ)なんて考案されてない時代、明らかにスピーカーが破れてるギターアンプと見た。。。。。。。
まあ、ジェイムス・コットンのデビュー作”Cotton crop the Blues”のガイキチ・ギターを聴いてる方なら想像つくでしょうが。
この後、マディのバックギタリストに雇われ(1960年のニューポートジャズの映像で映ってるね)ながらも、酒癖悪くクビになり、その後すぐに殺人を犯し(ちなみに、このSUNの録音が “I’m gonna murder my baby”)、終身刑となり1980年に獄中死するまで塀の中だったという不遇のギタリスト。
怖ろしや YOUTUBE !
その、I’m Gonna Murder My Baby です(もちろん音だけね)。
悪そうな顔してるでしょ。
ちなみに、”706BLUES”の裏ジャケに写ってるのは、一番左の下。
もう、お尋ね者の世界。。。。