まさかのスペンサー・ウィギンス ( SPENCER WIGGINS )来日!
4月17,18日の六本木は日本全国からブラックミュージックファンが集結しました。
ビルボードの中は歩けば知り合いに当たる状態。
まあ、年齢層は高いですがね(笑)



それでは、まず個人的な思い出から。
たぶん、世界初のLPが日本のVIVID SOUNDから発売されたのは、私が高校3年生の時。
JAMES CARRの名盤”You’ve Got My Mind Messed Up”と一緒に GOLDWAXレーベルの復刻として出たと記憶している。
(同時発売ではなく、VIVIDの第2弾だったかも・・・)
まだブルース一辺倒でソウルを聞き始めたころだったけど、この2枚には完全にKOされた次第。
1977年かな。ということはGOLDWAXの録音から、まだ10年くらいしか経っていないのか。
あれから既に40年ですが・・・・(汗)





このブログでもだいぶ前にスペンサー・ウィギンスの話は登場しております。

2009年6月27日のブログ

2010年8月30日のブログ

で、この後あたりからビルボードの会場アンケートの「見たいアーティスト」というのに、スペンサー・ウィギンスの名前を書く人が続出した次第です。
私もその中の一人でしたが、待てど暮らせど呼ぶ気配がないので、昨年ののドン・ブライアント来日の時は「バーバラ・リン」なんて書いてしまいましたが(笑)



この時のイタリアライブ映像を見ていたので、もう高音に限界が来ていたのはわかっていましたが、やはり生で聴く声の凄さにはぶっ飛んでしまいました。
弟のパーシーも良いシンガーではありますが、なんで1歳違いの兄弟なのに体格、声質がこんなに違うものかと。
まあほんとに長生きして良かった、じゃなくて長生きして頂きありがとうございました!ってな感じであります。

おまけにティニーさんは鬼籍に入ってしまいましたが、残ったチャールズとりロイのホッジス兄弟が見れたのも幸運です。
ハイ・サウンドは、O.V.ライト、オーティス・クレイといったレコードでよく正座して聴いたもんです。
あ、そういえばO.V.やクレイの時もホッジス3兄弟、来てましたよね。

いわゆる大物の皆さんが殆どいなくなってしまったブルース、ソウル界ですが、永遠に受け継がれてもらいたいもんですね。



2017.04.18. 2nd Stage @Billboard Tokyo

Percy Wiggins
1. Love & Happiness
2. Can’t Find Nobody (To Take Your Place)
3. Look What I’ve Done To My Baby
4. It Didn’t Take Much
5. Book Of Memories
6. Never Found A Girl
Spencer & Percy Wiggins
7. The Dark End Of The Street
Spencer Wiggins
8. Lonely Man
9. Uptight Good Woman
10. What Do You Think About My Baby
11. Old Friend
Spencer & Percy Wiggins
12. He’s Too Old
Spencer Wiggins
13. The Kind Of Woman That’s Got No Heart
14. I’m At The Breaking Point
Spencer & Percy Wiggins
15.Double Lovin’
16.Bring It On Home To Me (Encore)


この投稿は、2017年4月20日 木曜日に、カテゴリー「Blues after hours (ライブ後記の項)」に投稿されました。
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